遊歩道を歩いていると脇の木に「富士山の見えるポイントです」という札がありました。
ここから富士山が見えるそうですが、この日は遠くが若干霞んでいて、残念ながらその雄大な姿を見ることはできませんでした。
遊歩道に視線を戻すと、その先にぽっかりと空間が見えてきます。
木陰の遊歩道から、突然視界が開けます。
湧水群から湧き出した清水が集まる柿田川の雄大な流れです。
ここは湿地帯が広がっていてウッドデッキが設けられています。
八つ橋と呼ばれる場所で、付近には静岡県天然記念物に指定されている三島梅花藻(みしまばいかも)が自生しています。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、画像右側に移っているのが三島梅花藻です。
日当たりの良い綺麗な流れでしか育たないため、特に自生するものは他ではほとんど見ることができないそうです。
さて、ここまで来るとそろそろ遊歩道もおしまいです。
この先は、住宅街へ続く道と柿田川公園の駐車場へ続いています。