その時、確かにシンジは戸惑っていた。

少し呆然としてレイのことを見ていた。

そう、しばらくの間は。



「お願い・・・碇君」

「本当に・・・本当にいいの?・・・」

「ええ・・・責任・・・とるから・・・・」





きっと、全ては・・・の中から


Written by かつ丸



「緊縛プレイ!?」

研究室にリツコの声が響く。

「は・・・はい」

他に誰もいないとはいえ、思わず頬を赤くしたマヤに、リツコも恥じらいを思い出した。

「な、なに言わせるの、あなた。・・・・それで? ちゃんと説明なさい」

「それが、気がついたのは土曜日なんですけど・・・・」


そしてマヤが話し始める。

土曜日に帰った時、レイの両手首になにかの痕らしきものがあったように見えたこと。

レイに尋ねても、絆だとしか答えてくれなかったこと。

食事の時、ミサトが席を外した隙にシンジに問いただしたが、顔を赤くして口ごもるだけだったこと。


「それで、昨日の晩は用もないのに残業したの? あなた?」

「はい、その時・・・・見てください」

そういってマヤがスイッチを押す。

モニターには絡み合う二つの裸体。リツコが思わず身を乗り出す。

「・・・相変わらず・・・激しいのね・・・・あの子達」

そんな彼女をジト目で見ながら、マヤが続ける。

「ほら・・・レイちゃんの腕・・・」

「・・・確かに、縛られてるわね・・・でも、まだソフトだと思うけど。それで?」

冷静なリツコの言葉に、目を見開いてマヤが反論する。

「な、なに言ってるんですか先輩。不潔です、こんな・・・SMなんて」

「SMって・・・そこまではまだいってないと思うけど。それでこれがどうしたの?」

「だから、この間までは二人ともずっとノーマルだったのに・・・とつぜんこんな。きっとアレの影響だと思うんです。」

リツコが首を傾げる。

「・・・でも、木曜日はそんな兆候なかったけど・・・・あなたずっと覗いてたんでしょう?」

「覗くって・・・私は観察してただけです。・・・まあ、あの時は縛ってなかったですけど、それでも、いつもより激しかったですし」

「あなた・・・いつも覗いてるの?」

呆れて言うリツコに、マヤが慌てて反論する。

「私にはレイちゃんを保護する義務がありますから・・・間違いがないようにと・・。だから、そんなことより、アレには凶暴性を助長する作用があるかもしれません」

「そんなはずは・・・・たしかにあの人も激しかったけど・・・・でも縛るのはいつもの・・・」

リツコが小さく呟く。その頬が赤く染まる。

「再実験が必要だと思うんです。このままでは使用に耐えないかもしれません」

リツコの言葉は聞こえなかったのか、興奮してマヤが言う。

「そ、そう? まあ確かにあまり凶暴になられても困るけど・・・でもどうするの? 再実験って?」

「先輩はもう終わりましたから。今度は、私が・・・・」

「・・・そうね。じゃあ青葉くんか日向くんあたりを被験者にしましょうか?」

鬼のような表情になり、マヤがリツコを睨む。

「な、どうしてなんですか? 当然、シンジくんです。それかあの子か。じゃないと嫌です」

「あの子は無理に決まってるでしょ。シンジくんとあなたは生活の場が近すぎるから・・・直接あなたが襲われる可能性が高いわよ」

「わ、私は別に・・・・・」

その言葉にリツコは天を仰ぎ、そして大きなため息をつく。

「全くなに考えてるんだか・・レイに絞め殺されるわよ、マヤ。とりあえず、シンジくんを被験者にすることは認めます。そのかわりあなたは、そうね、一週間自宅に帰らないこと」

