F4B-4
ハセガワ (1/32)
とりあえず文章のみ。
張線なんて嫌いです。
複葉機ももうやだ。
古いキットのデカールには気をつけろ。
いきなりネガティブな発言から始まりましたが、作った結果、こう思ったのは確かなことでございます。
そもそもこの機体、今年2005年のモケイの会の展示テーマ、「イエローウィング」にあわせて購入したものです。イエローウィングな機体には「複葉(とは限らないけど)」「張線」がデフォなので、どうせ作るのなら大きいほうがいい、とばかりに1/32に。
工作自体はいつもの巣組みで。パーツも少ないし、簡単簡単、と思っていたらアイの悪いこと悪いこと。やっぱ古いキットは仕方ないなぁ。バリも多かったです。まぁ何とかごまかして制作進行。結局いつもの駄目モデラーなのでした。
イエローウィングと言うからには、上翼面は黄色。なかなか渋い色に決まったぜ、と思っていたら、別の部分の塗装時にマスキングがゆるくてもう一度塗るハメに。こういうときのために余裕を持って多めに色を作っていたのだよ、ははは、と思ったら、塗料ビンがない。どこ探してもない。
ちょうどネットでミステリアスな事件のページを読んだりしていたので、UFOの仕業か?ワタクシもインプラントされたのか?などと妄想にふけっておりましたが、出てこないものは出てこない。泣く泣くもう一度調色いたしましたよ。トホホ。
次に張線。
これは鉄道関係の模型屋さんから洋白線(0.6_)を調達し、思ったより簡単に張ることができた。食わず嫌いだったわけですね。ただし一本だけアンテナ線を張ってないのはここだけの秘密。(20050905加筆:ちゃんと最後の一本も張りましたぜよ。偉いぞ、ワシ)
さて。何度か窓から投げ捨てそうになりつつも形ができ、塗装もなんとか済ませ、後はデカールのみ。ちゃっちゃとすまそーとすると・・・溶けた。いや、マジで「溶ける」という表現がぴったりの状態になりました。特に上翼面に使用する楔型のデカールは跡形もないほど。他に国籍マークも「わしゃモザイク職人かいっ」と思いつつ形にしたのでした。
ここで助け舟が。
モケイの会の仲間であり、(向こうはどう思っているかわかんないけど)一番懇意にしていただいている方からデカール提供のお達し。有難いことこの上なし。早速もらってきてつぎはぎだらけの部分をセロテープで強引にベリベリ剥がし、おニューなデカールに張替え。その節はどうもありがとうございました。<m(__)m>
そして最後の最後、タイヤをつけようと(この部分だけ、工作を残していた)したとき、つい力が入って軸がポッキリ。もうね、なんちゅうかね、自分の馬鹿さ加減がいやになりましたよ。
ともあれ完成。これが人目に触れるかと思うと、今から欝だ・・・。
遠目には中々。
フェリックスキャットもばっちくー(死語)
デカール提供の千日屋さま、どうもありがとうございました。
今回の教訓
ホントにもう張線は・・・・・・・・・。