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大山、湯原、皆生、三朝温泉ツーリング!

同行の883君のHP 

明石SA。5:13AM

3月14日

昼14時頃、明日からのツーリングに備え、クラッチレバーに給脂してたら、今回の同行者の883君が徳島より到着。迷う可能性があるので、早めに11時に出たとのこと。20時頃来てと言ってたのに、いくらなんでも9時間もかからんでしょうが。

メンテナンスしてたところなので、ついでに883君のZZ-R400(ZX400K)のメンテナンス(クラッチワイヤー給脂など。)する。

そして、することもなさそうなので、三宮まで一緒に行き、俺は買い物に行き、それから須磨までバイトに行く。この間は883君はほとんどゲーセンにいたそう。よく分からん携帯ストラップをGET!していた。この晩は883君とラーメンを食いに行き、そして酒盛りをする。

3月15日

朝4時起床。そして、パッキングを速攻で済ませ4時30分には出発。いつもどうり俺883のオーダー。43号線までは暖気しながらゆっくりと走る。43号線は工事で1車線規制だが全然気持ちよく流れている。ハーバーハイウェイと2号線を乗り継ぎ、長田は尻池から少し登り山手幹線。そして須磨料金所より第二神明道路。この時間帯の第二神明はトラックばっかり。どんどん追い抜く。住宅街の明かりをすり抜けるようにアップダウン。予報は雨だが降ってない。しかし湿度気温高くて全然寒くない。

5時過ぎに明石SAに着き、小休憩。加古川BP、姫路BP、太子龍野BPと100〜140で快調にトラックを抜きつづける。だんだん明るくなってくる。予報に反して空には所々晴れ間も見える。相生の駅前から2号線は2車線。トラックに前後を挟まれててストレスたまりまくり。でも流れ自体はよい。夜間の幹線国道は不況の影響で高速を使えなくなった長距離トラックで埋まってる感じ。

6時前に374号線との分岐近くの有年のファミマで休憩と食事。374号線を走り中国道佐用ICを目指す。車はほとんど走ってなくて気持ちよい。

佐用ICから中国道を広島方面へ。少し曇ってきたが雨を感じるほどではない。なんか虫が多い。勝央SAに着く頃には20匹ぐらいシールドにくっついていた。勝央SAでシールド洗ったりしてるうちに雨が降り出し、だんだん強くなってくる。すぐには止みそうでないので少し弱まったところで出発。路面も濡れているので巡航速度を110くらいまで落とす。院庄IC付近でマジ土砂降りに遭遇して、停まって合羽着ようと考えるが、すぐに止む。落合JCTから米子道。2つ目の湯原ICで降り湯原温泉を目指す。雨はほぼ止んだが道は濡れているので慎重に走る。ほどなくして湯原温泉砂湯に到着。

3度目の湯原温泉。相変わらずダム下の笑える温泉だ。朝食にしようと考えるがまだ10時前でほとんど開いていない。しばらく温泉街をうろつき、”サボテン”って喫茶店が開いていたので朝食にする。

湯原温泉から313号線を勝山方面へ戻る。途中、”神庭の滝”って気になるものを見つけてしまったので見に行く。ちょっとした生意気に2車線のワインディングロードを抜けるとすぐに駐車場。案内を見ると滝のクセに300円も入場料を取るようだ。でも、案内の写真を見ると思った以上に凄い滝のようなので行ってみる。ビニール袋持ってるとサルに襲われますって警告が興味を惹く。保護色で最初はよく分からんかったが、よく見れば”湧いてる”と表現する方が正しいくらいいっぱいいる。山椒魚や鯉もいるが冬眠してるようで、オカネぶつけても反応しなかった。そして、サルを驚かしてみたら威嚇攻撃される。思わず謝ってしまった。滝は思った以上に迫力のある滝だった。それにしても滝よりも猿が面白かった。カナリいけてるスポットであった。

勝山からは181号線。気持ちよく流れている高速ワインディングって感じだ。新庄村の”道の駅メルヘンの里新庄”で休憩。やはりというか何故か新庄選手のポスターでいっぱいだった。ここで名物の熊笹蕎麦や熊笹茶を飲む。

181号線四十曲トンネルを抜けると鳥取県日野町。江府町に入ると正面に頂上に雪やガスを被った大山が見えてくる。青看板の”鏡が成”の文字が気になった(俺も883君もインターハイの時テントを張った思い出の地なのだ。)ので482号線へ。タイトなワインディングを抜けると高原地帯の真っ直ぐな道。晴れ間も見えてきている。大きな雪の塊のような大山がカッコいい。

