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R/L
タイトル ニコNo, アーチスト ジャンル コメント
1 下剋上(完)
(リン&レン)
sm2871474 作詞 : 一行P
作曲 : 一行P
編曲 : 一行P
ラップ 鏡音一家の口上という形をとったラップ。
'08年春頃の現状を嘆くレンや、そこそこ元気
なリンの、成り上がろうという気概を歌う。
2 リンリンシグナル
(リン&レン)
sm1971028 作詞 : シグナルP
作曲 : シグナルP
編曲 : シグナルP
テクノPOP P名の元となった曲。まだリンレンの調教が
熟成されない頃に現れ、あっという間に代表
曲に。今思えば、流石というところか。
3 淋しい熱帯魚
(リン&レン 元歌・wink)
sm2250420 作詞 : 及川眠子
作曲 : 尾関昌也
編曲 : 船山基紀
POPS ショタエロイドPによるwink曲のカバー。その
P名から想像されるような、困ったコメが溢れ
る動画だが、歌の調教は神で、どうしよう。
4 FREEDOM
(リン&コムロイド 元歌・globe)
sm2095894 作詞 : 小室哲哉
    : &MARK
作曲 : 小室哲哉
コムロイド コムロイドのターン! シグPことHiroaki-Arai
さんの歌が小室さん似と評判になったことか
ら始まった、コムロ曲似せ似せ企画である!
5 Overcome
(レン)
sm2171751 作詞 : シグナルP
作曲 : シグナルP
編曲 : シグナルP
コムロイド コムロ風の曲ではあるが、コムロイドは参加
してないので、正確にはシリーズではない。
ボカロならではの高音パートがスゴい。
6
ライバル
(リン)
sm2678754 作詞 : シグナルP
作曲 : シグナルP
編曲 : シグナルP
コムロイド 同じく、正確には単なるリンオリジナル曲。
しかし、前作の「Overcome」よりコムロ成分
は増えた。てかまんまである。サビがイイ。
7
鏡音リンのドナドナ
(リン)
sm1927959 作詞 : かぼちゃP
作曲 :
編曲 : かぼちゃP
ブラスト
ビート
なぜ「ドナドナ」で「ブラストビート」なのか?
それは聴けばわかります。てか「ドナドナ」っ
て、こんな曲だったっけかwwwwwwwww?
8 ぶっちぎりにしてあげる
(リン)
sm1924663 作詞 : ぶっちぎりP
作曲 : ika 
編曲 : ぶっちぎりP
ユーロビート ミクの代表曲「みくみくに〜」のカバー曲。て
かロードローラー(RR)ネタへの迷アレンジ。
再生数的にも、実質、RRブームの頂点。
9 逆襲のロードローラー
(リン)
sm1890730 作詞 : ぱんだ王国
作曲 : ぱんだ王国
編曲 : ぱんだ王国
Progressive Rock あまりにプログレすぎるので、ついたP名が
「いーえるP」(プログレバンドELPから)。
RRブームの牽引役となった名曲。
10 俺のロードローラーだッ!
(リン&レン)
sm1925468 作詞 : honorary_chairman
作曲 : honorary_chairman
編曲 : honorary_chairman
ロック 「逆襲」とともに、RRブームの牽引役となった
名曲。歌詞はRRネタだが、曲はガチの名曲
なところが、各RRトップ動画の共通点。
11 おまいのハートを
舗装してあげるッ!

(リン&レン)
sm1929520 作詞 : ぱんだ王国
作曲 : ぱんだ王国
編曲 : ぱんだ王国
Progressive Rock 「逆襲」のいーえるPさんが送る、RRネタの
第二弾。さらにパワーアップしたネタと曲で、
RRブームを完全に定着させた。
12 ロードローラー音頭
(リン)
sm1899209 作詞 : 乱数P
作曲 : 乱数P
編曲 : 乱数P
音頭 これもRRブーム初期に出た、ブーム牽引役
の一曲。「逆襲」「ぶっちぎり」「俺の」と並び
RRネタ四天王といったところか。
13 ロードローラー節_改
(リン)
sm2114412 作詞 : レインロード
作曲 : レインロード
編曲 : レインロード
民謡メタル RRネタ成分は薄いが、民謡メタルとでも言う
べき独特の曲が新鮮。調教も上手く、素晴ら
しいデキなのに、伸びない。ドコドコドコドコ。
14 ロードローラー一直線
(リン)
sm1970083 作詞 : 乱数P
作曲 : 乱数P
編曲 : 乱数P
Retro 某ルパ○のEDそっくりな曲とPVのネタ曲。
RRネタとしても面白く、曲も調教もよいのに、
これもイマイチ再生数が伸びない。
15 哀愁と情熱の
ロードローラー

