陸軍曹長肩章
明治三十九年四月十二日に制定された陸軍曹長肩章です。実は前年七月に暫定的に使用が開始されているため、三十八年後半にも稀に着用例が見られるようです。
制定当初は陸軍曹長と同相当官で仕様が異なり、陸軍曹長は緋絨の地質に平織金線一本に金属金色星章が3つ、同相当官は平織り銀線に金属銀色星章が3つとなっています。
なお、大正十一年九月二十六日の改正により曹長と同相当官による差異はなくなり、ともに平織金線一本に金属金色星章となりました。
肩章裏側
肩章は肩に合わせて曲線を持ち、肩への着装はクリップ式となっています。
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