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電子の歌姫-02

タイトル ニコURL アーチスト ジャンル コメント
1 信じる
(sososo trance mix)
ぴあぷろ 作詞 : NorthernCross
作曲 : NorthernCross
編曲 : そそそ
支援トランス 「初音ミク」楽曲の権利問題で、ドワンゴと激戦
を余儀なくされたクリプトンと、それを支援する
ファンたちへの応援歌。当時は大変だった。
2 和bit sm1348450 作詞 : dokkinko
作曲 : dokkinko
編曲 : dokkinko
テクノ テクノというかトランスというか、そんな軽快な
ビートに、和風な単語を織り交ぜた歌詞を乗せた
独特なポップス。イントロですぐにやられた。
3 ワルツのテンポで sm1839685 作詞 : aster
作曲 : aster
編曲 : aster
ワルツ マスターへの愛情をかわいらしく歌った、
アップテンポなワルツ。オルゴールをフィーチャー
したオケとPVがとても可愛い。
4 残魂エンド摂氏零度
(ver.1.2)
ピアプロ 作詞 : sapara
作曲 : sapara
編曲 : sapara
繋がる時は
いっちゅん
離れていても言葉で繋がる――。
コンピューターネットワークの中での人と人、人と
ソフトとの関係を歌った、ミクらしいテクノPOP。
5 message ピアプロ 作詞 : nayuta
作曲 : nayuta
編曲 : nayuta
トランスPOP 気持ちを乗せたメッセージ、どんな遠くにも、
過去や未来にでも、この歌に乗せて届けるよ。
そんな歌詞の、どこか切ないポップス。
6
INITIATION sm1852603 作詞 : BLUE
作曲 : BLUE
編曲 : BLUE
テクノPOP 「歌を受け継ぐ者」へのメッセージソング。
発売目前だったCV-02鏡音リン・レンたちへ、
歌姫としての魂を託す。
7
雲の遺跡 sm1686727 作詞 : yanagi
作曲 : yanagi
編曲 : yanagi
栗ごはーん どこまでも広がる大空と、悠久の大地。そんな
壮大な風景が見えてくるような、スケールの
大きな曲。MEIKOのコーラスが素晴らしい。
8 こねこのろっくんろーぅ sm1598896 作詞 : アレルP
作曲 : アレルP
編曲 : アレルP
きめろ
ねこぱんち☆
とにかく子猫のかわいらしいしぐさや行動を歌う、
ねこ好きにはたまらん曲。ありがちなポップスで
はなく、ロックのビートに乗せたあたりも秀逸。
9 不思議な幸せ sm1592091 作詞 : ネジP
作曲 : ネジP
編曲 : ネジP
ロック ヤンデレでストーカーなミクが怖いが、
曲はノリのいいロックンロール。
なので、あまりネガっぽさは感じない。
10 Frogging Dance sm1771019 作詞 : 鼻毛P
作曲 : 鼻毛P
編曲 : 鼻毛P
待て、帰るな
せめて
サビまで聴け
自嘲するような歌詞とネタっぽい間奏のラップ、
夢に出てきそうなシュールなキャラによる動画。
脳にこびりつくキャッチーな曲。怪作である。
11 戦いの日々 ピアプロ 作詞 : カワノマサキ
作曲 : カワノマサキ
編曲 : カワノマサキ
テクノPOP 自分を取り巻く環境の厳しさを歌詞に並べ、
それでも果敢に戦い続ける。
そんな決意を歌った歌。
12 TryAgain ぴあぷろ 作詞 : 赤城和昌
作曲 : 赤城和昌
編曲 : 赤城和昌
某TOPの
曲ではない
未来の見えない自分の環境に苦しむひとへ、
夢へ向かってもう一度一緒に頑張ろうと励ます、
どこか切ない曲調の応援歌。
13 あなたがいるから
-Monitor of Love-
sm1577502 作詞 : そそそ
作曲 : そそそ
編曲 : そそそ
バラード DTMマガジンのX,mas曲コンテスト入賞曲。
あなたがいるから歌い続けるよ……と、
マスターへの届かない想いを歌った、切ない曲。
14 ハト
3:51
sm1817563 作詞 : 秦野P
作曲 : 秦野P
編曲 : 秦野P
J-POPPO ネタ曲に思えるが、聖書を題材にした、けっこう
深い歌詞の名曲。ドワxクリ戦争の重い空気を
和ませてくれた救世主でもある。ハトーー!
15 SUPER HATSUNE BEAT vol_1 sm1563848 作詞 : ゆうゆP
作曲 : ゆうゆP
編曲 : ゆうゆP
ユーロビート 初期の名曲のいくつかを、ユーロビート調に
リアレンジしたミニアルバム。ミク初心者に推奨!
全部イチから作り直したというゆうゆPに、脱帽。
16 龍ノ啼ク箱庭拠リ sm1804377 作詞 : meji
作曲 : meji
編曲 : meji
民族 複雑怪奇な歌詞と、パイプオルガンによる荘厳な
オーケストラアレンジの曲が、引き込まれるような
独特の世界感を作り上げている。
17 みんなのため sm1831988 作詞 : L*aura
作曲 : L*aura
編曲 : L*aura
悲劇は
繰り返すな
ドワxクリ戦争に心を痛める作者による、悲痛な
ミク応援歌。ミクはみんなのものだから……と、
権利の独占への切ない抗議がなされている。
18 涙にさよなら sm1440863 作詞 : Pakira
作曲 : Pakira
編曲 : Pakira
バラード もういないあのひとへの、断ち切れない想いを
切なく歌ったバラード。それでも歩き出すための
「元気下さい…」というフレーズで、涙腺大崩壊。
19
(final take)
sm2120185 作詞 : Kyky
作曲 : Mistfeal
編曲 : Mistfeal
民族風マーチ 星もない暗い闇の中、その瞳に宿る強い意志の
炎を星の灯りと成し、振り返らずに生という旅路
を歩み続けよう……という、民族風行進曲。
20 エモルテーニャ ピアプロ 作詞 : よしもる
作曲 : よしもる
編曲 : よしもる
民族? オリジナルの言語を使った、独特のピアノ曲。
戦火への怒りと悲しみ、それでも信じる人間の
心の気高さを、高らかに歌う。
21 雨の中の捨てられたぬいぐるみ
(PV版)
sm2212228 作詞 : だいすけP
作曲 : だいすけP
映像 : ぬここP
ハンカチ
必須
けなげなぬいぐるみの優しい想いに、涙腺決壊。
すばらしい出来のPVも作られて、ますます決壊。
心洗われるという表現が、心底理解できます。
22 ミクのオルゴール sm1566437 作詞 : はやや
作曲 : はやや
編曲 : はやや
年間ボカロ
ランキング
ED曲!
机の奥に忘れ去られたオルゴールに自分を重ね
るミクの、いつまでも歌い続けたいという切ない
想いを歌った切なく美しいバラード。
23 サウンド sm1583280 作詞 : baker
作曲 : baker
編曲 : baker
スピーカー
傷ついた時
「セルロイド」で名を馳せたBaker氏の第二作。
ミク曲らしく「音楽」を題材にしているが、
ミクそのものは出てこない、硬派な名曲。
24 夕やみも夜明けにかわる sm1632617 作詞 : AJIHIRA_斑石うにも
作曲 : AJIHIRA_斑石うにも
編曲 : AJIHIRA_斑石うにも
前作と
変わりすぎ
前作「すくーるうぉーたー」とはまったく方向性を
変えた、苦しむマスターを励ます切ない応援歌。
同一人物の作品だとは気づかないひと多数。
25 みくのこもりうた
(覚醒版)
sm1259265 作詞 : nick-9
作曲 : nick-9
編曲 : nick-9
ララバイ 子守唄。ミクの伸びのある高音が、感嘆するほど
美しい。私の父が亡くなった夜に聴いて泣いた、
一生忘れないであろう曲でもある。
 ☆アルバム解説☆

