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(990930)1日から日本選手権/シドニー五輪代表選考会を兼ねる

(990929)米・五輪委員会/ドーピングに関する独立機関を設立へ

(990928)犬伏、次レースは東京国際

(990927)川崎市/中学陸上大会で集計ミス、幻の優勝に

(990926)女子3000mでまたも高校新

(990926)ベルリン・マラソン、ロルーペが世界最高。犬伏孝行は日本最高記録で2位

(990923)川鉄千葉が今年中で休部へ

(990918)英国名門「アキレス・クラブ」と早大が71年ぶり対抗戦

(990915)国際スーパー大会/男子100mでグリーンが優勝

(990914)日本陸連/強化合同会議を開き、シドニー五輪対策を協議

(990912)猪狩、学生新で400障害制す

(990909)市橋有里帰国「今度は金を」

(990907)伊東/欧州最終戦5位

(990902)スーパー陸上/出場164選手発表


- Contents -

◆1日から日本選手権/シドニー五輪代表選考会を兼ねる

第83回日本選手権は10月1日から3日間、静岡市の草薙総合運動場陸上競技場で男女37種目が行われる。来年のシドニー五輪代表選考会を兼ねた大会。8月の世界選手権セビリア大会(スペイン)では、マラソン以外の種目で不振が目立った日本選手だが、この大会でどれだけ巻き返せるかが注目される。
[男子の注目]
短距離の伊東浩司(富士通)は、アジア記録を持つ百メートルと二百メートルに出場する。重圧がかかった世界選手権では両種目とも本来の力を発揮できなかった。優勝が確実視される今大会では、好記録をマークしたいところだ。だが、百メートルで10秒00をマークする快挙を達成した昨年12月のバンコク・アジア大会以来、欧州グランプリ、世界選手権など高いレベルの試合が続いており、疲労の蓄積が気がかりだ。
四百メートル障害は、山崎一彦(デサント)を中心にした争い。世界選手権で準決勝敗退の山崎は、今月15日の国際スーパー大会で優勝し、復調のきざしをみせている。日本学生対校選手権を制した為末大(法大)らがどこまで追い上げられるか。
ハンマー投げの室伏広治(ミズノ)には今季、まだ達成できていない日本記録更新の期待がかかる。
走り幅跳びは今季、8メートル台に突入した若手の田川茂と渡辺大輔(いずれもミズノ)が接戦を演じそうだ。
千五百メートルは、日本歴代2位の記録を持つ佐藤清治(長野・佐久長聖高)に、柴田清成(ヤクルト)らが挑む。
[女子の注目]
女子は、長距離の争いが興味深い。
一万メートルは、世界選手権4位の弘山晴美(資生堂)、同5位の高橋千恵美(日本ケミコン)の対決。
五千メートルでは世界選手権代表の若手、藤永佳子(長崎・諫早高)らの走りが楽しみだ。
百メートルと二百メートルでは、今季好調の新井初佳(ピップフジモト)が自分の持つ日本記録更新をめざす。



◆米・五輪委員会/ドーピングに関する独立機関を設立へ

29日付の米紙ワシントン・ポストによると、米国オリンピック委員会(USOC)がドーピング(禁止薬物使用)に関する独立機関を外部に設立、検査などを一任する方針を固めた。ヒブルUSOC会長が同紙に語った。10月の理事会で承認されれば、来年3月に設立、5月から稼働させる予定。検査に関する中立性を高め、反ドーピング活動を強化するのが狙い。
これにより、ドーピング検査などにかける予算は現在の年間300万ドルから600万ドル(約6億3千万円)に倍増、選手への抜き打ち検査の回数も年間1000回以下から3500〜4000回に増えるという。
この措置によって薬物使用が減るとも思えませんが、Wacky個人の意見では良い方向への転換だと思います。


◆犬伏、次レースは東京国際

ベルリンマラソンで2時間6分57秒の日本最高記録をマークした犬伏孝行(27=大塚製薬)が28日、関西空港着の航空機で帰国した。レース前までは無名の存在だったが、この日は到着ロビーでテレビカメラ4台を含む約50人の報道陣が出迎えた。犬伏はシドニー五輪代表選考レースとして来年2月の東京国際マラソンを第1候補に挙げた。
○TVカメラ4台
到着ロビーに姿を見せた犬伏は、一瞬後ずさりしたように見えた。ものすごい勢いで、テレビカメラ4台、約50人の報道陣に取り囲まれた。
「こんなの初めての経験です。うれしさと戸惑いで驚いています」
つい2日前まで全く無名のランナーが、一躍時の人になっていた。

26日のベルリンマラソンで、2時間6分57秒の日本最高記録を作った。日本人初の2時間6分台。児玉泰介の記録を13年ぶりに塗り替える快走。
「気温14度、湿気も高く最高の条件だった。スタート前は2時間10分が目標。それが35キロで8分台、40キロで6分台が見えたんです」
衝撃のレースの全容が、リアルに明かされた。

