最果てのバス停<大阪府編>

4.東の果て:馬廻

(2)到達 の巻(99年4月20日)

99/04/28 更新

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1)新田辺:待機〜出発

京阪バスが3台も待機している理由は時間表を見てすぐに分かりました。10時40分〜55分頃に

続けて5台も穂谷外大行きが出るのです。全て直行便です。一般の路線バスはその後の10時

59分に出るので、それまで駅前のバスを見ながら待機します。

穂谷外大行きの直行便が出る頃には新田辺の駅から大学生達がぞろぞろと現れ、列が出来て

各バス共、満席で出発して行きます。最後の5便目だけは、学生も切れてガラガラで出て行きま

したが。その後に16B系統(天王経由穂谷行き)が入ってきます。乗り込みますが、発車までの間

に再び学生が大勢乗車して満員&騒音状態で発車します。

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2)馬廻:下車

車内はほとんど穂谷外大へ行く学生ばかりです。茂ヶ谷を過ぎ国道307号線に入ります。京奈和

自動車道田辺西インターの横を過ぎて山道を登っていくと河内峠です。バス停を過ぎ暫く進むと

府境で、そこから200m程で「馬廻」に着きます。降車ボタンを押し降りる時には学生達から奇異

な目で見られましたが、無理もありません。そこはバス停が有るだけで、何にも無いのです。

民家も無い、店舗も無論無い。府境側に100m程戻るとセメント工場が有りますが、バス利用と

は無縁です。辺りには僅かな耕地が有るだけで、あとは原野と林ばかりです。

大阪府で最も東にあるバス停に到達です。

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3)馬廻:探索

このバス停は何故設置されているのか?帰りのバスまで周りを探索しようかとも思ったのですが

片側1車線道路をダンプや大型トラックが行き交い、歩道どころか路側帯も満足に無いので歩く事

自体が危険です。というわけでバス停付近(ここだけ少し路側帯有。)で待つ事にします。

新たな疑問が湧きます。バスを降りても歩く事さえままならない道しか無い。辺りには家一軒無い

このバス停に利用者は有るのか?設置された当時の状況は分かりませんが、今より民家が有っ

たとも思えないのですがね。

辺りは原野と山林ばかり。

集落へ続く道も無い。

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4)帰路

新田辺行きで帰ります。帰りは空いているかと思えば、またまた穂谷外大生で満員で、ステップま

で乗車しています。もう帰るんかい!

帰りは途中のバス停からも一般客が乗車してきますが、問題は途中で降りる人で学生達をかき分

けて降車しておりました。

そして満員のまま新田辺に到着します。

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Tenko_Anton