<八日市場、大世古あたり>
 伊勢も戦災に会い、多くの家は焼失し昔の面影を残すところは少ない。しかし八日市場付近は結構昔の町並みが戦災を避け残っている、まずは某歯科と小西万 金丹がとうりに面し通行人の目を引く。特に万金丹は数少ない漢方薬として認可を受け現在も販売している。
     
        現在歯科医院                       万金丹(現在も販売中)
次は万金丹より北へ数分大豊和製紙がある、ここは御師龍太夫あとであり芭蕉が歌仙興行を催している。芭蕉が数日間宿泊した松葉屋風漠亭は龍太夫亭のの向か い側にあたるようだ、いつもこのあたりに芭蕉が300年によく歩いた模様。また「なんの木の・・・・」の歌仙を巻いた中津益光亭はNTT伊勢志摩支店の巨 大な建物のあたりの模様、当然昔の面影は無い。
   
 また万金丹の反対側には伊勢有数の御師福島みさき太夫跡が有り、現在は呉服店になっている。一部碑のあたりに古い建築が残っている。
   
 大豊和紙工業、神宮に納める紙の製造所だ、その左の空き地が芭蕉の滞在した松葉屋風曝邸跡だ


  

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