戻る
真・Water Gate Cafe

猫的「プロレスとは何か!?」

whats prowrestring think by DEBU cat

「猫的プロレス」とは何か、じゃありません。
「猫的」、「プロレスとは何か」、です。
つまり、案内猫である私の、個人(猫)的なプロレス観を表明するお部屋です。
なので、「違うだろそりゃ」とか、クレームつけられても困ります
プロレス観はヒトそれぞれですし、どれも尊重いたしますよ。
でも、この町、私の案内のなかで、「プロレス」という単語が出た時に、受け取り方が違うと混乱するので、
定義付けをしておこう、というコトです。
この先、私が「プロレス」と言ったら、下記のような意味だと思って下さいね。
では本編へ……。


ねこかたる

まず、一言で言うと、プロレスとは、「プロのレスリング」である、と思っております。
すなわち、相手の両肩をマットに押さえつける「フォール」を奪い合うモノ、が絶対の基本であると。
なので、いわゆる「U系」のファンの方には本当に申し訳ありませんが……、
アレは「プロレス」だとは思っておりませぬ。
だからといって、悪いとは言いませんよ。新しいスタイルの、優れた「格闘競技」である、とは思っています。

「格闘競技」の説明はココ→「格闘競技とは何か」
そして、専門のお部屋を別個に作ってあるのを見ても判る通り、
「格闘競技」「格闘競技」大好きです。

でも、私の中では、あくまでも「プロレスとは別のモノ」、なのです。
同じく、プロレスのリングで時々行われる「異種格闘技戦」
アレも、プロレスとは思いません。
故・ジャイアント馬場大権現様は、「プロレスのリングで行われるものはみなプロレス」と仰いましたが、
私はやはり、違うものだと思います。


好きなプロレスラー/新日本(出身)編
西村修橋本真也、飯塚孝之、獣神サンダー・ライガー、ケンドー・カ・シン、大谷晋二郎、中西学、越中詩郎

「プロレス」は、「プロのレスリング」だと言いました。
ですが、ただそれだけでは、他の「格闘競技」と、なんら変わるところはありませんね。
プロレスのプロレスたる所以は、もうひとつ。
「プロ」の部分だと思っています。
この「プロ」という言葉に対しても、ヒトそれぞれの意見がおありでしょうけれど、
すくなくとも、それが他人からお金を取って何かを見せる、という商売のヒトの場合は、
「客を満足させる」に足る能力と意識の持ち主、のことだと思います。
能力はもちろん、「意識」があるかどうかが、特にプロレスでは重要かと。
かつて力道山は、めたくた強い、負け知らずの、でもそっけない闘い方の新人に対して、こう言ったそうです。
「勝ちゃあいいってもんじゃ、ねえんだ!」
つまり、客が満足するような闘いをして「見せろ」、ということですね。
だから、避けられるような技もあえて「受け」て、技の激しさと受ける肉体の凄さ誇示したりするわけです。
そうすることで、迫力が出るからです。
ここら辺が、アンチプロレス派に言わせれば「筋書き」に見えるようですが、決してそうではありません。
なぜなら、技の攻防を「見せ」ながらも、あくまでも勝ち負けを「競って」はいるからです。
そうした、「見せる」プロ意識とその技術、「闘う」競技者としての意識と能力。
そのふたつを併せ持った者を、「プロレスラー」だと思っております。
ですから、この定義に当てはまるヒトは、私の中では、みんなプロレスラーです。
負けを恐れずKOを奪い合う「K-1戦士」なんて、意識的にはみんなプロレスラーだよなぁ、と思っていますし、
「U系」でも、こうした意識を持って闘っていれば、それはプロレスラーだと思います。
ただ、やっている競技が「プロレス」ではない、というだけのコトです。


好きなプロレスラー/全日本(出身)編
川田利明ベイダー、スタン・ハンセン(引退)、小川良成、秋山準、ジョニー・スミス

「見せる」意識がプロ意識だと言いました。
では、何を「見せる」と、お客さんは喜ぶのでしょう。
それは、お客さんが「何を求めて」お金を払ってまで会場にくるのか、
夜中に寝不足になってまで、チャンネルを合わせるのか、
ということと、同義語だと思います。
それはもちろん、百人いれば百通りの趣味好み考え方、があるでしょうから、一概には言えませんが、
これは一般論ではなく、私の「猫的」プロレス観を語っているわけですから、
「私は」なにをプロレスに求めているのか、を語るべきでしょう。
ずばり、「闘志」です。
闘志。勝利に向けて闘う意思。最後まであきらめない精神。闘いに、全人格さえ賭ける覚悟
もちろんそれだけではなく、優れた技術、並外れたパワー、頑強なる肉体、すべてが必要不可欠ですが、
どんなに強くても、「闘志」なき者に、感心はできても感動はできません。
私は、武道のファンでもあるので、「武士(もののふ)の魂」に触れ、感動にうち震えたいのです。
そして、全部とは言いませんが、かなりの率の日本人プロレスファンは、同じように感じているのでしょう。
多くの日本人プロレスラーが、力と技の強さだけでなく、

「心の強さ」を強調した闘いを演じて見せているのがその証拠で、
また、個人(猫)的に、そうした闘いをするレスラーが好きでもあります。


好きなプロレスラー/全日本女子(出身)編
豊田真奈美、堀田祐美子、渡辺智子、前川久美子伊藤薫

さて、では結論です。
つまり、私にとって、プロレスというものは――
「相手からフォールを奪うことを目的(ルール)とした、スポーツ格闘競技」
であり、
「鍛えた力と技と肉体による攻防を見せつける、格闘エンタテインメント」
でもあり、
「闘いに、己のすべてさえ賭ける、武士(もののふ)の魂のぶつかり合い」
でさえある。
――といった、贅沢なものである、ということです。
作家の村松具視先生は、そんなプロレスのことを評して、
「他に比類なきジャンル」
と表現なさいました。
洗練されたスポーツであり、最高のエンタテインメント・ショウでもあり、武道の精神も併せ持つ。
確かに、一言では表しきれない奥深いジャンルだと思います。
そういうわけで、
プロレス万歳!

戻る

真・Water Gate Cafe