「え〜っ、それじゃ意味がないじゃないですか?」

不平を言うマヤに、リツコが睨み返す。

「駄目よ。そのかわり観察はあなたに任せるから、一週間分のデータ、お願いね」

「・・・それなら・・・・でも、一週間ですか。大丈夫でしょうか、シンジくん」

「まあ・・・若いから、何とかなるでしょう、きっと」






「久しぶりだね・・・相田ケンスケくん」

放課後、家路に向かうケンスケの前に一人の男があらわれた。

黒いスーツ、黒い帽子、そして黒いサングラス。

MIB。ただ、不釣り合いに髪は長い。

「あ、あなたは・・・・ネルフの・・・」

「しっ、静かに・・・そう、俺はネルフの日向マコトだ。また、君にお願いしたいことがある」

ケンスケの眼鏡が光る。

「お願いって、また、シンジにですか・・・・」

「そうだ。前回と同様、碇シンジくんにこの中から選ばせてくれ。結果はこちらで確認する。場所は・・・」

「また屋上のあそこですね。わかりました。それで、後の本の処理は・・・・」

「ああ、君の好きにしていい。それが報酬の代わりだ」

「わかりました。任せてください日向さん」

十数冊の本が入った袋を受け取りケンスケが立ち去る。その後ろ姿を見送りながら、ロン毛の男が呟いた。

「任務完了か。しかしマヤちゃん、なんだってこんなことを。・・・二尉のころはもっと優しかったのに」

彼の背中はどこか寂しかった。






リツコの研究室。

リツコとマヤがモニターを凝視している。

「来たわね」

「はい・・・」

画面にはケンスケとシンジ。シンジは辺りを見回している。

「レイを気にしているのかしら。あの子はどうしてるの?」

「レイちゃんは、職員室で作業中です。教師にそう指示していますから」

別の画面には、数名の女生徒と共に黙々と資料の整理をするレイの姿があった。

「そう・・・さあシンジくんは何を選ぶのかしら」

「それが私へのイメージってことですよね」

「ええ、フェロモンが直接A10神経に作用して、それを発した人とリンクした性的刺激を求める。媚薬としては画期的な作用があるはず」

「未知数ですが催淫作用に強精作用もありますもん。うまくいけばシンクロ技術の産業利用第1号ですね」

「効果は確かみたいだから・・・後は詰めだけなんだけど」

「シンジくん、先輩の時は白衣を選びましたもんね」

「まあ、わかりやすくはあるわね。SMとか選んでたら、きっと彼を締めてたでしょうけど」

マヤが身を乗り出す。

「いったいシンジくんは何を選ぶんだろう。やっぱり若奥様とか、それとも女子校生もの?」

少しハイになっているマヤにリツコが言う。

「私の時は前日だったけど、あなたは今朝だものね。より深層心理に近い部分があらわれると思うわ」

「つまり無意識にシンジくんが私に感じてることですね・・・・」

「静かに・・・・彼、選ぶわよ」

「はい・・」

固唾を飲んで見守る。

画面の中では、レイの姿が無いことに安心したシンジが、並べられた本から一冊を取り上げるところだった。








・・・・どうして、こんな本を選んだんだろう?


