アメリカ海軍航空母艦ヨークタウン
ミッドウェー海戦

 昭和十七年(西暦1942年)六月四日に発生したミッドウェー海戦において、南雲中将率いる機動部隊は攻撃隊の兵装転換の最中に米艦載機の急降下爆撃を受け空母「赤城」「加賀」「蒼龍」が被弾、唯一隻残った空母「飛龍」はすぐさま米機動部隊に向けて反撃を開始します。後に「飛龍」も被弾し沈みますが、この間に可動全機による反復攻撃を敢行、米空母「ヨークタウン」を大破させました。この結果、大破した「ヨークタウン」では曳航のための復旧作業が行われますが、翌日、索敵中のイ号第168潜水艦がこれを発見、雷撃により撃沈しました。
 写真はミッドウェー海戦において我が方の攻撃隊による空襲を受け、すでに傾斜を起こしているアメリカ海軍の空母「ヨークタウン」をアメリカ海軍が撮影した物です。

「飛龍」の攻撃隊によって被弾、左舷側に傾斜している「ヨークタウン」。この翌日、漂流中を「イ号第168潜水艦」が補足し雷撃により撃沈します。

■閉じる■