滝動画

猿動画

勝央SA。7:51AM

 

 

 

 

 

 

 

 

 

湯原温泉。拡大するとカナリ危険。

神庭の滝。遠くから。

猿。

猿。毛づくろいしまくり。

神庭の滝。近くで。

道の駅メルヘンの里新庄。雪に感動してるが、

こんなもんじゃなかった。

いかにもツーリング!な写真。

大山。国道482より。

 

県道315、45で鏡が成を目指す。高度がどんどん上がり、路肩の雪も増えてゆき、日陰に入ると雪が路面にまだ積もっているところもあり、攻めて走るのはカナリ怖い。ゆっくり慎重に走る。夏来れば相当楽しめる道だろう。(というか走ったことある。)鏡が成に着くと雪は2メートル近く積もっていて、スキー場が思いっきりオープンしてた。21世紀初のオンロードバイクでの来訪者になってしまった気がした。

来た道をゆっくり慎重に戻り、再び181号線。米子市内に近づくにつれ車が増えてゆく。米子市内で道に迷いながらも皆生温泉に着く。日本海に面した所にバイクを止め、久々にご対面の日本海の風の強さを味わってみる。温泉街で共同湯を探しにぶらついていると、ソープのポン引きが寄って来る。ここは神戸で言うところの新開地みたいな所なのね・・・。でもすぐにOUランド(おーゆらんど)とベタな名称の共同湯(クアハウス?)を発見。入浴料は320円(サウナ付きで520円)と銭湯並みの安さで施設も清潔でよく出来ている。ハーブ湯、ジェットバス、露天風呂、打たせ湯、と一通りある。そしてサウナは普通のドライサウナと初体験のミストサウナがある。ミストサウナはなかなか凄く熱い。ドライより温度は40度くらい低いのにむっちゃ熱かった。

皆生温泉を出、弓ヶ浜の米子市和田浜キャンプ場でテントを張ることにする。国道431号線を北上する。まずガソリンスタンドでコンロ用のガソリンを給油する。そして、スーパーとホームセンターと100円ショップと酒屋がくっついたショッピングセンターを見つける。ここで懐中電灯や食器、電池、暇つぶし用ゲーム(何という準備不足(笑))、そして夕食のスパゲティ、ウイスキー、氷、おつまみを買う。

しばらく走ると和田って交差点があったので停まる。弓ヶ浜に出てみると、トイレや水道、キャンプファイヤーの跡などキャンプ場らしきものを暗闇の中に確認。ここでテント張ることに決める。

夕食を作る。ナベが小さいのでスパゲティ茹でるのは苦労した。1つのコンロでスパゲティを茹で、キノコソースとカニ缶を暖めた。茹であがったスパゲティにキノコソースとカニ缶をぶっ掛けて食べる。食器は小さすぎたのでナベのまま食べる。思ったよりおいしく頂ける事が出来た。そして、ウイスキー飲みながらゲームする。そしてだんだん寒くなってきたのでシュラフに入り就寝。しかし、寒くてなかなか寝付けず。

鏡が成。こういうポーズ撮りたくもなる道であった。

皆生温泉。OU(お〜ゆ)ランド。

おーゆ・ランド

テントと883。

スパゲティ作り中。

スパゲティ完成。美味そう!?

朝5時。出発前の暖気。

3月16日

朝5時起床。いつの間にか行商人と思われる熊谷ナンバーのハイエースが停まっている。朝食は買い忘れた(あったとしても寒いので早く出たい)ので速攻でテントをたたみ、パッキングし6時前には出発。早朝の431号線を南へ快走する。だんだん夜も明けてくる。雲ほとんどない快晴だ。大山がむっちゃきれいに見える。米子の人は幸せだと思う美しさだ。・・と信号待ちで883君のZZ-Rがストール。水温計が全く動かないそう。気温は氷点下1度。見事なオーバークールだなってことでガムテープでラジエター塞いで対処する。

そして9号線。早朝の幹線国道なんでやはりトラックばかりだ。でも気持ちよく流れている。左手に日本海、右手に大山を時々眺めながら快調に走る。そしてある小さなコンビニで寒さに耐え切れなくなったので休憩。そして、”道の駅ポート赤碕”でも休憩。タコの形した遊具が多数ある。童心に戻って楽しんでしまう。ここの喫茶でモーニングを食べる。600円で朝から凄い量の朝食でおいしく頂いた。883君はこの店にあった古い麻雀机にエラく感動していた。いまだに1901年だそうで久々に2000年問題を見た。

ムリ膝883。

大栄町から県道に入り三朝温泉を目指す。倉吉市から179号線へ。南へ少し走り県道へ。4年前の夏走ったことがありけっこう覚えている。そして三朝温泉。ここもまた湯原温泉みたいな凄い露天風呂だ。しかも泉質がすごい。なんかヒリヒリする。そして熱い!熱い方の湯船は入れたものでないくらい熱い!

