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プリントゆうえんち    1答え    2答え    3答え

ポイント  a という文字を使って、色紙などの数を2通りの文字式に表す。

(1) 何人かの子どもに、色紙を分けたい。1人に3枚ずつ分けると5枚余り、4枚ずつ分けると10枚足りな
い。子どもの人数と、色紙の枚数を求めなさい。

     子どもを a人とする
     (ア)a人に3枚ずつ分けるのに必要な枚数は…3×a=( 3a )枚
        あと5枚余っているから、もともと色紙は( 3a+5 )枚ある
     (イ)a人に4枚ずつ分けるのに必要な枚数は…4×a=( 4a )枚
        でも10枚足りなかったから、実際の枚数は( 4a−10 )枚
     (ウ)3a+5 と、4a−10 は、同じ枚数を、ちがう言い方で表したもの
                (たとえば、100本の鉛筆を、90+10、130−30 のように表すのと同じです)

     (式)3a+5=4a−10   a=15(これが人数)
        枚数は、3a+5 か、4a−10 のどちらかを使う
        3a+5=3×15+5=50
        または 4a−10=4×15−10=50     (答え)子ども 15人  色紙 50枚

(2) 何人かの子どもに、色紙を分けたい。1人に4枚ずつ分けると2枚余り、5枚ずつ分けると4枚足りな
い。子どもの人数と、色紙の枚数を求めなさい。

     子どもを a人とする
     (ア)a人に4枚ずつ分けるのに必要な枚数は…4×a=( 4a )枚
        あと2枚余っているから、もともと色紙は( 4a+2 )枚ある
     (イ)a人に5枚ずつ分けるのに必要な枚数は…5×a=( 5a )枚
        でも4枚足りなかったから、実際の枚数は( 5a−4 )枚
     (ウ)4a+2 と、5a−4 は、同じ枚数を、ちがう言い方で表したもの

     (式)4a+2=5a−4   a=6(これが人数)
        枚数は、4a+2 か、5a−4 のどちらかを使う
        4a+2=4×+2=26
        または 5a−4=5×−4=26        (答え)子ども 6人  色紙 26枚

(3) 何人かの子どもに、くりを分けたい。1人に5個ずつ分けると2個余り、6個ずつ分けると4個足りな
い。子どもの人数と、くりの数を求めなさい。

     5個ずつのときのくり全部…( 5a+2 )個  6個ずつのときのくり全部…( 6a−4 )個

     (式)5a+2=6a−4   a=6(これが人数)
        くりの数は、5a+2 か、6a−4 のどちらかを使う
        5a+2=5×+2=32
        または 6a−4=6×−4=32        (答え)子ども 6人  くり 32個

(4) 何人かの子どもに、ノートを配りたい。1人に3冊ずつ分けると2冊余り、4冊ずつ分けると16冊足りな
い。子どもの人数と、ノートの数を求めなさい。

     子どもを a人とする
     3冊ずつのときのノート全部…( 3a+2 )冊  4冊ずつのときのノート全部…( 4a−16 )冊

     (式)3a+2=4a−16   a=18(これが人数)
        ノートの数は、3a+2 か、4a−16 のどちらかを使う
        3a+2=3×18+2=56
        または 4a−16=4×18−16=56     (答え)子ども 18人  ノート 56冊