7月28日

朝6時前に起床。昨日話したGN125のおっちゃんはすでに出発の準備が出来てて暖気している。またまたこのおっちゃんと早朝から1時間近くも立ち話してた。おっちゃんは富良野の方へ向かうそう。

出発前。朝6時半。

7時前に出発。この日の計画はすでに決めてて、三国峠を通って屈斜路湖に行き、温泉に入って美幌峠、石北峠を越え、層雲峡で旭岳に登る前泊してる後輩たちに差し入れを持ってゆき、再び”道の駅とうま”に戻ってくる計画だ。当麻町、愛別町、上川町と大雪国道39号線を駆け抜ける。早朝の通勤と逆方向なんで車も少なくて快適。層雲峡の長いトンネルを抜け、大雪ダムで右折し国道273号線へ。道内最高所の三国峠に向けて真っ直ぐな道が続く。三国峠には8時ちょうどに到着。走行距離は一時間少々で85キロ。一般道なのになかなか恐ろしい平均速度だ。天気は曇ってるが景色はよく、それほど寒くもない。見渡す限り樹海が広がる。樹海の上を跨いでるよく写真でみる橋も見える。

三国峠パーキング。奥はクマネシリ岳らしい。

眼下はほとんど樹海。

この橋、渡ってみたらカーブの途中から突然段差ばっかりでカナリあせった。この橋を渡ったら後はとても長い下り直線。あっというまに200キロ越えてしまう。清水谷ってところで上士幌の町内をショートカットし、足寄へ向かう為に道道468へ。途中から北海道ではじめて見る一車線。周りは鬱蒼とした木ばっかりの道だ。道の駅足寄湖で休憩。国道240、241号線をひたすら東へ。阿寒湖の辺で休憩し、特に何も見ず出発。国道241号線の阿寒湖から弟子屈町への下りはけっこう急カーブで工事中なところも多かった。弟子屈町の中心にある”道の駅摩周温泉”で地図を確認し、243号線へ。天気はかなり曇ってて摩周湖の方は期待できそうでないので行かなかった。屈斜路湖に突き出た和琴半島にある無料混浴露天風呂に入る。なんか、湖の辺にある水溜りに脱衣所が付いただけ見たいな温泉である。湯船も苔がいっぱいで面白い。一人で入るのにはけっこう勇気の要りそうな温泉だった。湖畔の土産物屋で名物の”いもまんじゅう(名前違うかも知れん。)”を食べる。店のオバちゃんがたくさんおまけしてくれた。4つくらいまでは美味しく頂けるがケッコウ胃にもたれる食べ物で厳しかった。ついでに後輩たちへの差し入れに”まりもまんじゅう”を買う。

 

屈斜路湖。和琴半島の湖畔から。

和琴半島の駐車場出ようとしたら痛恨のディスクロックしたまま発進で倒してしまう。露天風呂で一緒になった3人組(ZX9R女性、オフ車2台男。不思議な組み合わせ。)に目撃されてしまったのでガソリンいれたてで250キロはあるRFを一発で起こして逃げるように脱出。被害はウインカーが取れただけだが、根元の溶接部から取れてるのでとりあえずタイラップで固定。それだけかと思ったらウインカーがつかない。電球割ってもたかなと思ったが、ただ単にコネクターが緩んだだけであった。路肩で修理してたら先ほどの3人組にまた目撃される。自分の目指してる温泉に入った。また同じになるのはなんかイヤなのでやめて、美幌峠を目指す。

美幌峠はツーリングマップルに書いてるとおり、眺めも走りも感激だった。本州には多分ないだろうな超高速コーナーが連続する。途中に1キロ以上はありそうな直線があってリズム狂ったりするけど楽しいところだ。峠から眺める屈斜路湖もムチャクチャでっかくてすごい。美幌峠から美幌方面への下りは大きなカーブが一回あるくらいであとは長い下りだった。美幌町内の北洋銀行で金を降ろそうとするがカードを置いてきてしまってた事に気づく。仕方ないので郵便貯金から降ろす。

 

美幌峠から屈斜路湖。
美幌峠美幌町内への下り。ゆるやかな大カーブ。

端野町を抜け、北見市に入ったところで対向車線にネズミ捕り発見。これが北海道で唯一見たネズミ捕りだった。北見市の中心の東急百貨店でまた差し入れに”たらとば”って魚の干物を買う。

北見市を抜け留辺蘂(るべしべ)町に入る。なかなか横長い町でいつまで走っても留辺蘂町だ。車も多く、石北峠ののぼりにさしかかるとけっこうな渋滞具合である。あまりに車が多くて走りは楽しめなかった。石北峠のパーキングで焼きトウモロコシを食べた。パーキングは古ぼけたいつでも崩れそうなトタン作りでいい雰囲気だった。

石北峠からの下りは大型車もそれなりにスピード出せれるのであまり混んではなかった。大雪ダムからは朝通ったのと同じ道。層雲峡の長いトンネルを抜けるとすぐに層雲峡野営場。バイクでは入れないので駐車場に止めて5分くらい歩く。ちょうど一回生が鍋とか洗ってるところだった。しばらくして誰か一人になったトコを狙っておどかしてみる。M井君が出てきたので近づいてみたらあっけなく気づかれる。差し入れ渡してしばらくテントに入れてもらい、就寝時間(20時)になったところでバイクの方へ戻る。

 

層雲峡。

朝来た道を戻り、”道の駅とうま”を目指す。途中多少雨がぱらついたがすぐに止む。9時過ぎになってやっと到着。道が暗いだけに行きしなよりはるかに長く感じた。

→次の日へ