(リン)
sm1969557 作詞 : てとてと(情熱P)
作曲 : てとてと(情熱P)
編曲 : てとてと(情熱P)
Latin 歌詞は、RRネタばかりやらされるリンの悲し
みを描く。だがPV絵が嬉々としてRRを乗り回
す姿ばかりで、そのギャップがウケる。
16 ジプシィダンス(改)
(リン&ミク)
sm2722302 作詞 : U-ta
作曲 : U-ta
編曲 : U-ta
なんという
マーニャ
珍しい、エスニックな曲。イラストがまた、ジプ
シィなミクとリンのセクシーな姿で、曲とよく
マッチしていて、動画の魅力を増している。
17 雪月風花
(リン)
sm1912041 作詞 : 骨盤P
作曲 : 骨盤P
編曲 : 骨盤P
演歌ロック RR節と並ぶ、和風ロックの珍しい一曲。
が、ニコ動では民謡や演歌はやはりウケが
悪いのか、「節」同様イマイチ伸びない。
18 ネオ☆仁義
(リン)
sm1988585 作詞 : レインロード
作曲 : レインロード
編曲 : レインロード
民謡メタル レインロードさん得意(?)の民謡メタル。
歌詞も曲も、ムダに熱くムダに壮大。
素晴らしいデキなのだが、伸びない…。
19 HEART BREAKER
(リン)
sm2001086 作詞 : ぱんだ王国
作曲 : ぱんだ王国
編曲 : ぱんだ王国
Progressive Rock いーえるPさんの第3作は、超ガチ。RRから
開放されて、プログレ全開の神曲。だが…、
ガチ曲は伸びないニコ動。聴こうぜ皆!
20 おk、緑は、敵だ。
(リン&ネル(声はリン))
sm2196134 作詞 : 一行P
作曲 : 一行P
編曲 : 一行P
tsunderock 偉大な先輩である緑(ミク)に、追いつき
追い越したいという心情を、ツンデレ風に
歌った可愛いネタ曲。
21 雲の遺跡
(レン)
sm1895388 作詞 : yanagiP
作曲 : yanagiP
編曲 : yanagiP
栗ごはん ミク&MEIKOの歌った神曲のセルフカバー。
リン版もあるのだが、見ての通りアルバムは
リンだらけなので、レン分を補給。
22 ピンクスパイダー
(リン)
sm1995370
(PV版)
作詞 : トラボルタP
作曲 : トラボルタP
編曲 : トラボルタP
hide
ではない
間違える人が多いので、しつこく言うが、
hideの神曲ではない。引き篭もりのクモを
外に引っ張り出し、元気を与えるリンの歌。
23 RING×RING×RING
(リン)
sm2582693 作詞 : OSTER project
作曲 : OSTER project
編曲 : OSTER project
テクノPOP オスターさんがようやくリンと折り合いをつけ
た(本人談)、本格的リン曲第一弾。ミクの
「恋スル〜」のパロも。ってか、レンはぁー?
24 ココロ
(リン)
sm2500648 作詞 : トラボルタP
作曲 : トラボルタP
編曲 : トラボルタP
アリガトウ… RR系以外に突出した曲を排出できなかった
リンレン曲に、強烈な喝を入れた超神曲。
ここから、名Pのリン名曲ラッシュが始まった。
25 ココロ・キセキ
(レン&リン)
sm2844465 作詞 : ジュンP
作曲 : トラボルタP
編曲 : ジュンP
四度目は
この曲
そんな「ココロ」に感動したジュンPによる、
「ココロ」へのアンサーソング。二曲が混ざる
と、もう泣かずに聴けるものか。

