ツーリングレポート1
琵琶湖縦断
カヤックに乗り始めて、距離にはまってしまう
だれしもそんな頃がありますが、まさにこの頃から、距離にはまってしまいました。
京都、亀岡のメルヘンチャペルの面々と共に湖北塩津浜を出発、瀬田〔近江大橋〕まで
直線距離75km今までで、一番距離のあるツーリングです。
データ
使用艇
アークティックレイダー
距離75km
所要時間14時間
カヤック後方に見えているのが、竹生島
スタート3時間目くらいで、写真を撮る
余裕もあります。
実は、これは、2回目のチャレンジになります。この2週間前安曇川の河口まで行ったのですが
強風で、中止になりました。この時は、ダブル艇 1 、シングル艇 2艇で行ったと思います。
琵琶湖は、初級から、中級までの、シーカヤッカーにとっては、手ごろな感じのあるフィールド
と思われています。とりあえず強風に吹かれても、風下に逃げる自由があるので危険が少ない
と感じる人が多いようです。しかし琵琶湖の風は時にかなり強いので注意が必要です
実際、私も、横断したものの、って来れずに、ヒッチハイクした事があります。
琵琶湖は、地形的に周りを山に囲まれており特に、気象的にかなり複雑なところです。
5月の連休ごろまで、突風が吹くことも多く、何より水温が、海に比べて段違いに低いことを
考えておかないと、かなり危険なフィールドと考えることも出来ます。
また、湖北は中心まで行くと最寄りの岸まで、10kmなどと言うことも考えられます。レスキュー
は、海と同様に考えておく必要があります。また、波もフェッチ<風の吹き渡る距離>の長いと
ころでは1mくらいは、たちます。風波なのでピッチが短くシーカヤックには厄介な波です。
基本的に海の装備で臨みましょう。
くれぐれも、突風と、波、それと、低水温には、注意しましょう。特に低水温は暖かくなって
からの方が(得に5月頃)、油断している分危険です。8,9月以外は、ウエットスーツを用意していても良い
くらいです。カヤックによる水難事故は、海よりも湖の方が多いのです。湖らだから、と思わず
に安全には、細心の注意を払って安全で楽しいカヤックを楽しんでください。