戻る

電子の歌姫-03

タイトル ニコ動No, アーチスト タグ風ジャンル コメント
1 星に願いを
-01ballad-
sm1857218 作詞 : msb303
作曲 : クリプトン
編曲 : msb303
名バラッド クリプトンによる伝説の名デモ曲を、Full
verにアレンジした曲。同じことをした公式
版「星のカケラ」より、デキがいいと評判。
2 Snow-white Medium
-電脳マキシマムスタイル-
sm2469590 作詞 : 弱音P
作曲 : 弱音P
編曲 : cosMo
超速暴走
バラッド
弱音Pの作った美しいバラッドを、ニコ動
有名Pたちでアレンジしようという企画で
生まれた一曲。原曲跡形もない超速曲!
3 DTMってなぁに? sm2088347 作詞 : ねぎたまP
作曲 : ねぎたまP
編曲 : ねぎたまP
先生、何
やってんですか
プロの漫画家によるPVが秀麗。
とにかくミクが可愛い。ポップな曲に乗せ
た演出も上手く、まさにプロの犯行。
4 Time Signal
-少し楽しくなる時報-
sm2149255 作詞 : スイーツ(笑)P
作曲 : スイーツ(笑)P
編曲 : スイーツ(笑)P
許してしまう
時報
「ウザい」と評判のニコ動の「時報」。その
タイトルフレーズを使った可愛いネタ曲。
とうとう、本家「時報」にも採用された。
5 バーボンハウスへようこそ sm1886501 作詞 : GonGoss
作曲 : GonGoss
編曲 : GonGoss
ゆっくりして
行ってね
バーボンハウスとは「釣り動画」の隠語。
ミクの可愛い「釣り」を、苦笑しつつも
楽しむ客とのやりとりが描かれている。
6
近未来都市 sm1409624 作詞 : 涼風涼雨
作曲 : 涼風涼雨
編曲 : 涼風涼雨
トランスPOP ともすれば感情すらも失いそうな無機質
な都会の中、誰かに届くことを信じて歌い
続ける姿を描く。
7
Captured sm2478149 作詞 : トラP
作曲 : トラP
編曲 : トラP
日明兄さん
ではない
届かない想いをもどかしく思う気持ちを、
切なく歌うトランス曲。歌詞の中のフレー
ズが、PCから出られないミクを暗示。
8 スターシップ sm2389664 作詞 : KEI
作曲 : KEI
編曲 : KEI
あるふぃー
ではない
星の中を駆け抜けるような、ポップなラブ
ソング。作者はKEI氏だが、公式イラスト
を描いたKEI氏とは別人。……たぶん。
9 ドキドキ☆百合学園 sm1878189 作詞 : めたはあ
作曲 : めたはあ
編曲 : めたはあ
ごきげんよう めたはあさん得意(?)の、軽快なエロゲ
OP風ラブPOPS。タイトル通り、思いっきり
百合ソングだが、別にエロくはない。
10 なんということでしょう
(PV版)
sm2568244 作詞 : Shibayan
作曲 : Shibayan
編曲 : Shibayan
みくーん ツイてない出来事に落ち込んでも、元気
な曲に乗せて気を取り直す女の子の歌。
ちょっと電波系だけど、愉快。みくーん。
11 虹の貝殻
(full版)
sm2677981 作詞 : なみP
作曲 : なみP
編曲 : ねこ
この幸せが
続きますように
二人の気持ちがずっと変わりませんよう
に……と歌うラブソング。舞台となる海岸
が目に浮かぶような広がりのある曲。
12 紅一葉 sm2465784 作詞 : しゃな
作曲 : 黒うさP
編曲 : 黒うさP
もみーじ 舞い散る紅葉が目に浮かぶ、泣かせる
弦が切ない恋歌。タイトルは「もみーじ」
ではなく、「あかひとは」と読みます。
13 swimmy sm2398205 作詞 : 底辺P
作曲 : 底辺P
編曲 : 底辺P
化粧を
落としてくる
底辺Pたちによる合作。どこが底辺だ!
と言いたくなるセンスの塊のような動画。
歌詞は、有名な絵本が題材らしい。
14 片想イVOC@LOID sm2046557 作詞 : OSTER project
作曲 : OSTER project
編曲 : OSTER project
どうして
こんなに
苦しいの
自身の代表曲「恋スル〜」のリアレンジ。
鏡音リン発売を受けて、構って貰えなく
なったミクが、その寂しさを切々と歌う。
15 Forgotten... sm1762073 作詞 : オレP
作曲 : オレP
編曲 : オレP
うえええん 「片想い〜」とほぼ同じ内容だが、曲調や
歌詞が、さらに激しい悲しみを訴える。鬱
曲…なのだが、曲そのものは素晴らしい
16 ココニイルカラ sm1449295 作詞 : 紫苑
作曲 : 紫苑
編曲 : 紫苑
ここにいるから 寂しいミク三連打。マスターは他界してい
るようにも思える歌詞なので、ある意味
更に切ない。その歌が、届くといいね。
17 過ぎゆく時代の忘れもの sm1831771 作詞 : ライダー
作曲 : ライダー
編曲 : ライダー
忘れるもんか 古いPC達を懐かしむ動画を見て、自分も
いつかこんなふうに捨てられ、でも懐かし
んでもらえるのかなと歌う、切ない名曲。
18 落葉とワルツを sm1863908 作詞 : ichi
作曲 : ichi
編曲 : ichi
ワルツ 少しコミカルな「ぶんちゃっちゃ♪」のフレ
ーズが、むしろ切なさを加速させる恋歌。
こんなふうに、ずっとあなたと歩きたい。
19 たい焼きララバイ(仮) sm1726551 作詞 : なるしす+ふみ&さくら
作曲 : なるしす+ふみ&さくら
編曲 : なるしす+ふみ&さくら
切ないミクうた タイトルはネタふう、曲もPOPだが、実は
懐かしい恋人との思い出を切なく歌う曲。
(仮)なのは、short版だから。full版は?
20 歌に形はないけれど sm2085047 作詞 : doriko
作曲 : doriko
編曲 : doriko
バラード 透明感あふれる切ないバラード。
歌詞は……よく聴くと、実は葬送曲?
ついにCD化もされた。おめでたう。
21 星空に願いを込めて
-Good Night
sm1466832 作詞 : tomo
作曲 : tomo
編曲 : tomo
ぐっない これも、亡くした恋人との思い出と、
悲しみに潰されず歩き出そうという決意を
歌った、切ないミクうた。ぐーっなーい。
22 Angel Heart sm1840253 作詞 : ひっそりP
作曲 : ひっそりP
編曲 : ひっそりP
バラード 「初音ミク」タグを固定せずにいたため、
再生数が伸びなかった不遇の名曲。
ひっそりやりたいのかと、こんなP名に。
23 FortuneDiver
(TrioVer,ReMix)
sm3762025 作詞 : 匠シン
作曲 : 匠シン
編曲 : 匠シン
うろたんだー
ふぁいぶ
Meikoとレンがメインで、ミクはコーラス。
だがそれぞれのソロverがあるので、
コレはここに。壮大なアニソン風POPS。
24 流星
(complete ver.)
sm2019245 作詞 : minato
作曲 : minato
編曲 : minato
神トランス 「Melody・・・」のPV作者ussyさんが、二作
目に選んだのがこの曲。まさにEDに相応
しい壮大かつ、ちょっと悲しい曲。
25 ミク名曲メドレーオーケストラ
-OP,39×31-
sm1881960 作詞 :
作曲 : ミクのマスター達
編曲 : takotakoagare
交響組曲 '07年のミク曲、再生数TOP31曲を、
オーケストラアレンジにしたメドレー。
各曲の繋ぎが名人芸で、泣かせる。

