The Farthest a bus stop

最果てのバス停

< 兵庫県編 > :南の果て 「土生汽船場前」

現地到達日:2000年2月19日

00/03/09 更新


南の果て : 土生汽船場前(淡路交通 灘線)

0)福良へ :土生へのターミナル、福良へ向かいます。

【行程】

高槻 7:02 ―(702K 快速)→ 8:06 舞子 ―(徒歩)→ 高速舞子バス停
高速舞子バス停 8:25 ―(AWAJI EXPRESS:淡路交通 )→ 9:45 福良


1)福良にて

黒岩行きの発車時刻(10:25)まで時間が有るので、福良港を見学に行きます。

港は、新しくビルが建ち、道路等の整備が行われている最中です。

ここから、鳴門の観潮船がでています。(帆船型の他に混雑時の増発便の一般型や、

屋形船タイプの物もあります。)

新しく建てられたターミナルビル(福良港)

観潮船

 


2)出発

バスの時刻になり、淡路交通のバスターミナルへ行きます。黒岩行きが止まっています。

車内は空いていましたが、「国衙」から御年配の方々が多く乗り込んでこられました。

後で分かるのですが、土生港から沼島へと渡る方々でした。

約40分程で、土生汽船場前に到着です。ここで下車します。

福良 10:25 ―(淡路交通 灘線)→ 11:04 土生汽船場前

福良にて

土生汽船場前に到着

 


3)土生汽船場前

事前調査では、一つ手前の「土生」と「土生汽船場前」はほぼ同じと判断していましたが、

土生汽船場前のバス停は県道から港側に入った所に有り、こちらが最南端と判断できます。

兵庫県最南端のバス停に到達です!

土生汽船場前バス停

右の建物は「沼島汽船」の切符売場
兼待合所

先ほどの、御年配の方々もほとんどがここで下車し、沼島汽船へと向かいます。

停泊中の沼島汽船の連絡線「しまかぜ」

沼島


4)土生港

次の黒岩行きまで、十分すぎるほどの時間が有るので、土生港付近を探索します。

港内の敷地に緑色に塗られた、ワラ1型が5輌分ほど倉庫として置かれています。

一つ手前の「土生」バス停も歩いて5分程の近さなので、見に行ったり、近くの浜辺等を

見てきます。

土生の集落(土生港 突堤より)

ワラ1型
(手前がワラ2660、奥がワラ17163)

「土生」バス停

土生バス停近くの砂浜。砂利が多い。

 


5)黒岩へ

昼食を取り(一応オムスビなど用意していましたが、一軒だけ釣具屋兼喫茶店があり食事を

取る事は出来ます。でも当てにして休業していても責任は持てません。)ぶらぶらしていると

沼島から「しまかぜ」が戻ってきます。バスの時間まで「土生」バス停のベンチでぼけ〜っと

過ごします。

ようやく時間通りにバスがやってきます。約10分程で「黒岩」へ到着します。

土生 13:49 → 土生汽船場前 13:50 → 13:59 黒岩

沼島から土生港へはいる「しまかぜ」

「黒岩」 バスは折り返し福良行きとなる。

 


6)黒岩

黒岩の水仙郷が賑わう頃には、この黒岩バス停付近に「第3駐車場」、先程の土生港に

「第4駐車場」を置き、それぞれ水仙郷まで無料の送迎バスを運行(淡路交通へ委託)して

いるのですが、もう水仙も終わりで、ひっそりとしています。

洲本からバスが来て、折り返し「洲本」ゆきとなります。このバスで、洲本へと出ます。

黒岩 14:42 → 15:45 洲本

ただ田舎だからのんびりしているのか、運転手さんは休憩が長引き、14:50頃に発車

となりました。

奥が洲本行きのバス。

 


7)洲本

ほぼ定刻に洲本へ到着します。一般の路線バスは、かつて淡路交通が電車を運行していた

頃の駅付近に有るバスターミナルへと到着します。洲本港での船便が盛んな頃は、洲本港に

バス停があり、そちらが終点となる路線も有ったようで(今も方向幕に「洲本港」が残っていま

す。)すが、今は港を経由する路線は有りません。

大阪へは「AWAJI EXPRESS」で帰ります。高速バスのターミナルは、港側に100m程離れて

おり、徒歩5分程です。

高速舞子/三宮/学園都市/梅田(三番街)/大阪(桜橋口)各方面への便が有ります。

梅田行きで帰阪します。

洲本BC 16:00 → 18:00 梅田(三番街)


8)エピローグ

今回の行程では、土生/黒岩で時間が有りますので、沼島へ往復する事も可能ですし、

オンシーズンであれば水仙郷も充分に見て回る事が出来ます。(シーズン中は黒岩〜水仙郷

間を一部便で延長運転していました。)

また、この様に探索する事が出来たのも、淡路交通のホームページがあり、全路線の主要

時刻が掲載されているからで、大変たすかりました。

閑散ローカル線区に乗車する場合、こういったサービスが有れば旅行者も行程を計算できる

ので少しは需要を喚起できるかもしれません。


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Tenko_Anton