(99/05/23)

第16回 藤沢市陸上競技大会

第16回 藤沢市陸上競技大会
5月23日(日曜日)・晴
神奈川県営陸上競技場(善行)


一般・男子 1500m決勝 @ 4'16"2 【 社会人Best
<65"3-2'16"0(70"7)-3'10"8-3'27"9(71"9)-4'16"2(48"3/Last 65"4)>

1.レース前のコンディション

前回の新体連東京大会(=4/25)と比較して、仕事が割合マシになったことから睡眠が十分に取れていたこと、ある程度継続して練習を積めていることから、前大会の決勝でつかんだ「いい感じ」の走りを出来れば実現したいと思っていた。
2.この大会の位置付け
とは言うものの、この大会は公認ではないので、まぁ「練習の一環」という位置付けだった。だからこそ1500mと5000mの2種目にエントリーもしたのだ。

冬期練習はそこそこ充実していたものの、春先に業務がバーストして4月はほぼ完全に練習できない状態だったので、記録的な期待はあきらめていたのだ。スピード練習・走り込み共に不十分という状態ではシカタガナイ・・・

しかし、所詮は未公認大会。去年も藤沢で開催された大会ではスローペースで推移してラスト250からのスパートで優勝していることだし、まぁ何とかなるだろう。
練習不足だし、取りあえず1100mまで先頭に付いていってラスト400mでどれだけペースを上げられるか、の練習にしよう。

・・・こんな事を考えながらアップをしていました。当然のように、身体は重い訳です。
3.レース展開
一般男子1500m決勝。12:25スタート。
この日の東京地方は結構いい天気で気温も高く、1500位までならNiceなコンディションと言えるだろう。
号砲と共に12人の選手が飛び出すものの、意外な程にペースが速い。
あれっ?置いていかれる(マズイ・・・)」
この程度の大会であれば、全く無理なく走って先頭集団に付いて行けると思っていたのに、先頭4〜5人が す〜っ と前に行ってしまう。バックストレートが切れるあたりでやや無理に先頭に付く。ホームストレートに出た時点ではまだ30秒たったかどうか。
「おいおい、1周め60秒位で行ってまうで!」
さすがに先頭の選手もびびったか、ホームストレートでペースがやや落ちる。300を47秒前後で通過する。この時点で余裕を持って4番手あたりに付ける。先頭集団にはどこかの中学校の顧問をしている先生でもいるのか、スタンドからの応援がすごい。
「Go!Go!Let’s Go! Let’s Go!先生」
「先生、ファイトぉ」
あーもー。やかまし。 f(^^;

こういう周囲の状況が冷静に分析出来るということは余裕があるんだろうな。そう感じながら先頭は400mを63秒で通過。結構マジメな1500のレースだ。でも前に2人+右に2人。完全にブロックされていて自由に動けない。

「まぁ、レースが動く時には無理矢理押しのけて行くか」
このままジリジリペースを落としながらもレースは動かない。800を2分14秒で通過し、1000を越えてホームストレートに。自分は相変わらずインコースにブロックされている。
「絶対ここで誰かが動く」
1500を18年も走り続けているカンか?すっ とインコースからアウトを伺ったその時に、大柄な選手がぐいっと前に出た。1100通過。明らかにペースを上げている。自分以外の選手は対応できなかったみたいだ。
1200を3分27秒で通過。直後に自分。
果たしてこの大柄にぃちゃんの力量はどの程度か分からないが、自分のイメージではラスト400で行くつもりだったのだから、バックストレートでいかなければ − 男じゃない!
うりゃ
1200のラインを越えるや、無理矢理先頭へ出る。瞬間、後方を伺うものの前に出た以上後は知ったこっちゃ無い。バックストレートは自分で書くのもなんだが、快走!コーナーを越えてホームストレートに出たら・・・ 
うわっ! ごっつ向かい風やんけ!
結局ラストでやや失速してしまい、ラスト300を48秒かかってしまったが2位には2秒差を付けることが出来た。
4.レース結果・自己評価
結局レース前の目論見通り(?)最後の最後まで人のふんどしで相撲を取ったので、折角のいいペースを最後まで活かすことが出来なかったが、一応社会人ベストで優勝することが出来た。
レース後も余裕があったし、レース中も余裕があったレースなので、これは7年ぶりの4分ヒトケタも不可能ではないのでは?!
なんて景気のいい予想も出来る程だ。

しかし反省はラストの弱さ。前半余裕を持っていた割に48秒はかかり過ぎだ。
これから800系のスピード強化を図って秋のシーズンには力強いレースをしたい。

そして、これから当面はレースの予定なし。
基礎体力から鍛え直しだ。