砂の城



同情は嫌い

同じ気持ちになるなんてあり得ないから

育まれた自我は 唯一無二のモノ

同情とは傲り高ぶる感情の権化

自分の劣情を癒すだけ


手を差し出さないで

偽物の想いに

縋るなんて出来ない

偽物の想いに酔いしれる人を

信じる事なんて出来ない


だから 

手を差し出さないで


共感でさえ いらない

何時か居なくなってしまうヒトを

心に住まわせることなんて二度としない


独りで立っていると思えるのは

愚かにも人を信じて信じられていると疑わぬ時

幻想のなかで幻を創って生きて居るんだね ヒトは













'03/11/29 Copyright@哲学猫