<ビリー> ジェイミー・ベル
1986年イギリス、イングランド北東部ビリンガム出身。
本作にてプロ・デビューを飾った。オーディションで2000人以上の中から
「演技が出来て、踊れて、正しい訛りがある子」に選ばれた。
撮影時は13歳だった。
ジェイミー自身も6歳の時にダンスを習い始めたがクラスメイトには内緒で、
サッカーの練習に出てから、レッスンに通っていたそうだ。<ウィルキンソン先生> ジュリー・ウォルターズ
ビリーの才能を見抜き、失いかけていたバレエ教師としての情熱を取り戻す
ウィルキンソン先生を演じている。
1950年バーミンガム生まれ。
舞台、TV、スクリーンと幅広く活躍する。
99年にはOBE(大英帝国四等勲章)を授与された。
<パパ> ゲアリー・ルイス
炭坑ストライキの中、家族を守ろうと懸命に闘う頑固で無口なパパを
感動的に演じている。
ケン・ローチ監督の『マイ・ネーム・イズ・ジョー』(98)のシャンクス役で
国際的に知られるようになる。ほか、『ぼくの国、パパの国』(99)や、
舞台でも活躍している。
<トニー> ジェイミー・ドランヴェン
ビリーの兄で、パパと同じ炭坑労働者のトニー役。
ITVで注目され、『エブリバディ・ラブズ・サンシャイン』(98)で映画デビューした。
<おばあちゃん> ジーン・ヘイウッド
男所帯の中でたった一人、ビリーがバレエを始めたことを無心に喜ぶ
おばあちゃん役。
舞台・TVで長いキャリアを誇るベテラン女優。
<マイケル> ステュアート・ウェルズ
荒っぽい男社会の中で、ビリーとは別の意味で違和感を抱いている親友
マイケル役。ビリー同い年の役だが、実は4歳も年上。ということは、
撮影時は17歳ということだ。
1982年イギリス生まれ。ローラーブレードをしている所をスカウトされた後、
マイケル役のオーディションを受けるように言われ、見事抜擢。
新作はポール・マクギガン監督の『Morality
Play』。
<25歳になったビリー> アダム・クーパー
ラスト・シーンに登場し、背中などの肉体美を見せつけるこの人は、英国を
代表する世界的トップ・ダンサー。
1971年ロンドン生まれ。アーツ・エデュケーショナル・スクールでタップ・ダンス
を学んだ後、ロイヤル・バレエ・スクールに入学。98年ローザンヌ国際バレエ・
コンクール東京大会でプロフェッショナル賞を受賞。このとき金賞を受賞した
熊川哲也とは同級生である。
89〜97年、ロイヤル・バレエ団に在籍。94年よりプリンシパルを務める。
そのかたわら95年よりAMPの『白鳥の湖』(新解釈)に主演を続け、97年には
イヴニング・スタンダード賞受賞。現在はフリーでAMPを中心に活動。
振付師としても活躍している。
おまけ
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