F-80C シューティングスター

ハセガワ モノグラム(1/48)

実はファイティングファルコンよりも先に作り始めてはいたのだが、幾多の失敗や難関に負け、つい後回しになっていた機体。しかも最後の最後に取り返しのつかないミスが発覚し、完全に脱力してしまった。さて、そのミスとは。。。

現在参加させていただいている、地元のスケールモデラーの集まりの中に、雲の上のお方がいらっしゃり、その方が「モノコン(モノグラムのキットなら何でも参加OKなコンテスト)」を開催される、と聞いたので、手持ちのキットの中からこいつを選んだのが苦難の始まりだった。

ぱっと見、シンプルな機体構成で作り易そうなのだが、下手に分離機構を持っているため、あいが悪い悪い。分離機構といっても尾翼を含む後部胴体が「ずぼっ」と抜けるだけのものなのだが。しっかり分離後に乗せるためのドリーもついていて(こいつがとんでもなく細いパーツの組み合わせで、固着するまでじ〜っと手に持って固定していた)、「へ〜い、ただいまメンテナンス中だぜ」という感じに並べられる。

いや、並べられるのではない。こいつの場合、並べるしかないのだ。

銀塗装を終え、デカールも局面が多くて苦労したが何とか張り終え、いざ合体!という段になって悲劇は起こった。

 

しりもちついちゃうんだもん。

 

こいつは機体前部の機銃のメンテナンスハッチも「開」状態にでき、中にしっかりマシンガンのパーツも入っているため、機種にパチンコ玉を、というわけにも行かず、なんとかスペースを見つけてぎっしりパチンコ玉を埋め込んだのだが、前部とはいえかなり後ろのほうになってしまい、重心が前まで移動してくれなかったらしい。なので合体させると見事に尻餅。この時点で分離したまま飾るしかなくなってしまったのだ。

とまぁ、初心者(この場合単なるアホなおっさんやな)にありがちなミスはあったものの、まぁ、なんだ、その〜、完成。勘弁してくださいすみません。

カメラ、買いなおそうかなぁ。(F-16でも書いたが)

この機銃パーツのおかげで。。。

ちょうど「795」辺りにパチンコ玉が入ってます。

引き裂かれた二人・・・。

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以下、2004/12/11に修正完了。

機銃パーツを切り取り、中に重りを追加してメンテナンスハッチを閉じました。エンジンパーツもかわいそうだがバーナーの先端のみを残してぶった切り、何とか通常状態でしりもちをつかないようにいたしました。

胴体の分割ラインはどうしようもなく・・・。

キャノピーの枠も塗装してあるんだけど、よく見えませんね。

バーナーの先端はかろうじて残しております。

 

今回の教訓

現用機は重りぢゃ。

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