medicial annd wellfare building 

  医 療 ・福 祉 建 築



 

N神経内科クリニック

 

東京目黒区の閑静な住宅地に建設したクリニック。医院の性格上、また、周辺の住宅地の景観上、住宅スケールの「小さな礼拝堂」をイメージしている。敷地のほぼ中央にある樹齢30年以上のしだれ桜を取り囲み、待合室から桜を眺める配置構成とした。屋根は登り梁が表しの合掌造りに似た構造、それを支える軸組は左右対称のヤジロべエ構造。1階は診察室、2階は書庫と地域医療の拠点となるオフイスが入る。オーナーの医師は敷地境界はフェンス等を設けず、地域に開かれた地域福祉系のクリニックづくりを目指している。(2005.春)