 ☆アルバム解説☆

 今回も、発表時期は新旧混ぜこぜだが、おおむね'07年末から'08年新春あたりの曲を中心に集めた、厳選25曲。

 ついに、このあたりで「ニコニコ動画」のIDを取った。
 なぜこのタイミングかというと、ドワxクリ戦争がようやく終結したからだ。
 とりあえず、着メロのドワ独占は撤回され、著作権のあり方も、ドワ&クリ共同で、JASRACに頼らない新しいあり方を模索しよう。
 ――という、まあ当たり前といえば当たり前な路線で落ち着いたのだが、ボカロファンは皆、ほっとしたものだった。

 まあ、一番ほっとしたのは、ドワンゴの下で直接ニコニコ動画を運営するニワンゴであっただろうけれど。脱退者が大量に出たらしいし。
 しかし戦いの爪痕は大きく、課金登録である「プレミアム」会員の多くが無料会員になってしまい、戻らなかったらしい。
 実際私も、本来はいつでも高画質&高音質の動画を見られるプレミアムにするつもりだったのだが、やめたしなあ。
 だって「あの」ドワンゴに、クレジットカードのナンバーを預けたくはないし……でもコンビニ支払いとかだと面倒だし……。
 
 まあそれはともかく。ついにボカロの「本場」に来た私は、より多くの名曲に出会えるようになった。
 その結果が、このアルバム集の作成に繋がっているわけだが、この時期の特徴としては――「鏡音リン・レン」が発売されたことか。

 後継機の出現によって、ミクは影が薄れるか、などと言われていたが、リンレンがミクとは桁違いの調教の腕を要求するじゃじゃ馬で
 あったせいもあり、むしろミクの曲は質・量ともに異常なほどの高まりを見せる。
 ただ、あまりに全体のレベルが上がったためか、「コレ!」という突出した曲はない。
 逆に言えば、どれも安心して聴けて、しかも感動できるクォリティのものばかりだ。

 そんな中、どうしても一曲、となると、挙がるのは「片想イVOC@LOID」だろうか。切なすぎて涙ボロボロになる。
 Oster氏の今までの作品の中でのミクとのかかわりを、知っていればいるほど、切なさは更に倍増。
 そこから「Forgotten...」「ココニイルカラ」「過ぎゆく時代の忘れもの」という流れは、前半が割と明るい曲が多かっただけに、
 ちょっと鬱になりすぎるだろうか……と思うほど激しい涙腺破壊ターンだ。
 その後もED的な切なく静かな曲が続き、ようやく「FortuneDiver」でドーン! と盛り上がるが、直後に「流星」で真のEDに。

 「星に願いを」で始まって「流星」で終わる。別に狙ったわけではないのだが、星つながりで、妙にハマっていることに気づいた。
 そういえば、ミクの曲には「星」がタイトルに付いたりテーマに選ばれたりした曲が多い。
 なんとなく、その繊細で透明感のある声が、星を思わせるのだろうか。

 「流星」で終わると言ったが、もう一曲あるではないか? と思われるかもしれない。
 だが、ラストの名曲メドレー「OP,39×31」は、ボーナストラックという扱い。
 なぜなら、これはボーカルは入っていない、純粋なオーケストラアレンジ曲だからだ。
 つまり、「ミクが歌った曲」ではあるけれど、厳密には「ミクの歌」ではない。
 しかし、編曲・構成・演奏ともに、まさに神と呼びたくなるような出来栄えで、収録せずにはいられなかった。
 

「ピアプロ」ホームへ

ニコニコ動画


ご来場ありがとうございました