桁数、三十一文字(卒業式)
起立、礼、着席、の日々繰り返しホームルームの号令永遠(とわ)に 白き紙、「以下同文」と繰り返し 眼にする黒き筆字の我が名 キンカンとチャイム終わりを告げつつも戯る仲間名残惜しかな
桁数、三十一文字(新世紀〜その2〜)
歩み行く科学の力信じつつ輝く瞳先を想うよ 空越えて思い描いた時は過ぎ二十一世紀何の事かな 私腹官、自殺惨殺医療ミス、心忘れは科学か人か
桁数、三十一文字(雪の成人式)
朝日浴び白く包みし残雪の静かに果つるアスファルト上 松明けて祝日喜ぶ子供らと晴れ着の君よ人成り日かな クラッカー、飲酒、携帯、同窓会?、形骸なりか公の願いよ
桁数、三十一文字(詠い初め〜新世紀〜)
鏡餅置かれし棚の片隅に水気失い梨眠るかな 輝ける星月姿変わらずもツァラスストラ未だ語らぬか みなもとの茜の色の光浴び、彼方見つめる赤、銀、の雄