シドニー五輪への青写真も完成した。注目の五輪代表選考レースには、来年2月の東京国際を第1候補に挙げた。

「五輪は一番出たい大会。相性のいい東京で走りたいですね」
12月の福岡国際、3月のびわ湖と選考レースは3つ。中でも今年も経験し、7位と好成績を挙げた東京で代表キップを狙う。
既に五輪代表が確実となった8月の世界陸上3位の佐藤と同じ27歳。所属する大塚製薬では、同社初の五輪候補生に特別ボーナス支給の検討に入ったという。
「これからは注目もされると思う。今回の経験を生かして五輪を狙いたい。同じ年の佐藤には負けたくないですね」
ベルリンから東京、そしてシドニーへ。シンデレラボーイには、発奮材料がそろっている。


◆川崎市/中学陸上大会で集計ミス、幻の優勝に

川崎市の等々力陸上競技場で21、22の両日に開かれた同市の中学校総合体育大会陸上大会で、市教育委員会など主催者が得点の集計ミスから、男子の優勝校を間違えて発表し、24日に優勝旗を返還させていたことがわかった。
大会には、男子は約50校が参加し、種目ごとの得点を加えた総合点で順位を競った。最終日に市立菅中学校(同市多摩区)が「39得点で優勝した」と発表され、優勝旗を受け取った。
しかし、準優勝とされた市立塚越中学校(同市幸区)が24日、「長距離種目で、うちの3得点が他校に加点されている」と指摘。集計ミスを認めた市中学校体育連盟や市教委などは、優勝旗を菅中からとり戻して塚越中に渡した。
菅中は22日夜、PTAやOBを集めて「初優勝」の報告会を開いていた。鹿内利保教頭は「やむを得ない事態だが、生徒たちは落ち込んだようだ」という。主催者は「両校には申し訳ない。大会当日、雨が降り、選手たちを早く帰そうと担当者が集計をあせったらしい」と話している。


◆女子3000mでまたも高校新

秋季シーズンに入り、記録ラッシュが始まった。
近畿高校選手権で、阪田直子(立命館宇治・2年)が8分56秒49の高校新記録をマークしたのだ。これまでの記録は今年6月に長尾育子(筑紫女学園・3年)がマークした8分59秒92。
阪田は高校総体で、本命視されていた藤永佳子(諫早・3年)、長尾を破って優勝を飾っている。夏のダークホースが、秋になって大本命に進化した格好だ。

◆ベルリン・マラソン、ロルーペが世界最高。犬伏孝行は日本最高記録で2位

26日、ベルリンで行われたベルリン・マラソンで、犬伏孝行(27・大塚製薬)が、世界歴代6位となる2時間6分57秒の日本最高記録を樹立、2位に入った。従来の記録は1986年10月の北京マラソンで児玉泰介(旭化成)がマークした2時間7分35秒で、13年ぶりに更新し、日本人初の6分台ランナーとなる快挙となった。犬伏のこれまでの最高記録は2時間12分20秒だった。

昨年はロナウド・ダコスタ(ブラジル)が2時間6分5秒の世界最高を出したベルリンは平たんで記録の出やすいコースとして知られ、男子で優勝したジョセファト・キプロノ(ケニア)はケニア最高記録となる世界歴代3位の2時間6分44秒を記録した。

女子ではテグラ・ロルーペ(26・ケニア)が自己の持つ世界最高を4秒短縮する2時間20分43秒で優勝した。従来の記録は、ロルーペ自身が昨年4月のロッテルダムでマークした2時間20分47秒。ロルーペは今回も3人の男子選手をペースメーカーとして絶好のレースを組み立ててもらえたようだ。

○ベルリンマラソン:「世界最速コース」を実証
またも快記録はベルリンから生まれた。
昨秋、ダコスタが2度目のマラソンで2時間6分5秒という世界最高を出したこのコース。改めて「世界最速コース」であることを実証してみせた。
好記録が生まれる条件がある。安定した気候と気温、優秀なペースメーカー、そして平たんな地形だ。9月のベルリンは、そのすべてを満たしている。
スタート時の気温は14度。目の前にはきれいに舗装された平らな道がある。ボストンのように激しいアップダウンがあるわけではない。東京国際のように35キロ過ぎから急な上り坂があるわけでもない。とにかく平ら。そして今回の特徴はペースメーカーが、前半の入りを意識的にあげて「世界記録更新」に挑んだ点だ。
昨年、ダコスタのハーフ(21.0975キロ)は1時間4分42秒。抑えめに入って、後半は1時間1分23秒という驚異的な走りをした。世界最高となったが「前半のペースを上げていたらもっとすごい記録が出ていたはず」と大会関係者は少々悔しがった。
今回、先頭集団は一段ギアをあげた。ハーフでの先頭の記録は1時間3分50秒。
優勝したキプロノは2秒遅れ。昨年のダコスタよりも50秒早い。後半、キプロノはさすがに昨年のダコスタの驚異的な後半の伸びには及ばなかったが、見事好記録をものにした。
犬伏もこのハイペースに食らいつき、ハーフを1時間3分54秒の5位、そこから30キロで3位、40キロで2位と押し上げ、日本最高を記録した。
日本の伏兵的存在が快挙を成し遂げ、女子はロルーペが世界最高を塗り替えた。このコースは今後もまだ、記録を更新し続ける可能性を秘めているといえそうだ。

