(99/04/25)

今季初のトラックレース出場!

新日本スポーツ連盟・春季東京大会
4月25日(日曜)
駒沢オリンピック公園競技場

 9:45 1500m予選 A    4’27”5 <70"1-2'22"7-3'35"9>
11:10 5000m決勝 16位 17’06”6 <3'14"1-6'34"1-10'05"4-13'46"5>
13:40 1500m決勝 H    4’23”9 <65"6-2'16"1-3'29"4>

1.レース前のコンディション

4月に入ってから、携わっているプロジェクトが本格的な立ち上げ時期に至ったことから、前半はともかく中盤から全く練習出来なくなってしまった。
14日に 2000-1000-600 のレペをした後は、土曜日の出勤ランで8kmジョグしただけ。それ以外は土日の区別無く全て出社で、退社は平均して午前2時。陸上どころでは無くなった。精神的にも、相当ストレスが溜まっているので、兎に角「気晴らし」だけの意味でも良いから、参加しようと思っていた。
レース前日も出社。
上司から「顔色悪いぞ、明日は休め」 − と言われて、喜び勇んで駒沢に向うことにした。


2.当日、朝

なにせ、眠い。それも当然、4時間しか寝ていない。
会社に出るなら、まだ寝ていられる時間に起きて朝食を摂る。眠い。眠いが、9時前にはアップを始めないと話にならん。
バタバタの内に自室を出て、駒沢に予定より少し遅れて到着。


3.トラックに立つ

【1500m予選】−私は3組。4組×3着プラス3である。
練習不足の不安から、兎に角4〜5番手に付いて、ラストで着順を取りに行くレースを心がけた。アンビバレンスのメンバーからは「予選通過、大丈夫か?」と心配されたが、ペースも遅く、余裕があったため焦りは無かった。
ラスト100mで2番に上がり、後方を確認してゴール。タイムは問題では無く、次のラウンドに進むためだけのレースだった。


4.修行?のレース

【5000m決勝】
1500mの予選が終わった後は、意外な程に身体がだるかった。
何しろダウン・アップをする気力すら無いのだ。
仕方なく、うろうろ歩き回りつつ、最終コール直前にぴりっと100m程の流しを2、3本やって終わり。1500mの決勝もあることだし、体調も悪いのでスパイクではなくロード用のレースシューズで参加することにした。
いざレースになると、最近の不摂生を象徴する走りだった。中盤の粘りが全く無く、ラストの切れも無い。京都シティハーフの途中ラップより遅いなんて、恥ずかしくてやってられない。
5000mのレース後、一寸横になって休む。その後、音楽を聴きながら集中。学生時代は、集中したら周囲から「怖い」とまで言われたが今はそこまで集中する場面じゃない。あの頃はインカレだ、駅伝だ、とそのために長い期間かけて準備した作品を発表する、楽しく同時に(自分にとっても)恐ろしい場だったのだ。
【1500m決勝】
5000mを走りおわったというのに、意外な程疲れが残っていなかった。尤も4時間の内に3レースであるから精神的に結構参っていたが。しかしアンビバ中長の一員として、何とか下位入賞くらいはしなければ!という なんだか義務感みたいなモノに囚われていた。
いざレースはハイペースで始まった。最初の1周で先頭は61秒の通過。自分は第二集団後方に付ける。最初のもくろみは、7〜8番手でずっと走ってラスト300で行ければ!というものだったが、予想外にレベルが高い。800あたりでようやく8番手に上がるが、7位までが集団になってずーっと前。追っても、追い切れない位置だ。
結局、ラストで一人かわされて9位。後半失速した分記録は芳しくなかったが、少なくとも前半の走りには満足できた。全く練習できず、直前1週間は仕事で半分徹夜・ストレス一杯・練習不足(というより、全くしていない)・・・ という状態でこれだけ走れれば良しとせねば。


6月になれば、仕事も多少落ち着くだろう。秋には是非、いい結果を残したい。