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(990730)DNガラン結果速報

(990725)南部記念陸上/男子走り幅跳びで渡辺が日本歴代4位

(990723)ドーピング陽性、ピッピヒ処分禁止要求か?

(990723)国際陸連、アマの文字削除も

(990723)ミズノ勢、世界選手権へ向けて会見

(990723)伊東「欧州転戦、収穫アリ」帰国

(990718)伊東10秒27で5位

(990718)世界ユース選手権、男子4x100リレーで銀

(990718)世界ハーフ、早田らを派遣

(990718)野口、ハーフマラソンで大健闘の2位

(990716)マラソンのピッピヒ、薬物使用「クロ」裁定

(990716)アンハルト99結果速報

(990713)鈴木博美、世界陸上正式辞退

(990713)女子5000メートルで上野が金/ユニバーシアード

(990712)ユニバーシアード/男子1万で三代直樹が銀

(990711)五十嵐が初優勝…JALマラソン

(990710)和泉が800メートルで優勝/パペンダル・ゲームズ

(990706)伊東M・ジョンソンと対決

(990703)欧州遠征速報

(990704)ドボルザーク、10種で世界新

(990703)ユニバ代表、欧州遠征速報

(990703)関東学生個人選手権

(990702)伊東10秒06、世界選手権に弾み

(990701)男子マラソンチームが五輪コースを下見

(990630)佐藤清治/欧州へ武者修行
 


- Contents -
 

◆DNガラン結果速報

DNガランは7月30日、スウェーデンのストックホルムで開催され、男子100mでは新世界記録保持者のモーリス・グリーン(米国)が相変わらず好調で9秒87をマークして優勝した。一方400mでは第一人者のマイケル・ジョンソン(米国)がレース途中で右足を痛めて棄権した。10000mでは高岡寿成(鐘紡)が27分58秒01で5位と健闘した。瀬戸智弘(鐘紡)は28分36秒56で15位。
女子200mはマリオン・ジョーンズ(米国)が22秒07で快勝した。5000mに出場した弘山晴美(資生堂)は15分33秒70で16位と奮わなかった。


◆南部記念陸上/男子走り幅跳びで渡辺が日本歴代4位

世界陸上選手権(8月、スペイン・セビリア)の日本代表壮行試合を兼ねた第12回南部忠平記念は25日、札幌市の円山競技場で行われた。
男子走り幅跳びで渡辺大輔(ミズノ)が6回目に日本歴代4位となる8メートル12を跳び、優勝した。日本陸連の世界選手権派遣標準記録(8メートル10)を上回ったため、新たにこの種目3人目の代表として選手団に追加されることが決まった。これで代表選手は男子28人、女子19人の計47選手となった。日本記録保持者の森長正樹(ゴールドウイン)も8メートル09を跳んで復活をアピールした。ハンマー投げは室伏広治(ミズノ)が5投目に自己の日本記録にあと11センチと迫る78メートル46をマークして圧勝。
世界選手権女子四百メートルリレーに出場するメンバーがそろった女子百メートルは、坂上香織(ミキハウス)が11秒73で3連覇を果たした。女子5000メートルは、前回の世界選手権女子マラソン優勝者の鈴木博美(積水化学)が中盤から宮崎安澄(積水化学)、高橋千恵美(日本ケミコン)らを一気に突き放し、15分30秒43で制した。女子棒高跳びでは小野真澄(CFA)が4メートル10で優勝、自己の持つ日本記録を更新する4メートル25に挑戦したがクリアーはならなかった。

◆ドーピング陽性、ピッピヒ処分禁止要求か?