自室のベッドに座り、手に持った本の表紙を眺めながら、しばしシンジは呆然としていた。

訳がわからない。

ただ、屋上でケンスケに示されたとき、これしかないと、まるで引き込まれるような気がした。

これが自分の望みなのか。


強い衝動を感じる

こうしている瞬間でも思わず手が下半身に伸びそうになる。

この間のことがなければそうしているだろう。

今日から一週間、マヤは帰って来ないと言っていた。だからレイがいつ呼びに来てもおかしくない。

過ちを繰り返すわけにはいかない。

その想いだけでシンジは自制していた。


しかし、一週間はあまりに長すぎる。

今朝、マヤ本人からその話を聞いた時は、思わず目眩がして倒れそうになったほどだ。


・・・・昨日1日しか休んでいないのに。


一日おきでそうすることくらい、どうということもなかったが、これから一週間、おそらく毎日になることを考えると、少しため息が出そうになった。

再び手に持った本に焦点を合わせる。

とりあえず隠しておいたほうがいいだろう。ここ最近の流れを考えると、レイにこれを見せるのは危険な気がした。

顔を上げる。

そこにはいつのまにか部屋に入っていた紅い瞳の少女が、静かにこちらを見ていた。

思わず息が止まる。

「何・・・読んでるの?」

冷たい声色。

もう、腹を括るしかないのだろう。下手に隠しても結果は同じなら、開き直った方がいいかもしれない。

そう、確かにシンジはそれを望んでいる自分を感じていた。

「また、ケンスケから買ったんだ・・・・綾波も読んでみる?」

驚いたのか、一瞬、紅い瞳がまたたく。

こっくりと頷き。レイはシンジの隣に座った。そしてシンジが開いた本を覗き込む。

沈黙。

ただ、ページをくる音だけが聞こえる。

食い入るように見ていたレイが呟く。

「これが・・・・碇君の望みなの?」

その言葉にシンジが絶句する。

「そう、あなたはこんな時、どんな顔すればいいか分からないのね」

なにか納得したようにレイが言う。

「い、いや、あの、綾波」

紅い瞳がシンジを見つめる。どこか優しげな色。

「研究して、碇君・・・・私が協力するから・・・」

シンジの手にその本を託し、レイが立ち上がる。

「じゃあ、私は準備をするから・・・頑張って・・・碇君」

頬を赤くしてレイが出ていく。

シンジはそれを引き留めることができなかった。





「シンジくん・・・・どうしてあんな本選んだんだろう・・・・私のイメージっていったい・・・」

「まあなんとなく分かるけど・・・・でも、どうしてあんな本が。たしかにH本ではあるけど、普通じゃ手に入らないわよ」

「・・・調達は青葉さんにお願いしたんですけど・・・・カタログからは私が選びましたから・・・」

「・・・じゃあ、結局あなたの趣味なんじゃないの」

「あれは抜いておくつもりだったのに・・・・」

「帰ったらシンジくんに頼んでみるのね。そのころにはもういらないと思うから・・・」




夜。

シンジがレイの部屋に入る。

明りは消されている。

レイはベッドに腰掛けていた。パジャマ姿。

シンジの姿を見、立ち上がる。

「・・・・もういいの?」

「うん・・・・」

ベッドに近づき、シンジが着ているものを脱ぐ。レイは黙ってみている。

「私は・・・どうすればいいの?」

「・・僕の言う通りにしてくれる?」

レイが頷く。

下着一枚の姿になったシンジが、ベッドに仰向けになる。

それを上からレイが覗き込み首を傾げる。

それを見て微笑みながら、シンジが静かに言った。

「綾波・・・・・君が、君が思うように・・・僕を・・・・」

そう言ってシンジがレイを見つめる。

その黒い瞳を見ながら、レイは身につけたパジャマを脱いだ。

ベッドに上がり、シンジの脇に座る。

「私が・・・碇くんにして欲しいようにすれば・・・いいの?」

「うん・・・・そうすれば・・・・きっと僕も・・気持ちいいと思う・・・」

そう言ってシンジが瞳を閉じる。

一瞬躊躇したあと、レイがゆっくりとシンジに顔を近づける。

キス。

唇をこじ開けるように首を振り、舌を差し入れていく。

そして舌を絡めたまま、徐々に腕を彼の胸に這わす。

「・・・・んんっ・・・」

レイの鼻孔から荒い息がもれる。閉じられたシンジの瞼がかすかにしかめられる。

眼を開けたままそれを見ていたレイが、さらに激しく唇をむさぼる。

シンジが声にならない声をあげる。

