カードホルダー(コレクト株式会社)

 「カード社会」と言う言葉が言われてから随分と経ちます。
今の時代、キャッシュカードやクレジットカード等の「カード」が無いとほぼ生活が出来ない毎日です。
例えば、給料は銀行振り込みでそれを引き出すにはキャッシュカードが必要です。
また、商品の分割払い、Web上での買い物にはクレジットカードが利用されます。
通勤通学に電車やバスを利用している人は、定期券と言うカードを持っています。
そんな生活必需品的なカードだけで無く、ガソリンスタンドやレンタルビデオ店の会員証、量販店のポイントカード、図書カードや公共交通機関のプリペイドカード、病院の診察券、役所が発行している住基カード(住民基本台帳カード)、電子マネーカード等、巷にはカードがあふれています。
どうも、何らかの店やサービスを利用する度にカードが増えているような気がする今日この頃ですが、この状態で困ってしまう事が有ります。
私も含めて多くの人は、財布や定期入れ(パスケース)にカードを入れている事が多いと思われます。
私なんぞはたまに(特に使用機会の少ない)カードを出そうとするとどこに入れたかあたふたしてしまう事があります。
ついでに、カードが増える度にカードの厚みで財布が膨らむので「財布なのかカード入れなのかお前は一体どっちなんだ?」と聞きたくなります。
そんな時に「カード類専用のケース(ホルダー)を持ち歩くべきなのかなぁ」と思ってしまいます。
しかし、すぐにそんな事も忘れてしまい、カードを探してあたふたするのを何度も繰り返していました。
そんな時に目についたのが携帯用のカードホルダーです。
ちなみに従来からあるカードホルダーだとクリヤファイルのカードサイズ版と言った感じのものばかりでした。
私も少し前から財布や定期入れのポケットに入りきれないカードの収納にそう言ったホルダーを挿して使っていたのですが、今回目にしたのは、ちょっと変わった方法の収納をしていました。
それは、雛段ポケット方式とでも言う方式の収納をする事です。
要するにカードを収納するポケットが雛段(階段)状についているのです。
この方式の利点としては、
・総てに収納してもカード枚数の割に本体の厚みが薄い
・各カードの収納場所が一目で分かる
・カードの出し入れが容易
の3つがあげられます。
この3つは従来からあるクリアファイル型カードホルダーの欠点ですから、見事に解決されています。
このカードホルダー、実は以前メモパースでお世話になったコレクト株式会社から発売されているもので、商品名は「コレクトカードホルダー」と名は体を表わすものになっています。
今回使用したカードホルダーはNo.CH−116と言う型番のもので、特徴は、
・本体は紙幣サイズの見開き型
・カードを縦長に収納
・カードポケットは16枚(両側の見開きに各8枚づつ収納可能)
・カードポケットの裏に伝票や領収書等の収納が可能
・カードは名刺サイズ〜B8判まで収納可能
・ホルダーのポケットには磁気層保護シートを使用
の6点があげられます。
いつものようにこれを使ってみましたが、私自身が「買い物はカードで」と言う事をほとんどしない人なので、ここまでおおがかりなカードホルダーが必要かと言う気はしていました。
特にクレジットカードをめったに使わない身なので「カードホルダーなんて何を使っても同じ」と考えていたのです。
ところが、ガソリンスタンドの現金会員カードや量販店のポイントカードを入れて携行してみたところ、今迄ならあたふたしながら財布の中を探していたのが嘘のように「必要な時に必要なカード」を簡単に取り出す事が出来ました。
「カードホルダーなんてあっても無くても、また何を使っても同じ」と言う考えを変えないといけない感じました。
「必要は発明の母」ではありませんが、便利なケースが出現したものです。
また、紙幣サイズと言う事もあって、カード利用が多くてあまり現金を持ち歩かない人にはちょっとした紙幣入れ代わりとして使っても違和感は無いようです。 ちなみに、この雛段方式のカードホルダー、私が入手したもの以外にも横長収納のもの、札入れ等に入れられるもの、3×5サイズのもの等、バリエーションが幾つかありますので用途に合わせて選ぶ事が出来ます。
外観や細かい仕様等はコレクト株式会社のホームページで確認願います。  
 
 ……と、ここまで書いたところでコレクトのホームページをみたところ、またまた新たな収納の方式を採用したカードホルダーを発売した模様です。
とは言うものの、これを書いている時点で現物を目にしていないのでその使い勝手や利点欠点は分かりません。
手に取る事が出来たら、使い勝手等を比較してみたいと考えています。
ただ、私の住まいから比較的近くの大きな文房具店でも情報カード以外の製品の入荷が遅いので即手に取ると言う事は出来ないかもしれません。
もしも期待されている方が居られましたら気長にお待ち願います。
 
 なお、コレクト株式会社のホームページは本サイトの「勝手にリンク集」に収録しておりますので、そちら経由で訪問可能です。
 
(−了−)

 

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