ドーピングで資格停止処分が確定した女子マラソンのウタ・ピッピヒ(ドイツ)は、ドイツ陸連の処分を受け入れず、裁判所に処分の禁止命令を求める可能性を示唆した。
ピッピヒは昨年4月、筋肉増強剤テストで陽性反応を示した。現在まで潔癖を主張しているが、ドイツ陸連の法務部会が16日、薬物の使用を結論付けたため、2000年4月22日までの停止処分が確定していた。
◆国際陸連、アマの文字削除も
国際陸連(IAAF)が、現団体名である「International Amateur Athletic Federation」から「アマチュア」の文字を削除するという可能性が出てきた。
来月行われる世界陸上開催前の総会に向けて、米国陸連が提案したもの。23日までに日本陸連に届いた議案書で明らかになった。
◆ミズノ勢、世界選手権へ向けて会見
8月にスペインで開催される世界陸上に出場するミズノ所属の5選手が23日、都内で会見した。ハンマー投げ日本記録保持者の室伏広治(24)は「具体的な目標はない。本番で全力を出し切ることだけを考える」と話した。
男子400mの田端、110mHの谷川、走幅跳の田川、女子走高跳の今井は、自己記録更新への意欲を見せていた。
◆伊東「欧州転戦、収穫アリ」帰国
男子100m・200mアジア記録保持者の伊東浩司選手(29=富士通)が23日午後、成田着の航空便で欧州遠征から帰国した。先月25日の出発から約1ヶ月に亘る単身の転戦で、ゴールデンリーグ2戦を含む計6レースに出場。ローザンス国際の100mで10秒06をマークするなど収穫もあったが、エージェントを持つ外国勢とは違い、自分でスケジュール管理などを行わなければならず、精神的な疲労が重なったのか後半はコンディションを崩して苦戦、出発時は首位タイだったグランプリポイントでも3位に転落した。
それでも伊東自信に落胆の色はなく、
「世界のトップ選手たちに名前と顔を覚えてもらえたのは収穫。肌で感じたことを大切にしたい。」と気持ちを新たにしていた。
今後は8月20日開催の世界選手権(スペイン.セビリア)に向けて国内で調整に入る。
◆伊東10秒27で5位
フランスのニースで開催された陸上の国際大会、ニカイア国際の男子100mでアジア記録保持者の伊東浩司選手が10秒27で5位に終わった。レースを制したのはレナード・マイルズミルズ(ガーナ)でタイムは10秒12。男子200mはフランク・フレデリクス(ナミビア)が20秒09で勝った。
◆世界ユース選手権、男子4x100リレーで銀
第1回世界ユース選手権2日目はポーランドのビドゴシチで開催され、男子400Rで日本(田原?北村?金子?大前)が40秒14の高校新記録をマークして2位に入り、今大会初のメダルを獲得した。従来の記録は添上高校(奈良)が1994年に出した40秒23、添上高の記録は単独チームの最高記録として残る。また、優勝はジャマイカで40秒03だった。
その他、男子棒高跳の井村俊雄(明石商.兵庫)は4m95で4位、女子4x100mR(細川?高橋?牛原?岡山)は46秒51で5位だった。
◆世界ハーフ、早田らを派遣
日本陸連は18日、世界ハーフマラソン選手権(10月3日/イタリア.パルレモ)に出場する日本代表の男女各5選手を次の通り発表した。
▽男子
早田俊幸(ユニクロ)、手塚利明(アラコ)、小林雅幸(三井海上)、油谷 繁、尾方 剛(中国電力)
▽女子
野口みずき(グローバリー)、土佐礼子(三井海上)、松尾里美(十八銀行)、片山弘美(NEC九州)、佐々木律子(横浜銀行)
◆野口、ハーフマラソンで大健闘の2位
札幌国際ハーフマラソン(18日・札幌円山競技場発着、21・0975キロ)
女子は、大阪国際マラソン2連覇のリディア・シモン(ルーマニア)が大会新の1時間8分51秒で優勝。新鋭の野口みずき(グローバリー)が2位に食い込む健闘を見せた。注目された鈴木博美(積水化学)は5位。
男子は、18歳のジョン・カーニー(平成国際大)がやはり大会新の1時間1分32秒で制するなど、5位までを国内外のケニア勢が独占。日本人では早田俊幸(ユニクロ)の6位が最高だった。
(スタート時の気温25度、湿度68%)
[結果−男子]
ジョン・カーニー(平成国際大)1時間01分32秒=大会新記録
ワコ(スズキ)1時間01分46秒
ドゥング(本田技研浜松)1時間01分49秒
ジェンガ(ヤクルト)1時間02分14秒
コスゲイ(ケニア)1時間02分34秒
早田(ユニクロ)1時間02分35秒
[結果−女子]
リディア・シモン(ルーマニア)1時間08分51秒=大会新記録
野口(グローバリー)1時間10分01秒
山口(天満屋)1時間10分04秒
宮崎(積水化学)1時間10分28秒
鈴木(積水化学)1時間10分33秒
土佐(三井海上)1時間10分59秒
◆マラソンのピッピヒ、薬物使用「クロ」裁定
ドイツ陸連の法務部会は16日、ボストンマラソンで3度優勝した強豪、ウタ・ピッピヒ(ドイツ)が筋肉増強剤を使用していたことに疑いはない、と結論付けた。ピッピヒの資格停止処分が確定し、期間は昨年4月23日から2000年4月22日までとなる。
ピッピヒは昨年4月のドーピング検査で筋肉増強剤に陽性反応を示したが、ビールス性感染症を治すための薬によるものと主張していた。今後五輪や世界選手権に出場するつもりはない、というピッピヒだが無罪を主張、スポーツ調整裁判所(CAS)などに提訴する可能性もある。
◆アンハルト99結果速報
陸上の国際大会、アンハルト99は16日、ドイツのデッサウで行われ、男子1500mで高岡寿成(鐘紡)が自己新の3分40秒20で4位に入った。注目の佐藤清治(佐久長聖高.長野)は3分40秒51で6位だった。
男子800mに出場した和泉憲昌(自衛隊体育学校)は1分51秒44で10位だった。
◆鈴木博美、世界陸上正式辞退
女子マラソンの鈴木博美(30=積水化学)が13日、今年8月の世界選手権(スペイン・セビリア)出場辞退を正式に表明した。
鈴木は同日午後、1カ月半にわたる米国合宿から帰国。前回大会覇者の権利で出場権が与えられている世界選手権出場に関し、到着の成田空港で「頭の中では東京で走るつもり」とシドニー五輪代表選考レースとなる、今年11月の東京国際女子マラソンに照準を合わせるため世界選手権は辞退する意向を表明した。これまで小出義雄監督(60)ら関係者も出場回避を示唆していたが、最終結論は米国合宿後の鈴木本人の意思にゆだねられていた。
米国合宿を「監督から6、7割の仕上がりと言われたように本調子ではないけど、与えられたメニューはこなせたし大きなケガもなかった」と振り返る鈴木。18日には札幌国際ハーフマラソンに出場するが、それも約2年ぶりとなる11月のフルマラソンに向け「いい流れをつかむ確認のためのレースにしたい」と明確に位置づけている。
◆女子5000メートルで上野が金/ユニバーシアード
第20回ユニバーシアード夏季大会最終日は13日、スペイン・マヨルカ島のパルマで行われ、陸上女子5000メートルで上野理恵(積水化学)が15分51秒24で優勝した。加納由理(立命大)は16分11秒15で6位。男子400メートルリレーの日本は5位だった。
大会を通じての日本のメダル獲得数は、金11、銀13、銅18の計42個。総数では2年前の第19回大会(イタリア・シチリア島)を9個上回ったものの、金メダル数は逆に3個下回った。

