ガーバー(RS-274D)拡張ガーバー変換(RS-274X)暫定版
ガーバー(RS-274D)フォーマットを拡張ガーバー(RS-274X)フォーマットに変換いたします。
手探りで作成いたしましたので、まだ不完全ではないかと思われます。(暫定版)
※EBCDICやEIAコードには対応しておりません。ASCIIコードのみとなります。
変換フォーマットミス、バグなどある可能性がございますので、
使われた方からのご意見・ご質問をお待ちいたしております。
(拡張ガーバーを取り込んで確認する環境があまり整っておりませんので)
ご使用はご自由ですが、使う方の自己責任でお願いいたします。また、転載や改変などは、
一切お断りいたします。
使い方などご不明な点がございましたら、メールでお気軽にお問い合わせください。
Dコードリストについて
エクセルで下記参照の上、Dコードリストを作成してください。サンプル添付。

Dコードは、使用しているすべてのものを登録します。
・A列 形状種別をアルファベット1文字で指定 R=角アパーチャー C=丸アパーチャー T=サーマル
・B列 Dコード番号をそのまま入力
・C列〜H列 寸法(m/m)
<説明>
A列が”C”の場合はC列に直径を入力、A列が”R”の場合はC列・D列にそれぞれ縦横の寸法を入力
A列が”T”の場合はC列・D列に中心座標のXY(通常0.0)座標を、E列に内層逃げ径を、F列に
内層接続ランド径を、G列に内層べたとの接続ライン幅を、最後のH列には、そのラインの角度を入力
注:必ず、ガーバーデータで使用しているすべてのDコードを登録してください。また、途中に空のセルが
あると変換できませんので、Dコードや寸法の入力の際、入力し忘れやDコードのみの行などないように
ご注意ください。また、本来拡張ガーバーには他の形状のアパーチャー、マクロがございますが、今回は
上記3種にしぼっております。他に必要なものがございましたら、できる範囲で対応させていただきます。
変換ソフトについて
<説明>
上記のエクセルファイルを変換して、拡張ガーバー用のパラメータを作成。
RS274D形式のガーバーデータの先頭にパラメータを挿入して拡張ガーバー化を行います。
本来、パラメータのDコードはガーバー本体で使用しているもののみでよいのですが、
Dコードの振り分けまで行うのが少々困難でしたので、パラメータはすべてのDコードとしております。
多少、全体のファイル容量が増してしまいますが、ご勘弁ください。
<使い方>
ダウンロードした”gerberconv.exe”をダブルクリックで実行してください。

(1) ”m/m” or ”inch”を選択してください。(デフォルト=m/m)
(2) 小数点の位置を選択してください。(デフォルト=43=0.001)
(3) ゼロ省略を選択してください。(デフォルト=リーディング0)
(4) 座標値を選択してください。(デフォルト=絶対値)
(5) 上記で作成したDコードファイルを選択してください。(エクセルファイルのみ対応)
(6) 変換するガーバー(RS274D)ファイルを選択してください。
(7) 上記指定を確認後、”拡張ガーバー用...”のボタンをクリックしてください。
ここで、エラーが発生した場合は、やり直してください。
(8) エラーがなく完了した場合は、拡張ガーバー用のパラメータが出来上がっています。
(9) 最後に結合ボタンをクリックすることでパラメータと指定したガーバーファイルを結合して
拡張ガーバーフォーマットにします。
重要:プログラム内でエクセルファイルを操作しますので、必ずエクセルを終了した状態で、
本プログラムを実行してください。(作業途中のものがあっても強制終了させてしまいます)
【ダウンロード】
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(注)圧縮してありますので解凍してからお使いください。 |
プリント基板パターン設計友二設計
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