ミュージカル「李香蘭」

4月23日(初日) 於:四季劇場・秋

ねこ@松戸です。

最近、1、2年くらい前の私には考えられないくらい、ものすごいペースで
観劇しています。学生のとき以来かもしれないです。遠征はしてないですが。

いやなんか、ここ2ヵ月くらいは本当に「こなきゃよかった!こんな舞台!」って
いう、「はずれ」がなくて、ああ、本当に観劇を趣味にしててよかったなあ〜です。

今回の李香蘭が、私にとっては初見だったんですが、実は、
「なんか難しそうだから…」と、CDは聞いていました。
やーでも、見るべきだわ。訴えかけてくるものが全然違うもん。

音だけで聞いていたときは、いきなり「殺せ! 殺せ!」で始まるし、銃撃は
するわ爆発は入ってるわで、「迫力あるわ〜」としか思わなかったんですが、
なんかこう…う〜ん、なんて言ったらいいのかな。

「戦争における中国と日本」←論文のタイトルじゃねーか、これじゃ。
っていうメッセージ(なんだそりゃ)が、ほんと、銃撃の音と一緒にばきゅーん!
ばきゅーん!と突き刺さってきまして、あーほんと、これほどレポート書くのに悩む
ことってないわ。
なんていっても、全然適当な言葉が見つからないんですよね。
戦争について思うのって、人とお国で全然違うし。

ただ、「ジーザス」みたいに、「これも一つの解釈なんだな」ではなくて、
なんかこう、第二次大戦の日本と中国について、何か強烈なものを、
「これしかないんだ!」って解釈を、すごい勢いをつけてぶつけられた感じが
するんですが、「そうよねえ。戦争って悲惨よねえ〜」ってワイドショー的な
解釈をしてしまっては、あまりにも申し訳ない気がして、
なんかつまり、そういうことです。…下手だなあ、文章。

ほとんど感想になってないですが、以上、初見の私の感想…って、をい^^ゞ

作品については本当に、なあ〜にをいえばい〜いのお〜♪ ですが、
泣きました…っていつもなんで報告する必要ないかもしれないですが(^^ゞ)、
今回は隣の女性が、まー1幕始まってしばらくしてから、つぼ、つぼで
よく泣いてくれまして(笑)、もらい泣きしてしまいました。ほんとよ。
だって、私の席は1番後ろから2列目だったんですが、よく聞こえたんですよお、
すすり泣き。あっちこっちから。あれで、ああいうもの見せられて、
泣くなって方が無理だ。
最後、「徳をお〜もってえ〜♪」のあたりでは、もう号泣でした。
はあ、ほんと、今日はよく泣いたわ。

なんかみなさん、簡単に今日のレポ終わらせているみたいなんですが、
書きたいこといっぱいあるんですよお。大変だ、これから役者さんの
感想書くんだから。

まああんまり長くなるのもなんだし、今日のキャストを見れば
「えがっだああ!!!」で終わらせても十分だと思うので簡単にしますが、
これだけいわせて。
保坂さん、さいこーよ!もう、かっこよくってかっこよくって恋しちゃいそうだわ♪
軍服のお姿にまずくらーっときて、捕らえている人を振りほどく腰の動きに
ぐらぐらっときて、ほんの2週間くらい前、辛そうだった歌を聞いていた
身としては心配だった声もみごと!な復活を遂げられていて、嬉しくって
しかたありませんでした。
男言葉を使いながらも上品さとか、そういうのもあって、ほんっと最高でした。

アンサンブルの方も、しょっぱな、どうも動きとか、声とかばらばらで、
何をしているのかよくわからないように見えたのですが、2幕からはもう絶好調!
って感じで、アクロバティックなダンスも感動の嵐だったし、声もびしっと
合うようになってたし、よかったですう。

で。
今日になって気がついたんですが、私ってば今日が初見だったのに、
李香蘭のチケットだけで、今日のを入れて6枚あることに気がつきました。
しかも全部S席。今日から一月の間に5回入ってます。
どうしよう、5月は福岡クレイジー日帰り遠征もあって、お金も心配だが
一月に5回もこんな強烈なものぶつけられてたら、失神しちゃいそうだわ。
↑でもけっして、「どこかやめようかな…」とは考えない(^^)。

ではまた!

    ねこ =^. .^=

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