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7月13日 この日、今期最後の実験が終わり、夏休みに突入。絶対無理だと思ってた単位もなぜか取れていることが分かってすごく気分がよい。そして、この週末全然バイトもないので実家に帰るとする。 深江ランプから3号神戸線にのり、いつもどうり第二神明、湾岸線(少しだけだけど・・。)神戸淡路鳴門道を走る。いつもどうり淡路SAでネギトロ丼を食う。
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雨の明石海峡大橋。
淡路SA(下り)より。 |
第二神明乗ったころから雨がぱらつきだし、明石大橋の上では道路もぬれてる状態だったが、淡路SAでいるうちにやむ。地面が乾きだしたころからは160巡航。路面温度が高いためか足回りがうまく決まってるのかまったく不安なし。まだ明るいうちに実家到着。
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7月14日
朝4時に起床し、5時ちょうどに出発。暖気しながらゆっくり走り国道55号線へ。なつかしの母校すぐ横の交差点から192号。すぐに徳島市内を抜け石井町鴨島町と順調に走りつづける。車がほとんど走ってない涼しい朝の道はやっぱり気持ちよい。90〜130くらいで少しづつ狭くなっていく吉野川を眺めつつ走り抜ける。
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高越山(こうつさん)。
別名阿波富士。1123m。 朝6時。 高校生のころは1時間少々で 下から頂まで10キロを背負って 走って登っていた。
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池田町の手前まで192号線でそれからはしばらく32号線を走る。32号線は高松と高知を結ぶ大動脈であり、池田ではさらに徳島からや瀬戸内側川之江からの車も流入してくるので交通量は増える。黄線区間であるし、それ以前に見通しのよい場所がないのでまったく追い越しができない。昔はこの32号線も未舗装の1車線道路だったらしく、いかに高知県が陸の孤島だったかを感じることができる。景勝地の小歩危の手前あたりでよい感じの橋と山があったので休憩する。
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朝7時小歩危。
吉野川中流の景勝地。 小またで歩いても危ないから こういう名称らしい。確か。
チンダル現象。 湿気が多いようであまり いい天気にはなりそうでない予感。 |
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四国の河川の上流部には
このような魅力的な橋が いくらでもあります。 |
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32号線となんか面白い形の山。
それにしても2回休憩したにも かかわらず徳島から100キロ先 の小歩危に2時間で着くとは。 早朝走るのはお得でよい。 |
いつのまにか高知県に入り大豊町。ここから439号線へ。悪名高い439号線であるが、このあたりは高知自動車道のインターもあることだし2車線で走りやすい。すぐに本山町に入る。山に囲まれた町なのに意外と栄えている町だ。土佐町に入り”道の駅さめうら”で休憩。まだ早いのでトイレしかあいてなかった。早明浦ダムは思ったほど大きくはなかったが貯水湖は四国一の川のダムだけにかなりでかい。
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四国の水瓶の早明浦(さめうら)ダム。
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ここからダム湖の左岸を走る県道17号へ。地図上では2車線だがセンターラインのない1.7車線って感じの幅の道だ。魅力的な形の橋が多くてなんかうれしい。大川村に入るがどこにも人の気配を感じない村だ。集落らしい集落がまったく見えない。ダム湖にほとんど沈められた村。俺の知る限り最も過疎の村だと感じた。
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土佐町と大川村の境あたりで
見つけた赤いつり橋。 |
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↑の橋から早明浦ダム湖。
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さらに上流部で見つけた
美しいトラス橋。 |
こころあたたまる看板がいっぱいある大川村を抜けると本川村。そして国道194号へ。寒風山トンネルというのができて愛媛の西条までたったの30分でいけるようになった道だ。できたばっかりっぽい道の駅があったので休憩。温泉もあって宿泊もできるようだ。寒風山トンネルの手前から旧道に入る。旧道はやはりこれぞ四国の3桁国道な感じで森の中の1車線。どんどん高度が上がってゆきガスの中に入っていく。石ころや苔がいたるところにあって気を使う。最上部の桑瀬峠から左折し瓶ヶ森林道に入る。
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瓶ヶ森林道にあった素掘りトンネル。
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瓶ヶ森林道から多分
瓶ヶ森(1894m)。 ちなみに高知県最高峰。 1時間もあれば登って帰れそう だけど、こういう天気なんで止めた。 道路は多分標高1700mくらい。 西日本最高所だろう。 気のせいかしれんけど さすがにキャブの調子いまいち。 |
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瓶ヶ森山頂近くのクマザサ野。 |
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自念子ノ頭(こんな字だったと思う。)
すぐ近くに見えた。 |
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ちょっと高度を下げてシラサ峠。
そして山荘しらさ。 6年も昔、高3の夏、 登山の四国大会でここに宿泊した。 なつかしい・・・・。 いろんな思い出が よみがえってきた。 ボスとか(分かる人限定。 そしてさようなら。
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シラサ峠から2キロほど進んだ
