10/5に神戸へ帰った。

そのまま11号線で高松行っても面白くないので

吉野川沿いに穴吹まで行って、そこから193号線で高松へ行く事にした。

実家の前で。

 

朝7時10分に実家を出る。末広大橋使い一気に市の中心へ。

193号線をひたすら西へ。案外車が多い。どんなに頑張っても58キロの

タクトは煽られまくり、馬鹿にしたみたいな抜きかたされる。かなりくやしい。

石井のあたりで、193号線の信号と車の多さに疲れ、吉野川の堤防

の上を走ることにする。自転車で四国を走り回ってた頃よく使った道だ。

一般車通行禁止だが全然余裕で走れる。堤防の上は風が強い。向かい風で

50キロ以上出ない。向かい風ごときで最高速が2割近く落ちるとはさすが5.4馬力。

高瀬潜水橋で。

 

堤防上は一般車通行禁止だけあってかなりボコボコである。乗り心地優先

のためか、ダンパー効いてるのか効いてへんのかわけ分からんサスが

ピッチングしまくってムチャ危険で面白い。小さなキャリアにムリヤリくくりつけた

35リットルザックを何度も落とした。対向車避けたら路肩のボコにはまっちまい、

堤防の芝生に吹っ飛んじまった。道路の1mぐらい下に落っこちたが、芝生の

おかげでタクトも自分もザウルスも無傷。堤防に持ち上げるのはなかなかしんどかった。

RFでこんな目にあったらムチャ情けなくなるが、原チャだとなんか楽しかった。

が、通学中の女子高生に見られ恥ずかしかった。こけた後はエンジン掛かるか

不安だったが、何事も無かったかのようにキック一発で始動。このあたりからは

高越山(こうつさん、おこっつぁん 1133m 阿波富士ともいわれる。)が美しい。

高校のときの思い出がいっぱい詰まったいい山だ。また登りたいと思う。

高越山

 

潜水橋を渡り、吉野側中流北岸の阿波町へ、ここからは県道13号鳴門池田線

通称鳴池線を西へ、193号線とのジャンクション脇町を目指す。

193号線の穴吹高松区間は、途中に高松空港や塩江温泉があり、

実は高速を使えば11号線使うより高松に早く着くこともあり、

交通量は山中のワインディングのくせに多い。が、山越え区間

2車線、香川町から4車線で走りやすい。だから登りは50キロしか出ない

タクトは煽られまくる。高松まで約40キロ。信号無いから常に全開、

下りはメーター振り切って行ける。もう10月だ、風がさぶかった。

塩江の道の駅で時間見たらフェリー出港まで45分しかない。

飛ばしたいのに飛ばせない。あと25+αキロ。アベレージ40キロ

以上でいかないと。カナリどきどき。とにかく飛ばせるだけ飛ばした。

原チャのくせに追い越し車線使って車を抜きまくる。途中で

警戒中の白バイと目が合った。荷物がずってきてランプもナンバーも

隠れてるっぽいのでみっかたら捕まること確実。だがそんな事にゃあ

かまってられない。とにかく飛ばす。で、ナントカ出港10分前に

高松東港に到着。無事フェリーに乗れ、神戸に帰れた。

 

フェリーより高松市街