航空胸章

 航空胸章は、陸軍の航空部隊に所属する将校用に昭和十八年(紀元2603年、西暦1943年)十月に制定されたもので、翼とプロペラ、陸軍をあらわす星がデザインされています。
 台地は青、翼とプロペラは銀線刺繍、桜葉は金線刺繍、星章は金属製となっています。
 着用は後に下士官兵にも拡大され、おもに星章を含め刺繍製の物が使用されました。また、織り出し型の物もありますが、これはおもに作業服や戦闘服、飛行服などに使用されたようです。
 着用の際は上着などの右胸に縫い付けました。

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