11月25日(日) つくばマラソン
1330位 3:32:24 [ 公認レースは初 ]
距離 通過 通過 5km/25km 21:43 1:55:58 [33:07]10km/30km 42:14 [20:31] 2:25:21 [29:23]15km/35km 1:02:31 [20:17] 2:55:54 [30:33]20km/40km 1:22:51 [20:20] 3:21:41 [25:47]Half/Goal 1:27:18 3:32:24
11月末のつくばマラソン出場を決意したのは、8月後半の頃だった。7月末から暫く個人的に色々揺れ動いていたことを振り切りたい、というのが最初の動機であり、また春先から再開した練習も、無事「そこそこ」こなせていた事が自分に対する裏付けにもなっていた。【またしても、の失敗】
トラックの試合には間に合わないペースでしか身体を整えられていなかった事もあり、どうせロードレースを目標にするなら、秋口でマラソンを走っておこう! −この発想に至るまでは大して時間がかからなかったと記憶している。
その後、9〜10月の練習は無難にこなせていた。5000m x 3や2日連続の30km走、踏んだ距離の総合計は威張れるものではないが、練習全体の流れ自体はソコソコだった。しかし、11月3日にやった35km走の翌週、練習中とつぜん左膝に激痛が走りまともに歩くことすら厳しい状態になってしまった。【当日は、無茶苦茶!】自分の頭の中では、練習量や頻度・ペースにめりはりを付けることでそれほど疲労を残していなかったつもりだったが、やはり身体に対するケアが足りなかった、としか言えない。結局その日からレース当日までは「おそるおそる」の状態でしか過ごすことができず、取りあえずJOGで痛みは感じない程度まで回復させただけで当日を迎えてしまった。
自分を応援してくれている人や、今回のレースのためにわがままを言ってしまった人のために、兎に角スタートラインまでは行こう。逃げることだけはいやだ。−そう思って筑波大学に乗り込んだのでした。
@:レース前半とにかく、どれだけアップをしても脚の不安はなくならない。完全に痛みが去った訳ではなく、サポーターを巻いていないと少し痛いのは事実なのだ。A:中間点で
今日のレースを前に、自分で決めていた事は、『痛くなったら、すぐ止める』だった。スタートして5kmまでは、膝の状態を見たいと思ったので非常にゆっくり走り出した。当日のコンディションは非常に良く、晴れの上に風が無い。少し暑い位かも知れない。自分の状態が良ければ、と少しくやしいが、それ以上にくやしかったのは『ゆっくり』走っているはずなのにいきなり左膝が痛かったことだった。無茶だけは、しない・・・
結局、自分の決心はどこへやら。最初から少し無理をした状態でレースを進めるしかなかった。気温が暑すぎたせいか、それとも無意識の内に膝をかばう走りをしてしまったせいか・・・B:そこから、暫く膝が壊れるよりもずっと早く、予想外にも左足の裏に違和感を感じ出してしまった。ソックスがぶよぶよする感覚もある。最悪、もうマメが出来そうだ(まだ10km過ぎやのに!)。ペース自体はキロ4分を少し越える程度で非常にらくちんに走っていたのだが、左膝の痛みと左足のマメ。もう最悪である。とりあえず、中間点まで行ってやめよう。固く決心して、中間点を目指す。
中間点、通過。女子選手の3位と一緒の集団だ。中間点で時計を止め、歩く。後ろにいるチームメイトに声援を送るためだ。それに中間地点に収用車が止まってなかったので、探さないと!と思っていた。C:結局、ゴールへ
暫くして、I尾さんが、続いてO澤さんが歩いていた自分を追い抜いていった。I尾さんは、とてもびっくりした様子で振り向いていた。そりゃそうだろう、歩いている選手からそんなに元気な応援をもらったら・・・(苦笑) さて、片方の目的を果たしたので次なる目的 − 収用車を探さないと。しかし、無い。ない、ないのである。
収用者らしきバスなんてどこまで歩いても無い!
その上、ゼッケンを付けて歩道を歩いていると応援してくれている地元の方々の視線がなんと冷たいのでありましょう。止む無く、大会役員のいる所までJOGすることと方針を変更した。あぁ、もう。最低!さて、JOGをしようとするも、10分以上歩いていたせいか、歩く前まではそんなに気にならなかった左膝の痛みがずいぶんひどい。とぼとぼしか走れない。情けない。数百メートル先の交差点まで、なんとかたどり着き交通規制をしてくれていた警官に聞いてみた。私) 棄権したいんですけど、収用車がどこにあるか知りませんか?このやりとりがあって、約1km先の給水所で。
警官A) 自分は知らん。関門の大会役員しか知らないんじゃないか?
警官B) 給水所の役員でも知っているかもしれないよ。聞いてごらん。私) 棄権したいんですけど、収用車がどこにあるか知りませんか?30kmの関門で。
役員) 知らないね。
補助員) 知りません。私) 棄権したいんですけど、収用車がどこにあるか知りませんか?もう、最悪である。膝は痛いし、マメもひどい。
補助員) ここには、無いですね。
しかし、「先に行けばきっと分かる」と言われ続けたお陰(?)で30km地点を過ぎてしまい、もう完全に諦めの境地に至ってしまった。ここまで来たら、完走した方が早いわ・・・さんざんな、つくばマラソンでした。