(画像はavenue-d.comより引用)
iPod用プロテクター
(画像はavenue-d.comより引用)
この製品は"2002年7月に発売のiPod"専用ケースで「グランブルー」カラーの限定モデル。
ここでは厚さ21.4mmの20GB専用の「L size」を用いる。
このモデルのiPodには、もともと純正の立派なベルトクリップ付きケースが 付属している。
＜参考＞iPod キャリングケース→
(画像はアップルコンピュータより引用)
こういう場合は何か純正には無い要素が求められる。
まず、シリコン製で軟らかい。軟らかいのに、かなり丈夫そう。この素材で傷が付きやすそうな鏡面仕上げの金属とポリカーボネートを衝撃から守る。裏面の金属部分をすっぽりと覆い、表面の淵に沿ってある鋭利な角をも覆うので持つ人の指先も守ってくれる。
そして、ホイール用のシール。これは、ホイールを汚れや極浅い傷などから保護するためのものだろう。主にリモコンを使っている人にとっては恩恵が乏しいが、ブロック崩しやカレンダーなどホイールを駆使する人にとっては耐久性の向上に一役買うかも知れない。
では、着けてみよう。
おっと、ちょっとずれてしまった。(Oops!)
こうなったら案外剥がしにくい。
試行錯誤の末、なんとかがんばって剥がした。
説明書きの「糊のあとは残らない」とあった通り一応きれいに剥がせた。しかし、取り付けミスの状態によってはシールを損壊してしまうので一枚のみでは不安である。シールは予備として一パッケージに２〜３枚くらい同梱されていると安心感があって良いだろう。
また一旦ぴったり貼り付けてしまうと剥がすにはホイール周辺を傷だらけにするのを辞さない覚悟が要るだろう。剥がし方の説明はどこにも書いて無かったが、半永久的に保つと信じて使えという事なのか。なんだか複雑な思いのするパーツだ。
とりあえず、完了。
さて、使ってみよう。
中にハードディスクが入っていると思うとちょっと机の上に置くにも（実際には平気だとしても）何だか慎重になってしまうiPodであるが、これを付けていると多少は気楽に置けるようになる。そういう気分的効果は大きい。
だが気付いてみれば、このケース、画面の部分は単純に抜けている。これは液晶画面を保護するフィルムも付属すべきだと思う。ホイールの保護をして画面の保護をしないのは何故か疑問。そう考えるとホイールの周りのボタンにも何らかの保護があるとなお良い。コストの問題もあろうが、製品が微妙に中途半端になってしまう。万全にiPodを保護する気はないのだろうか？
景品で貰っておいてこんな事を言える立場ではないが、あえて辛口に評すと「値段(\3,580)に見合う価値があるかと考えると今一つパッとしない。」もう少し細かい配慮があると良さそうだ。