 多少時期は新旧混ぜこぜになっているが、クリプトンの公式投稿サイト「ぴあぷろ」のIDを取ったのが'07年12月頃なので、その前後あたり――、
 主にその「ぴあぷろ」に投稿された曲をDLさせて頂いた曲を中心に集めた25曲。

 特徴としては、ジャンル名に困るような実験的な曲が多いことと、ドワxクリ戦争の影響がどうしても現れていること。
 切ないバラードや、苦しむひとを励ますような曲が多いのは、まさにそのためだと思われるし、そのものズバリな「クリプトン支援」曲も2曲ほど。

 ちなみにドワxクリ戦争とは、ミク曲の着メロ配信権利を勝手に独占しようとしたドワンゴと、ミク関係の権利を持つクリプトンとの、ミク曲権利の
 処遇を巡っての争い。
 ミクの代表曲「みくみく」が、作曲者を騙すような形で勝手にJASRACに登録されてしまったり(もうミク曲による自由な創作は享受できないのか
 と、ファンはみな恐れおののいた)、両社の公式ブログ上で、とても社会人の書く文章とは思えないケナしあいが行われたり(特にドワンゴ側が
 ひどく、2ch住人などから激しい反発を受けた)と、泥沼の様相を呈し、ファンの気持ちを暗澹とさせた。
 
 そんな中、特筆すべき曲は秦野Pの「ハト」であろう。
 人を食ったようなタイトルに歌詞、曲調。ネタ曲のように見えて、ノアの箱舟を果てしない漂流から救った「ハト」を題材にしているという深み。
 ドワxクリ戦争の真っ只中に現れ、荒んだファンの心を慰めてくれた。
 この曲がなかったら、ミクブームはスポイルされてしまっていたかも知れない。まさにノアを救った聖書のハトそのものであった。

 そしてもう一曲、「みくのこもりうた」
 曲の解説に書いた通りのいきさつにより、一生忘れないであろう歌である。
 ただし、子守唄としてはどうか……。
 いつも「この曲を聴いて寝よう」と思って聞くが、その素晴らしい歌声への感動に涙してしまい、むしろ目が覚めるのだ。
 

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