こんな母子家庭
2004.09.05
ミラクル勝
 新しく入った外注社員のおじさん。
 自ら話の中で、バツイチと言っていた。
 しかも、おばあさんと二人暮らしだそうです。

 もともと幼いときに事故や病気、災害、犯罪に巻き込まれるなどして親を失
ったり、離婚により親が居なかったり、もともと親が分からないなどした母子
家庭や父子家庭が一般的な印象だと思います。
 でも、今回話を聞いて、離婚後、男性の場合独身のまま親と暮らすケースの
中で、両親が健在でなく父親か母親のどちらかの片方と暮らすケースもあるの
だと知りました。
 せっかく結婚して家族を増やしても、離婚後母子家庭に戻ってしまうなんて。
 まるで、僕の将来の姿のようです。
 一見65歳くらいに見えるこの、おじさん。
 別に年を取った男性の独身も珍しくないが、年老いた母親と二人暮らしだと
聞くと、侘しく思います。
 
 年齢に関係なく、片親と子供の二人暮らしという家族構成は、避けるべきで
す。
 子供に兄弟がいるとか、結婚して妻と子供とお姑さんの4人暮らしなどとい
ったように親子関係以外の家族関係も家の中で作らないと、人生長く生きる中
で、大変なこと多く起こってしまい、自分が死んだときに寂しい思いをしない
といけなくなります。
 母子家庭や父子家庭と言った片親の家庭の場合は、社会から孤立してしまい、
精神的な寂しさに加えて、社会との人間関係の構築にも障害が出る場合があり
ます。
 母親が社会との人間関係を上手く作ることが出来ず、社会や職場からいじめ
を受けていたりして、「後を付けられている」とか色々変なことを言い始めて
いたりすると、子供も社会との人間関係の構築が上手く出来なくなってしまい
ます。
 
 仕事があって親や子供が社会との関係を持っている場合は、まだ救われます。
 でも、こうした社会との繋がりを持った場合でも、家族が無いという寂しさ
が解消されることは、ありません。
 若ければ色々解決できる方法もあると思いますが、年老いてからの独身生活
は、精神的な寂しさが募ると思います。
 ましてや、親と暮らしてるとなると介護の問題も出てくるし。
 結婚していて妻や子供がいるなら簡単に解決できることでも、一人だと手間
が掛かってしまいます。
 このおじさんも、「保険料を納めるために社会保険事務所に行かないといけ
ないけれど、家族が居ないから代わりに頼める人も居ないし、インターネット
分からないから会社早退して行かないといけない」と悩んでいました。
 国や地方自治体、公共サービスの窓口が、せめて毎週土曜日開いていたら、
都合も付け易いけど、平日しか受付していないから会社を休んだり早退したり、
お盆休みの期間に行ったりして工夫しないといけない。
 このおじさんとの会話で、色々な社会の問題点に改めて気づきました。
 そして、離婚して生まれる母子家庭もあることにも。
 
 せっかく縁があって結婚したのだから、末永く一緒に暮らすことができると
良いのに。
 でも、結婚していても旦那さんや奥さんが死んでしまった場合は、お姑さん
と二人暮らしという場合もあるのでは無いかと想像してしまいます。
 とても、難しいことです。
 こんな場合、子供が居たら良いのですが。
 でも、男親は、離婚などしてしまうと子供を失うことが多いから、孤独にな
ってしまうケースが多いと思います。
 心が寂しいのは、自分が耐えればいい事だけど、社会との関係まで孤独にな
っては、いけない。
 子供という存在、妻という存在は、家庭生活を幸せな環境で長く営むことに
不可欠なことだけでなく、社会との関係を築く上でも大変重要な存在です。
 利口な男性、賢い男性なら経済的に不遇であっても、結婚できると思う。
 結婚生活、家庭生活を維持するだけの収入を得られる仕事が出来る、仕事を
見付けられると思う。
 そして、結婚したら離婚だけは、避けるように。
 離婚しても得るものは無く、将来にわたって辛いことばかりになってしまい
ます。
 年老いた子供と母親の母子家庭ほど、悲しいものは、ありません。
 結婚できなくても、子供がいなくても、せめてワンランク上の異性の友達を
作るように努力したほうが、自分が年老いたとき心安らぐことができると思い
ます。
 そして、社会との関係も良好に保つことができると思います。
 自分が年老いたとき、母子家庭という形だけは、回避したいものです。


この作品を著者のミラクル勝に無断で配布、複製、引用、編集、改ざん、販売、出版など一切を禁止します。
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