(00/07/09)

国士館大学記録会

国士館大学記録会
800m 3組 @:2’02”9(62”−61”)
<=社会人ベスト

[全然走らない&調整しない]

春先の記録会で全然走れなかった反省から、結果を求めるのは秋季だ!と位置づけて5月以降「距離練」は捨てて@:「基礎体力」、A:「身体の幹となる部位の筋力アップ」、B:「速い動作作り」を目標として練習プログラムを完全に組み直している。
今回の記録会でも、その通過点としてどの程度の記録を残すことが出来るかをチェックしたいと思っていた。練習でもトライアルやレペ形式のものは殆ど行っていないので具体的なタイムから自分の状態を推測することが出来ないでいた。
ただ、ショートインターバルでの動きが結構良くなってきていたので、去年腰痛を抱えてサポーターでぐるぐる巻きにした状態で走った記録は上回ることが出来るのでは?と勝手に思い込んでいた。


[寝過ごし!?]

前日、東京地方は台風3号が直撃したためチームの練習会は中止。自主練を夜にぱっぱとやってさっさと寝れば・・・良かったのだが。。。
一応、当日は7時30分に起きて朝食だけは摂ったのだが、二度寝してしまい、気付くと8時50分。やっべー!遅刻するやんけ。レースは11時過ぎから。国士館まで1時間はかかるのに・・・
ピンチである。速攻、出発。


[即席アップでスタート]

なんとか国士館グランドに出発45分前に到着する。チームの面々と合流してちゃっちゃとアップをする。
大学主催のこぢんまりした記録会なので、コールが5分前に現地で1発だけであることが救いだ。それに、台風一過とっても良い天気♪であったので、長くアップするには耐え難い程の熱気である。組は速い方から3番めの組。同じチームの仲間も一人一緒だ。負けられない。


[レース〜なんすか?っちゅう程のスロー]

同じ組になった仲間とは、800で直接一緒に走るのは初めて。2年前に400を一緒に走った時には1秒以上差を付けられたスピードタイプのランナーである。持久系の自分との勝負で「負けられない!」と思っているのは向こうも同じだろう。
さて、スタート。自分は一番外だったのでコーナーを駆けながら内を伺うように見るが飛ばしてくる選手はいない。全員がほぼ一団になってバックストレートを走る。4番手から、インへ切り込んで3番手へ。前は2人が壁になっていてすーっと出ることが出来る状態ではない。でも、【楽ちん】なの♪不思議な位。
俺って、めっちゃ調子ええんちゃうん?
調子に乗りつつ周回を迎えると、先に走りおわった仲間が衝撃的な事を叫んでくれた。” 62っすよー!”
おせー、超おせぇー。1500やんけー!
走りながら、自分でつっこみを入れる。さすがに前もペースを上げるが、自分の中でのあせりはそれ以上。バックストレート手前でちょっと外に出て一気にトップに出る。もう勝負とかそんな問題じゃない。何をしにここまで来たのか分からんやんけ!という気持ちで一杯だった。前半の余裕がそうさせたのかも知れない。600の通過は、1分30秒台というから、ここまで28秒台で行ったことになる。(これは、後で聞いた)
ラストの直線!走り切れるか − でも脚が止まりそうになる。腕で、腕でえええええええええ(もがく、もがく)
ゴール、はぁー。やっとだ。


[結果を振り返って]

ゴール直後、仲間がほぼすぐ後ろだったことに気付いた。やはりラストの直線で追い込まれたようだ。
前半のスローが頭にあったので、「ゴールタイムは4秒くらい?」と仲間に尋ねると、タイムを測ってくれた仲間が、「いえいえ、もっと速いですよ。前半が61"8で後半が60"6くらいですね。」と言ってくれた。そうすると、2"02"4なのかな?うーむ。走れてしまったようだな。社会人ベストではないか。
結局、正式計時は2秒4ではなく2秒9になってしまったが、社会人ベストを出すことが出来たことに変わりは無い。
ここまでやってきたことが間違っていなかったことが確認出来たことが嬉しい。身体も出来上がりつつあることだし、夏は走るぞぉ!