この日は自分の都合で4時までには絶対に神戸に戻らなくてはならないので三朝温泉がこのツーリングの最後の温泉って事にする。一般道だけど、100キロ以上で流せる。しかし、前方に4連ダンプ発見。俺は追い抜くが、883君は抜く場所がなくて困ってる様子。10分くらいしか走ってないが”道の駅三朝楽市楽座”で休憩。久々に見たニッキ水を頂く。そしてまたハイペースで走り482号線との分岐を越えると超低速で黒煙撒きながら走ってる22輪トレーラー。追い抜き禁止だが遅いし、黒煙が凄いわなので追い抜く。すぐに人形トンネルを抜け岡山県上斎原村。そのまま真っ直ぐ行けば奥津温泉だが行かない。左折し482号線へ。ツーリングマップルに”ワインディングロード”とだけ書いてあるが本当にワインディングロードである。路肩には1メートル以上積もってるが道路には雪もなく、凍結防止剤も無くなっているので気持ちよく路面を蹴飛ばす事が出来、非常に楽しい道なりであった。そして辰巳峠を越えると再び鳥取県。タイトな下り道だ。鳥取県側から走ると相当楽しめる道のようである。雪の量も岡山側より増え、時々道路にも落ちてきているので慎重に下る。素朴な山村風景を抜けてゆくと国道53号線。姫路の方へ一気に走り抜ける為に29号線を使いたい。ってことで北上し29号線とのショートカット道へ。29号線は一度走ったことがあり、鳥取側からの方が面白そうだと知っていたのもある。やはり車も少なく楽しめる道だった。若桜町の中心を抜けるとイイ感じのカーブが続く。しかし凍結防止剤がカナリの量撒かれていて滑りやすそうなのであまりペースを上げず走る。

兵庫県との県境の戸倉峠で休憩。12時30分。あと3時間半以内で神戸に戻らなくてはならない。なっかなかきついではないの。でもしっかり休憩と雪遊びをし12時50分出発。兵庫県に入り渓谷沿いの高速コーナーを攻める事もなく80キロ前後で淡々と流す。しかし、年度末工事が多い。けっこうこれに時間を食ってしまう。姫路BPで戻る予定だったが、以外に時間がかかってしまったので山崎から中国道へ。そして、福崎から播但道、そして姫路BP、加古川BP、第二神明、神戸線で戻るとする。中国道に入り160で巡航。しかし883君が付いて来てないので意味はなかった。安富PAで休憩。SA並みの施設のある大きなPAだ。ここで14時。あと2時間で神戸・・・。間に合うのか!?播但道も同じくらいで巡航。姫路BPからは車の流れで。都市高速は渋滞が突然発生するのであまり飛ばすわけにはいかないのだ。そして、加古川BPに入ると腹立たしい事に工事渋滞。高速ではすり抜けしない主義だが、待たせてる人がいるからのんびり渋滞には構ってられないのですり抜ける。

第二神明に入る直前でやっと渋滞解消。そして明石SAで休憩。ここから883君は徳島方面へ向かうのでお別れである。15時。あと1時間・・・・。明石SAを出発し伊川谷の分岐。ここで第二神明は南線と北線に分かれる。徳島へは北線からの方が便利らしく、ここで883君と別れ、自分は慣れている南線を走る。電光板には”若宮〜摩耶渋滞9キロ。”と。もうだめ・・。終った!と感じる。須磨料金所を越え、若宮の大カーブあたりから渋滞を覚悟する。でも、湊川、柳原を越えても渋滞はなし。大分解消に向かってる様子。しかしやはり神戸駅付近の連続カーブからハザードが見えてくる。摩耶出口越えると一気に渋滞は解消し再び快調に走れるようになる。深江出口で15時15時45分。そしてコトゴトク信号に引っかかり15時55分下宿着。そして、16時JR六甲道の待ち合わせ。間に合う分けない。結局15分ほど待たせてしまったのであった。

 

 

6時25分。大山が美しい。

上と同じ場所でマニュアル撮影。

道の駅ポート赤碕から日本海

道の駅ポート赤碕から大山とタコ遊具。

三朝温泉。右側は超熱い!

三朝温泉。対岸から。

戸倉峠旧道と883。

883氏謎の行動。

戸倉峠。今シーズン最後の雪!?