◆川鉄千葉が今年中で休部へ

女子マラソンの増田明美選手、小島和恵選手らを育てた川鉄千葉女子陸上部が、今年限りで休部することが23日までに明らかになった。山口千代子監督、選手ら13人は来年1月からセイコーインスツルメンツへ移籍する。
川鉄千葉女子陸上部は1982年に発足。増田選手は84年ロサンゼルス五輪に出場した。一時低迷したが、昨年の東日本実業団女子駅伝では積水化学に次ぐ2位と復活したばかりだった。川鉄千葉は20日に日本陸連へ休部を報告した。
山口監督は「選手には先週話した。経済環境を考えれば、仕方ない面もある。幸いに走ることは続けられるので、東日本、全日本と続く駅伝に向けて頑張りたい」としている。

神戸製鋼に続いて高炉業界陸上部の休止ニュースです。共に「名門」の名を欲しいままにしていただけに非常に残念ですね。

「企業スポーツ」に将来はないのでしょうか・・・
◆英国名門「アキレス・クラブ」と早大が71年ぶり対抗戦
英国の名門、オックスフォード、ケンブリッジ大の陸上競技連合チーム「アキレス・クラブ」と早大が18日、東京・大井陸上競技場で対抗戦を行った。同クラブと早大は、1928年にロンドンで対戦しており、71年ぶりの復活大会となった。
早大の選手は、当時と同じデザインのえんじ色のTシャツでの競技。総合得点で、英国側を上回り、少差で敗れた先輩たちの「雪辱」を果たした。
71年前の早大のメンバーは、対抗戦1カ月後のアムステルダム五輪男子三段跳びで日本初の金メダルを獲得した織田幹雄さんをはじめ、同種目の南部忠平さん、棒高跳びの西田修平さん(いずれも故人)ら後の五輪メダリストがそろっていた。早大OBの青木半治・日本陸連名誉会長(84)は「偉大な先輩たちがお世話になった英国側に、お礼を返すことができた」と感慨深げだった。

◆国際スーパー大会/男子100mでグリーンが優勝

国際スーパー大会は15日、東京・国立競技場で18種目が行われた。向かい風2・9メートルの下で行われた男子100mは、世界記録保持者のモーリス・グリーン(米国)が10秒35で優勝。伊東浩司(富士通)は10秒69で5位に終わった。同400mHは、山崎一彦(デサント)が、48秒98で、世界選手権6位のジョーイ・ウッディ(米国)らを抑えて優勝した。同ハンマー投げの室伏広治(ミズノ)は76メートル57で3位だった。女子走り高跳びは太田陽子(ミキハウス)が1メートル90で勝ち、同5000mは市川良子(JAL・AC)がアン・ワムチ(セイコーインスツルメンツ)に競り勝った。
○…強い向かい風のレースでも快勝した男子100mのグリーンは「とてもタフな条件だったけど、どんな風でも私は自分のレースをする。ただ、風がなければ、もっと速く走れたのだけど」と、余裕たっぷりの表情で話した。今季のレースはこの日が最後。6月に9秒79の世界新記録をマークし、世界選手権で3冠を獲得するなど充実したシーズンを振り返って「これは、プレッシャーでなく、私に自信を植えつけてくれた」という。来季の目標は「まずシドニー五輪で金メダルを取ること。記録は二の次だが、来年中に9秒76は出せると思う」と自信に満ちた口調で話していた。
○…男子100mで、グリーンの隣のレーンを走った伊東は全くスピードに乗れないままだった。世界選手権の疲労が残った状態で直前まで出場をためらっていたという。「でも、今季、国内の大会にあまり出なかった僕の走りを楽しみにしてくれる人も多いし、国際陸連の公認大会でホスト国の選手が欠場するのは失礼だと思った」と出場に踏み切った理由を説明した。不本意な成績に終わった世界選手権については「あんなレースで申し訳なかったが、あれが精一杯だった。来年は、(シドニー五輪の調整に)条件のいいレースを絞って力を出したい」と話していた。
○…女子5000mで快勝した市川は「市橋のメダルが励みになっています」と笑顔で話した。世界選手権マラソンで2位になった市橋有里(住友VISA)は1年後輩で、高校2年生の時から一緒に練習を続けてきた。市川がアトランタ五輪5000mに出場した時には「市橋から『留守番はもういやだ』とさんざん言われた」という。「私もシドニー五輪で留守番をするのは絶対にいやなので、トラックで出場を狙います」とライバル意識を燃やしていた。
◆日本陸連/強化合同会議を開き、シドニー五輪対策を協議
日本陸連は14日、強化合同会議を開き、シドニー五輪対策を協議した。同五輪代表については、先月の世界選手権と来月の日本選手権の成績をもとに、11月の理事会で一部の選手を内定することを決めた。また、マラソン代表は3月の理事会で最終決定し、他は6月の理事会で決める。
同会議では、世界選手権のマラソン以外の種目が不振だったことを反省。重点種目の男子四百メートルリレー、同千六百メートルリレーについてはナショナルチームを編成して強化合宿をする方針が出された。また、同ハンマー投げの室伏広治(ミズノ)らを来年2月の豪州選手権に出場させて、競技場に慣れる配慮をすることでも意見が一致した。
◆猪狩、学生新で400障害制す
日本学生対校選手権

