空中勤務者章

 通常、専門課程を修了している、あるいはその技量などを持っている将兵に対してはこれを示す徽章が与えられますが、これらの徽章はその所属部隊あるいはこれを連想させるものをデザインする場合が多く、例えば潜水艦であれば潜水艦そのものやイルカなど、航空機であれば鳥類あるいは翼などとなります。
 帝國陸軍では航空兵の徽章である空中勤務者章には鷲をデザインしたものを使用していました。
 空中勤務者章は陸軍航空兵用に制定されたもので、青の台地に金線刺繍となっており、航空胸章同様に織り出し型の物もあります。
 ちなみに航空胸章は航空部隊所属を、空中勤務者章は航空兵であることをあらわします。

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