 

◆ユニバーシアード/男子1万で三代直樹が銀

第20回ユニバーシアード夏季大会第10日は12日、スペイン・マヨルカ島のパルマで行われ、陸上の男子1万メートルで三代直樹(富士通)が29分39秒14で銀メダルを獲得した。柔道の男子団体(小見川、安達、窪田、斉藤、猿渡)は銅メダルだった。サッカーの日本は、ナイジェリアとの13位決定戦に臨み、1―1(前半0―1)からのPK戦を3―1で制した。
最終日の13日は、陸上9種目の決勝が行われる。
◆五十嵐が初優勝…JALマラソン
JALゴールドコーストマラソンは11日、豪州のゴールドコーストで行われ、女子は五十嵐ひろみ(ホクレン)が2時間35分19秒で初優勝し、日本選手として5年ぶりの優勝を果たした。大会記録保持者の浅井えり子(文教大職)は2時間52分48秒で8位。男子はフレッド・キプロプ(ケニア)が2時間14分2秒で2年連続制覇。日本選手は2時間26分40秒で10位の山本恭規(ユタカ技研)が最高。
◆和泉が800メートルで優勝/パペンダル・ゲームズ
陸上のパペンダル・ゲームズは10日、オランダのパペンダルで行われ、男子800メートルで和泉憲昌(自衛隊)が1分50秒13で優勝した。同1500メートルは佐藤清治(長野・佐久長聖高)が3分41秒0で3位、高岡寿成(鐘紡)は3分41秒3で4位。同5000メートルは瀬戸智弘(鐘紡)が13分43秒89で5位に入ったのが最高だった。
(※このニュースは朝日の外電をそのまま転載していますが、和泉選手によると”実際は優勝していなくて、3組ある内の1組めでトップだったが本当の優勝者は3組めのトップで1分44秒台だった”というのが真相のようです。新聞の外電なんて、そんなモンなんですね。何にせよ、和泉選手お疲れ様です。次はBestを出して下さい!)
◆伊東M・ジョンソンと対決
再び世界記録保持者に挑戦だ!
陸上男子100メートル(10秒00)と200メートル(20秒16)でアジア記録を持つ伊東浩司(29=富士通)が7日(日本時間8日未明)、イタリア・ローマで行われる国際GPシリーズ「ゴールデン・ガラ」で、200メートルの世界記録保持者マイケル・ジョンソン(31=米国)と走ることになった。同レースにはジョンソン、トンプソンら6人がエントリーされ、GPポイント2位の伊東が再び世界一流の胸を借りるチャンスを得た。
伊東は今月2日のローザンヌ国際でも、100メートルで世界記録保持者のM・グリーン(24=米国)らと走り10秒06をマーク。世界トップ級と走った貴重な経験が収穫になった。ジョンソンは3年前のアトランタ五輪で400メートルと合わせ2冠達成。200メートルでは19秒32の世界新を出し、来年のシドニー五輪での引退を表明している。