ところでオドメーターに5が揃った。 トリップに2が揃ってるのは偶然。 実家出た時に0にあわしていた。 気温湿度計はなかなか便利で、 エンジンや太陽の影響を受けない 走行中は正確。 湿度計で天気の変化を予測できる。
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瓶ヶ森林道は舗装はされてるもののボコボコで路肩が50センチくらい陥没してるところもあった。まだ完全な夏型気圧配置になってなかったこともあり写真のとおりの天候で景色はガスばっかりだった。晴れていたら最高の展望が楽しめたことだろう。西日本最高所の車道だし。石鎚山の登山口である土小屋までゆき、そこから石鎚スカイラインで面河のほうへ降りる。
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石鎚スカイライン下っていると
石鎚山が見えてきたので写す。 登っておけばよかったかもしれない。 |
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同じ場所から岩黒山。
この山と石鎚山との鞍部が土小屋。 |
石鎚スカイラインは残念なことに下りだけしか走れなかった。登りはむちゃくちゃ楽しめそうな感じだった。降りるにつれどんどん気温が上がってゆきむちゃくちゃ暑い。そして天気もよくなってゆくのが悔しい。スカイライン降りたところにあったGSで給油。250キロ走って17リットル。けっこうハイペース且つ1速2速しか使えない林道を通ってきてるのでこんなもんだろう。494号線で美川村に入り、松山高知間の大動脈国道33号線へ。柳谷村から440号線で地芳峠、そして四国カルストを目指すつもりだったが440号線入ってすぐに土砂崩れで通行止めにぶつかる。他の道では大きく迂回することになってしまうので四国カルストはあきらめる。33号線に戻りダム湖沿いの休憩所でしばらく休憩する。
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面河第三ダム湖。
愛媛県だがこの水は高知市のほうへ 仁淀川となって流れていく。 |
いつのまにか高知県吾川村。高速コーナーが連続してて面白い。景色もダムや発電所が多くて楽しい。高度をどんどん下げて越知町佐川町を抜ける。駐車帯にはアイスクリン屋が出ててさすがは高知県である。日高村から土佐市のほうへ南下し横浪スカイラインへ。バリバリマシンによく出てくる道なんで面白い道だろうと思ってたが、龍ヶ洞スカイラインとよく似た感じの路面状態。白い路面と砂利が浮いているようなアスファルトが混在。走ってるうちに白い路面はちゃんとグリップするのが分かってきたが砂利が浮いてるようなほうはどうにも信用できないのでペースはそこそこに抑えて走る。しかし、景色はすばらしい。太平洋が大きい。入道雲が美しい。そして、日差しが徳島とは全然違う熱さ。
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横浪から太平洋。 |
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誰だったか忘れた。
途中にあった休憩所で。 バイクは族っぽいホークUや ゼファーがいてうるさかった。
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横浪スカイラインを出て、今度は浦ノ内湾を一周する感じで東へ漁村風景の中を走る。仁淀川河口大橋は地図では有料だが無料化されていた。ひたすら東へ桂浜へまっすぐな道。堤防があるので景色はあまりよくない。アイスクリン屋がいっぱいならんでいる。まっすぐな道が終わり少し山を越えると桂浜に着く。有料の駐車場に停め、アイスクリン食べたり坂本竜馬を撮ったりする。
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桂浜で坂本竜馬。
思いっきり逆光。 デジカメのフラッシュまったく 歯が立たず。
数日後、京都でも坂本竜馬の 銅像を見た。 |
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桂浜と松と太平洋とアイスクリンと
俺の手。 アイスクリン200円。 高知県内どこいっても 道端で売ってる。 |
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浦戸大橋。
こちらはまだ有料。
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高知市街が近づくにつれ車が多くなってくる。市電が走ってる街なんで、なかなか走りづらい。はりまや橋で右折し32号線へ。徳島へ戻るには32号線〜192号線、高知道〜徳島道、195号、55号、と4通りあるが、32号線は交通量多いことが予想できるし、高速は使いたくない、室戸を回る55号線は距離的に論外、ということで、交通量がなく距離的に一番最短(とはいえ150キロ以上ある。)の195号線へ。32号線から分岐してすぐは市電が横走っていて狭くてしかも路面悪くて走りにくい。土佐山田の市街までは車が多いがそれ以降は一気に減り走りやすくなる。道の駅美良布で軽く休憩し物部村内の高速コーナーの連続を軽快に走り抜ける。徳島県境近くになるとガスの中に入り道もぬれてくる。
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霧の195号線。物部村。
高知県の路面はなぜか白い。 交通量皆無。川から立ち上る 湯気と水門と緑の組み合わせが なんともいえないよさげな感じで 思わず停めて写真とる。 |
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別府峡の廃屋になったGS。
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四ツ足峠トンネルは霧がたまっていてめちゃ視界悪かった。が、トンネル抜け徳島に入ると霧はほとんど晴れていた。木頭村北川で少し休憩し、淡々と徳島方面へ走る。248キロで残り6リットルの警告灯が点灯。徳島まで80キロ。うまく走れば無給油で走りきれそうだ。以前事故した上那賀町はビーバー館で休憩。目に虫が入って痛いのでコンタクトを洗う。7時過ぎだが山の中なのでほとんど真っ暗だ。暗闇のワインディングは難しい。特にコーナリング中はヘッドライトが地面ほとんど照らしてくれないから神経使う。とてもじゃないが地元車には着いていけないので譲りまくり。鷲敷のローソンで最後の休憩をし阿南市桑野から県道へ。そして羽ノ浦から55号線。そして9時20分無事実家到着。 総走行距離582キロ |
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