7月23日

出発前の勇姿

16時頃出発。近所の出光で給油。2号線をしばらく走り、御影公会堂から六甲山方面へ。六甲山を越え、六甲北道路経由で中国道に入る。中国道の反対車線は日曜の夕方だけに凄まじい混み具合である。吉川のジャンクションから舞鶴道にはいり、西紀SAで休憩。ライダーはいなかったけど、広島ナンバーのドラッグスターが2台止まってる。すごい荷物の量。間違いなく俺と同じく北海道を目指しているのだろう。サスを高速向けにリセッティングして出発。丹波の山並みを突き抜ける高速ワインディング。130前後で淡々と駆け抜ける。福知山からは対面。北海道帰りなのか、休日のショートツーリングなのか反対車線はバイクばっかりである。終点の舞鶴東で高速を降り、新日本海フェリーの看板に導かれるままに18時前に舞鶴港に到着。すでに5台ほど到着していた。出港は23時30分。5時間以上ある。この舞鶴小樽航路を使うのは4回目。船内の食事は高い。この暇な時間のうちにラーメンなどを買い出しに出かける。ついでに同じフェリーに乗り込む大雪山に向かうワンゲルの後輩たちへの差し入れも買う。再び舞鶴港に着いて荷物を見てみるとネットのフックがなくなってた。トレーラーの運ちゃん(徳島出身。SRXでレースしてるくらいのバイク好き。今回は仕事での北海道なのでバイクがうらやましいそうだ。)や、ZX9Rのおっちゃん(サイドスタンドが壊れてて苦労してはった。)、RF900Rの兄ちゃん(逆車リミテッドカラー。同じバイクに出会うのは奇跡的なことであり、お互い驚く。)と話したり、カレー食ったりして時間つぶし。移動中、後輩の差し入れに買ったウオッカが落として割れてショック。バイクの乗船開始は22時から。22時10分前になってやっとワンゲルの後輩たちが到着。当然彼らは俺がここに来てることを知らんので驚いてた。”んじゃ!”と帰るふりして新日本海フェリー”フェリーらべんだぁ”に乗り込む。バイクは船体に対して垂直に置くようだ。船の中の滑りやすいトコで90度に曲がるのって怖すぎ。GL1500がその時に転んでた。3人かかりで起こしてた。大変そうだ。

7月24日

この日は一日中船の中なのである。トレーラーの運ちゃんにドライバーズルーム入らしてもらったり、その運ちゃんやワンゲルの後輩と卓球したり、ひたすら昼寝したり、風呂に2回も入ったりと人生で最も無駄な一日を過ごした。夕方くらいから船外は大雨で出発前からブルーになる。

フェリーのすれ違い。

かすかに見えるのが新日本海フェリー”すいせん”

小樽敦賀を結ぶ高速フェリー。

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