女子四百メートル障害で猪狩靖子(東学大)が57秒84の学生新をマークして2年ぶり2度目の優勝を果たした。男子四百メートル障害は為末大(法大)、男子やり投げでも田村美喜雄(順大)がそれぞれ2連覇。男子五千メートルはユニバーシアード代表の永田宏一郎(鹿屋体大)が関東勢を抑えて初優勝した。

総合得点争いでは、男子は順大が2年ぶり22度目、女子は筑波大が10年連続11度目の優勝。
◆市橋有里帰国「今度は金を」
世界陸上女子マラソンで銀メダルを獲得した市橋有里(21=住友VISA)が9日午後、合宿地のスイス・サンモリッツから帰国し、記者会見を開いた。
テレビカメラ7台を含む約70人の報道陣の出迎えを受け
「こんなに集まってもらって・・改めて銀メダルを取ったんだなと実感しました。」と戸惑いも見せた市橋だが、代表確実となったシドニー五輪に向け
「チャンスを頂けたら今度は金メダルを狙いたい。その可能性はあると思います」とV宣言。
「事前の打ち合わせもなく、サラリと言ってのける気の強さは天性のもの。時代の申し子」と同行した浜田安則・日本陸連強化副委員長を驚かせた。
残り2キロでかわされたレースを「あの時点で『2位でいいかな』と満足してしまった」と反省も。それを踏まえて「全体的に筋肉を増やしてもう少したくましい体をつくっていく」(市橋)ことを課題に挙げた。
17日からは再び国内で高地合宿、年内はハーフマラソンを走る程度に抑えて、いよいよ来年のシドニー五輪に向かう。
◆伊東/欧州最終戦5位
ゴールデンリーグ最終戦(全7戦)、ISTAF’99は7日、ベルリンで行われ、男子100mに出場した日本記録保持者の伊東浩司(29=富士通)は10秒37で8選手中5位だった。優勝は世界選手権銀メダルのブルニー・スリン(カナダ)で10秒07。
世界記録保持者のモーリス・グリーン(米国)は200mを20秒21で制した。
五輪種目ではないが、男子2000mではヒシャム・エルゲルージ(モロッコ)が4分44秒79の世界新をマークして圧勝した。従来の記録はヌールディン・モルセリ(アルジェリア)が1995年に出した4分47秒88。
◆スーパー陸上/出場164選手発表
今月15日に東京・国立競技場で行われる「’99スーパー陸上競技大会」の出場選手が2日、発表された。外国招待選手は男子36人、女子15人で、日本人選手を含む計164人の参加が予定されている。
注目は何といっても男子100メートルのモーリス・グリーン(25=米国)。6月に9秒79の世界記録を樹立し、先の世界陸上セビリア大会でも同種目2連覇。200メートル、400メートルリレーと合わせた「3冠王」だ。6月に世界記録を樹立した時「世界記録は今年中にまだ出る」と公言。世界陸上決勝では、その世界記録に100分の1秒と迫る9秒80をマークしており、記録が出やすいとされる国立競技場で、あのカール・ルイス(米国)以来、8年ぶりの「ワールド・レコード」のアナウンスが流れる可能性も十分にある。
世界陸上優勝の百十メートル障害、コリン・ジャクソン(英)や人類初の9メートルジャンプを狙うペドロソ(キューバ)ら、グリーン以外にも遜色ない顔触れがズラリとそろった。迎え撃つ日本勢も、グリーンの胸を借りて9秒台を目指す伊東浩司(富士通)室伏広治(ミズノ)の日本記録保持者らが世界に挑戦する。