 

◆欧州遠征速報

3日、パリ郊外のサンドニで行われた国際競技会で、男子ハンマー投げの室伏広治選手(ミズノ)は76m90で5位に入った。女子10000mでは高橋千恵美選手(日本ケミコン)が31分41秒71の好記録で5位、田中めぐみ選手(あさひ銀行)は32分53秒42を要し12位に沈んだ。
3日、ポルトガルで開催されたマイーア国際競技会で男子5000mに出場した花田勝彦選手(SB食品)は自己記録を更新する13分23秒49で2位に入った。平塚潤選手(SB食品)は13分57秒73で13位だった。3000m障害の山本豪選手(SB食品)も8分36秒32と自己記録を更新して4位と健闘した。


◆ドボルザーク、10種で世界新

チェコのプラハで開催されたヨーロッパカップに於いて、T.ドヴォルザーク選手はD.オブライエン選手が保持していた8891点の世界記録を100点以上更新する8994点の世界新記録で優勝した。
今大会絶好調のドヴォルザークは10種目中何と7種目に自己新で、夢の9000点にわずか6点に迫る快進撃だった。
◆ユニバ代表、欧州遠征速報
ハンガリーのブダペストで行われた国際競技会には、ユニバ・パルマ大会代表の一部が出場し、男子走幅跳で寺野伸一選手(日大)が7m69で3位、女子三段跳では花岡麻帆選手(三英社)が13m03で3位に入った。男子長距離の三代直樹選手(富士通)は1500mに出場し、3分42秒54で5位に入った。
◆関東学生個人選手権
今年赤丸急上昇中の新妻拓弥選手(東京大学)が9分9秒73で見事優勝を飾った。
◆伊東10秒06、世界選手権に弾み
男子100メートルで10秒00のアジア記録を持つ伊東浩司(29=富士通)が2日、スイスで行われたローザンヌ国際に出場した。決勝では世界記録保持者モーリス・グリーン(24=米国)はじめ、世界トップ級に交じって10秒06で6位に食い込んだ。優勝はアト・ボルドン(24=トリニダードトバゴ)で9秒86。3位までが9秒台とハイレベルのレースでもまれた伊東が、8月20日開幕の世界選手権(スペイン・セビリア)に向けて絶好の弾みをつけた。
◆男子マラソンチームが五輪コースを下見
男子マラソン・ナショナルチームが1日、2000年シドニー五輪のマラソンコースを下見した。

先月中旬からオーストラリア国内で行っている強化合宿の一環で、ナショナルチームとしては、五輪コースの最終チェック。「アップダウンがきついタフなコース。難しい条件だが、選手が来年ここで走りたいと思い、練習の目標をつかんでくれれば」と宗茂・旭化成監督は、下見の目的を語った。
コースの最大の試練は、スタート直後の長い下りと、後半二十七キロ地点からのアップダウンの連続。粘り強く走り抜く脚力が要求される。バスでコースをたどった後、一行はゴール地点となるホームブッシュベイのスタジアム・オーストラリアを客席から“視察”。

「五輪は今まで夢だったが、スタジアムを見ると実感がわく。アップダウンも、気になるほどではない」と三木弘(旭化成)。
選手たちは来年の本番に思いをはせながら、意欲を高めていた。

◆佐藤清治/欧州へ武者修行
男子中距離界のホープで世界陸上代表の佐藤清治(18=佐久長聖高3年)が30日午前、関西空港から“武者修行”の欧州遠征に出発した。佐藤は1500メートルで今年5月、22年ぶりの日本記録更新に0秒25と迫る3分38秒49の日本歴代2位のタイムをマーク。6年ぶりの世界陸上高校生代表に選ばれた。欧州では4レースに出場予定。左アキレスけん痛のため渡欧を危ぶむ声もあったが、世界一流の走りを肌で感じるのも勉強という、関係者の判断で出発した。8月の高校総体、世界陸上に向けた“ミニ合宿”の意味合いもあり、1回り成長しての帰国(7月下旬)が楽しみだ。
Linkの頁にある、和泉憲昌選手(自衛隊体育学校)も同じタイミングで欧州遠征へ。最近注目度合いを回復しつつある男子中距離ですが、高校生に番を張らせていてはいかんです。実業団選手、頑張れ!