苦しんでいるかのように。

それが聞こえたのか。レイの口が糸とともに離れ、シンジを見つめる。

気配を感じ、シンジが目を開ける。

「・・・どうしたの?」

「大丈夫?・・・」

心配そうにレイが問いかける。

シンジが笑顔になる。

「どうして・・・・気持ちよかったよ」

「本当?」

「うん・・・・だから・・・・綾波がしたいように・・・してよ・・・」

その言葉に頷き、レイが身につけたものを脱ぎ捨てる。

暗がりの中で白い裸体が動く。

レイの両手がシンジの下着にかかり、それを剥がしていく。ぎこちない手つきで。

そして、裸になったシンジに、レイがゆっくりと顔を近づけていった。





「やはり、シンジくんが受けね」

「でも主導権は彼が持ってるみたいですけど・・・」

「まあ、レイも本来受けのタイプだから・・・」

「その手の知識が少ないですしね。でも、シンジくん・・・アレの影響なんですか?」

「ええ、おそらく・・・・凶暴になるより、なんかその反対みたいだけど」

「今の状態、あの本と構図は近いですね、確かに」

「小学生を襲うOL。あんな写真集、需要があるのかしら。女性の露出度は少ないのに・・・」

「・・・・趣味は多様化してますから・・・」





シンジの首筋にレイが舌を這わせる。

密着させた身体をこすりつけるようにすりあわせる。

シンジが息を吐き出す。まるでのぼせたように。

「・・・なんだか・・・・いつもより・・・熱いね・・・綾波・・・・」

「そう?・・・あなたも・・・とても熱いわ・・・ずっと・・・こうしていたい」

応えるレイの顔も赤い。

暗闇でもそれがわかる。

レイの吐息がシンジをくすぐる。

徐々にその肢体をからめながら、レイは、彼の胸を、そして腰を確かめるように撫でる。

目をつぶったシンジの口から小さく声が溢れた。

それに感極まったのか、レイがシンジの耳たぶを噛む。甘く、そして、強く。

「・・・うっ・・・」

思わずシンジが呻く。その耳元で囁くようにレイが尋ねる。

「痛いの?・・・碇くん・・・それとも・・気持ちいい?・・・」

「うん・・・気持ち・・いいよ・・・・」

シンジが呟くように答える。

「それで・・・・・わかったの?・・・・どんな顔をするのか?・・・」

「・・・こういうことをされてる時?・・・・・どうかな・・・」

「わからないの?・・・・・」

全身をシンジに押しつけ、顔を上気させながらレイがきく。

「あの子供は・・・怯えていたけど・・・・なにか違う気もするし・・」

レイの感触に頭の奥が溶けていくのを感じる。

「ねえ・・・綾波・・・・もっと気持ちよくしてよ・・・そうしたら・・・わかるかもしれない・・」

「・・・どうすればいいの・・・・」

とまどうレイの頬を優しく撫でると、シンジは身体の位置をずらし、己へと導いた。








喉の奥に放たれる。

思わず、むせそうになる。

それをこらえて、シンジの全てを受けとめ、レイが身体を離す。

彼女の口の中に、液体が広がっていく。

しばらく躊躇した後、レイは注ぎ込まれたシンジの欲望を嚥下した。

余すところ無く飲み干す。

余韻にひたりながら、シンジはその姿に胸を熱くしていた。

「・・・・ありがとう・・・」

身を起こし、レイを抱きしめる。

慣れない感触に顔をしかめていたレイだが、そんなシンジに和んだ表情になった。

「・・・・いいの・・・でも・・・・あんまり美味しくない・・・」

「・・・ごめん」

正直に答えるレイに、シンジが苦笑する。

「もう、いいの?」

「うん・・・わかったから・・・・」

レイがシンジを見つめる。シンジが微笑む。

「綾波と同じ・・・笑えばいいんだよ・・・してもらって・・・嬉しかったら・・・」

「そう・・・・」

シンジがシーツでレイの顔を拭く。

そして、軽いキス

「じゃあ、今度は僕がしてあげるね・・・どうして欲しい・・・・また・・・」

ビニールの紐は、まだこの部屋に置いてある。

シンジの言う意味は分かったが、レイは微かに首を振った。

「普通でいい・・・その代わり・・・碇君を感じさせて・・・たくさん・・欲しいの・・」

頬を染めて言う。

そんなレイがたまらなく愛しく。シンジはもう一度強く彼女を抱きしめた。









もう、どれくらいこうしているのだろう。

まるで熱にうかされたように、頭の中には霞がかかっている。