 ☆アルバム解説☆

 「鏡音リン・レン」がメインボーカルを努めた25曲を集めたアルバム。
 
 特徴は、なんといってもRR(ロードローラー)ネタの数の多さだろう。実に8曲もある。
 もちろん、ここに入れなかった曲はもっとたくさんある。
 '07年末に、「あの」初音ミクの後継機ということで、過剰なまでの期待をされて発売されたリンレンだったが、どうしても消せない鼻声な
 ど、調教の難しさからみなてこずり、実験的なネタ曲ばかりが続いた。
 そこに、2chスレの話題や、発売直前に上がった聖地ならぬ「整地」と呼ばれるこの動画、そしてそれらを受けたピアプロのネタイラ
 ストなどの影響により、リンレン発売直後の年末年始に突然花開いたのが、この「RRブーム」だ。

 もとはといえば、「ミクといえばネギ」のようなキーアイテムを、リンたちにもなにか持たせよう、という話題が始まりだったのだが。
 「ロイツマ・ガール」ネタがウケて、自然発生的に定着した「ミク=ネギ」イメージと違い、どうしても「押し付けられた」感があるためか、
 ミカンもバナナもタマネギもタクアンも、いまいち受け入れられなかった。
 そこに、「そこまで言うなら、もういっそのこと、これでどうだ!」とばかりに放り込まれた、14歳という可愛い二人のイメージと真逆な
 無骨さのRR。
 「JOJO」という、ネタの宝庫な劇画にも登場したことで有名なこの「アイテム」は、最大のインパクトを持って、多くの人に受け入れられ
 てしまったのだ。

 おかげで、いまいちミクのキャラの強さには敵わないようなイメージのあったリンに、「RRムスメ」という強烈なキャラ性が付属され、先
 代たちにも対抗しうるほどの人気を確立できた。
 ――が、代償として、当初思われていた「元気で可愛いロリ系妹キャラ」という青写真は、すべてローラーの下に轢き潰されてしまった
 のだが。
 まあ、ミク自身が妹キャラ的なイメージがあったので、二番煎じとしてくすぶるよりはよかった……の、かも?

 ところで、本来ならばRRはリンレン二人の共通イメージであるはずだったのだが、やはり女の子とのほうがギャップの激しさが大きくて
 面白いのか、「リン=RR」なイメージが強い。あぶれたレンは、このアルバムを見てもわかるように、ちょっとかわいそうな状態(純粋な
 ソロは一曲だけ……)になってしまった。
 とりあえずバナナをアイテムに頑張っているが、彼の今の人気の立ち位置は……「ショタ」。
 ショタが悪いとは言わないが、それだけではツラいのも確かだ。今('08年4月中旬)はだいぶ曲も増えてきたし、がんがれレン!
 
 RRばかりで終わるわけにはいかない名曲がひとつ。それはトラボルタPの「ココロ」。
 ある科学者が作った奇跡のロボット。限りなく人間に近いそれには、ただひとつ「心」だけが足りなかった。
 失意のうちに亡くなった科学者の死後数百年。突然起動した「ココロ」プログラムに戸惑いつつも、かつての日々が「記録」から「記憶」
 に変わったことで、止まらぬ涙を流し続けるロボットの姿を描く。
 曲、歌詞の構成と演出、リンの調教とすべてが高レベルで、爆発的人気になった。
 
 この企画を立ち上げ、大部分をMP3に落とした(きちんと配布していない曲もあるので、全部とは言えない。言えないだけだが)時点で
 は、まだ25曲にも達していなかったリン・レン曲が、「ココロ」の後であっという間に埋まり、実際にはその前にも作られていた名曲も
 発掘されて、もう溢れ返ってしまっている。それほどのインパクトを、私も含めたボカロファンたちに与えた衝撃作だ。
 さらに、神解釈(原曲作者は、曲の解説はしていない。解釈は各自で感じたままに、ということらしい)のPVや、アルバムのEDに置い
 たほどの鳥肌アンサーソングも作られるなど、「ココロ」ワールドはどんどん広がっている。
 

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