見出しに戻る見出しに戻る

歌謡ショウ通信

- 壱月八日・第参拾壱号 -
(不定期刊)

 えー。
 何から書いたら。

 時系列に沿うならば、12月下旬に発売された、夏の野外ライブのDVDについてちょびっと言及しておきたいんだけど。

 ああっでもっ、言わせてくれッッ。

 雪だっ! 雪なんだッ!!

 新春歌謡ショウの千秋楽1月7日、まさにその最終公演と時を同じくして、帝都にこの冬初めての雪が降ったんだ。
 嗚呼、この風情といったら! 「それぞれの出会いは 奇蹟のようです」と歌詞にあるけれど、この初雪との巡り合わせも、ほんと奇蹟のようです。
 みぞれまじりにさらさらと落ちていた細かい雪が、まるで舞台の幕が降りるのを待っていたかのように、劇場から外に出た私たちの目の前で次第にそのひとひらの大きさを増していき、さんさんと舞う本格的な雪となっていきました。

 何をそんなに浮かれているのか自分でも意外なくらいなんだけど、自分のなかではこれはとっても「すごいこと」らしい。
 べつに雪が好きなわけじゃないし、新春歌謡ショウと雪とに何かつながりがあるわけでもない。
 だけど、歌謡ショウの千秋楽に初雪が降った、というそれが何だか無性に嬉しかった。
 雪の中、帰り道コンビニで買った傘を揺らしながら、『夢の続き』を口ずさみ家路についた私でした。

なんか、自分でも何書いてんだか。



見出しに戻る