混濁した意識とはうらはらに、シンジの身体は欲望に火照っていた。

なんど己を吐き出しても、尽きるということがない。

いや、その度に、自分の奥底からこみ上げてくるものは増えるようだ。

彼と一つに結びつきながら甘い声であえぐ彼女のせいだろうか。

その身の中にシンジを受け入れる度に、つややかさを増している。

汗にまみれ、何度も気をやりながらも、レイはシンジを求めることをやめない。

それともシンジがそうさせているのか。

快感に口から白い涎を流し、朦朧とした目をしている彼女に、理性は感じられなかった。





「何か・・・・おかしいわね?」

リツコが呟いた。帰るはずの時間はとうに過ぎている。シンジとレイに魅せられたのかそれを忘れていた。

「・・・・何がですか?」

モニターから目をそらさずにマヤが答える。彼女はどのみち帰る予定は無い。

「あの二人・・・激しすぎるんじゃない?」

「え、でも。前回のシンジくんも・・・・」

リツコの表情が厳しくなる。

「だから、レイがおかしいのよ、いくらなんでも・・・」

「・・・開発されたってことじゃ・・・・」

「なに言ってるの。そういう問題じゃないわ。体力はとうに尽きてるはずなのに・・・」

マヤが初めて気づいたような顔をする。

「そういえば、あんなに気絶しても、すぐ回復するなんて・・・ちょっと変ですね・・・」

「ちょっとじゃないわよ。あれじゃニンフォじゃない。・・・あなた、心当たりはないの?」

リツコがマヤを睨む。その視線に冷汗をかきながら、マヤは記憶をたどった。

「そういえば・・・・・」

「どうしたの?」

「今朝、シンジくんの所に行く前に・・・・・」

リツコが目を見開く。

「マヤ、あなたまさか・・・・」

「はい・・・もしかしたら・・・・レイちゃんにも・・・」

その言葉に、リツコは恐る恐るモニターを見直す。

絡み合う二人。まるで獣のようだ。

深いため息とともに、リツコが言う。

「フェロモンの相乗効果・・・私たちには・・・もう・・・止めることはできないわね」

「・・・はい」

「取り敢えずあなたは観察を続けて・・・どうしても危険だと思ったら・・・ミサトに連絡しなさい」







そして翌日の夕方。

シンジとレイが登校していないという連絡を、ミサトはネルフで受けた。

いそいで帰り、レイの部屋に入った彼女が見たのは、半ば意識を失いながら、裸で抱き合う二人の姿。

衰弱しきった様子で、それでも絡み合うことをやめない彼らに、ミサトの視界は暗くなった。




その後、シンジが目をさましたのは、病院のいつもの部屋。

それから一週間のあいだ、彼がそこを動くことはできなかった。

身体の火照りが完全に消えさるまで。




結果、ネルフ特製フェロモンの開発は中止された。

リツコだけが、その行方を知っている。

ゲンドウが、急に老け込んだ理由とともに・・・・・。







〜fin〜









かつ丸にメールを送る
katu@osaka.104.net



解説:

ぎしぎし三部作、最終話です(^^;;;
三話めをかいたのはとりあえず種あかしを・・・と(笑) まじめなのね、わし(爆)

ケンスケとの連絡役はマコトを名乗っていますがシゲルンです(笑)
やはり自分の仕事に忸怩たるものがあったのでしょうね。

で、前回ケンスケがシンジに売りつけたのは、最初の時にシンジが選ばなかったものの一つです。
白衣にしか目がいかなかったので気づかなかったのですね。(^^;
で、ノーマルな趣味のケンスケは、あまり必要ない「縛りモノ」をシンジに売りつけたと(笑)
そうすると喜んで買ったシンジの趣味って・・・(^^;;

今回、シンジが特殊なH本を選んだことで、一番喜んだのはケンスケかもしれませんね。
でもあんな本は売ってないと思う。おもいっきり違法だし(爆)

とりあえずここから本編、「夢魔の暗礁」に続いています。

一連の作品のバックボーンに「薬物」が使われていることで、不快感を持たれる方がいるかもしれませんね。
ちょっと配慮がたりなかったかな(^^;;

今回もソースで遊んでます。というかほとんどSS一本分くらいあるんだけど。
こういうのはもう多分しないと思う(笑)

この三部作はすべて同じ競作の「しばり」の中で書きましたが、結構おもしろかったですね(^^)




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