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室戸岬、龍河洞ツーリング!! 

 同行の883君のHP。同じツーレポがあります。

1月4日

朝9時30分ころ、実家を出発。この日は883君と、その専門学校仲間達とのツーリングの予定だったが、883君以外は用事で来れなくなったらしい。ということで、883君のZZ-R400(ZX400K)と俺のRF900Rの二台でのツーリングとなった。計画では南阿波サンラインまでだったが、この2台、しかもツアラーなんでもっと遠くまで行けそうだ。高知まで行く事に決める。

9時50分。集合のローソンで。

俺、ガラ悪すぎ。

9時45分頃、集合時間ちょうどに待ち合わせのローソン着。すでに883君は来ていて立ち読みしてた。上の写真を撮り、俺が先頭で出発。薬王寺参拝の渋滞も無くなり、気持ちよく流れている55号線を快調に南へ。昔は1時間近くかかった阿南市も、バイパスが開通した今はとても早く着く。特に休憩も取らず55号線の本道へ。未改良な国道だけど空いてるし信号も無いので早い。出発から1時間もしないうちに日和佐町に入る。ココからは楽しみな南阿波サンラインに入るだけにローソンで休憩を取り、車体各部の点検をする。日和佐に来るとなんか空気が徳島市内とは違って暖かい。南国だなぁと感じる。

 

南阿波サンラインは何度も来た事あり、しかも二日前にも走ってるので道はそれなりに覚えている。2nd6000rpm以上をほぼ常にキープし、ちょっとアグレッシブに走る。千羽のトンネルを抜けると目の前に太平洋と南国風景が一気に広がる。少し荒れてるけど面白いコーナーが続く。ホントいい道だ。第一休憩所を無視し、第二休憩所で休憩。トランポに250γとCBR600を積んできてる人もいる。愛媛から来てるようだ。わざわざ愛媛から来るほどいい道なのである。883君のザウルスは動画を撮ることが出来るのでこれでコーナリングしてる所を写す。どのあたりで撮ってるのか分からなかったので、ゆっくりとほとんどバンクさせずに走ってる所を撮られてしまったが、動画を見てみるとなかなかうまく走れているように見えていい感じだった。

 

阿波サンを抜け、牟岐の駅前から再び55号線。牟岐町、海南町と抜ける。途中でYB-1とスクーターの二人組みを抜く。彼らはあと2台(あとで、シャリー[かなりのハイカスタム]、MBX50と分かる。)の合計4台海部町から宍喰町に入る手前にある前回DAXで走ったときも寄ったお好み焼き屋で昼食。カナリ大きい、大阪とかで食べたら1000円以上はするお好み焼きがたったの350円!しかも焼いてくれる!儲かってるのかどうかホント気になる安さの店である。

ここで883君と先頭を代わり出発。この先の室戸岬までは取り締まりの多いことで有名な所である。883君は100キロ以上はほとんど出さない安全運転で駆け抜けてくれた。30キロもの間海と山しかない道が続き室戸岬へ。ここでもまた走ってる所を動画に収める。

室戸岬で883
室戸岬で俺
室戸岬の海。カナリ荒れてた。風強いし。
 

室戸岬からはまた俺が先頭。しかし、風強すぎる。真っ直ぐ走るも難しいくらい。そして寒い。でも我慢して走る走る。室戸はやはり風の強いところだ。漁港の防波堤の高さが尋常じゃない高さでびっくりする。奈半利に入ると55号線沿いには建設中の阿佐海岸鉄道が目立ってくる。そして安芸市に入り、”道の駅大山”で休憩。天気はいいけど寒い寒い。バイクは俺ら以外は古いBMWがいたくらい。しばらく55号線を走るとなんか海岸線がいい感じの所に来たので休憩する。安芸市生まれの歌人の碑があり、碑の前にくると自動的に悲しげな音楽が流れて寒い。ただでさえ寒いのに。そして、碑文の歌詞は「雨が降る、雨が降る・・・・」とか書いてて寒い寒い。そして休憩中に徳島から抜いたり抜かれたりの繰り返しだった原付4人組に抜かれる。

こんなトコで休憩だが・・

ひたすら続く砂浜海岸。いい景色なのだ。

 

高知市に近づいてくると道も4車線になり車も増えてくる。そして龍河洞の案内板出てきたのでそちらへ向かう。少し走ると龍河洞スカイライン入り口。入り口付近にはNチビがいる。なるほど、そういう道なのか、楽しめそう!と思ったが、なんかアスファルトが白い、初めてお目にかかる路面タイプなんで、足で滑り具合見たら、凄くやな感じ。そして路肩は落ち葉一杯でかなり怖い。いい感じのコーナーあるが初めての道でしかも路面が怪しいのでゆっくりと走る。そしてスカイラインを登った上には何故かヨーロッパの古城風の建物があり、これが三宝パーキング。ここでまた休憩。地球の丸さが分かるくらい目の前に太平洋が広がり、手前には促成栽培のビニールハウス群が見える。凄くいい景色。しかし、寒い、そして風が強い!

三方パーキングから高知平野と太平洋。手前にはスカイラインの道なり。

古城風の壁!ツアラー2台と883。

 

三宝パーキングからは龍河洞スカイラインはなんか舗装の種類が変わる。これまたひどい舗装で、普通にコーナリングしたら突然フロントの接地感が抜けてマジであせる。舗装路のくせして石を跳ねてるような音がしたから聞こえる。ダートを走ってるくらいのつもりでビビリながら走る。慣れてきたら楽しめる道なんだろうけど、怖いばかりでほとんど楽しめない道だった。DAXでリベンジしたくなった。龍河洞の入り口のレストハウスで夕食を取る。そして、あまりにも寒いので高速で帰る事に決定。

しばらく細い道を走り土佐山田町の195号線。ここで給油。220キロ走って13.5リットル。リッター16キロってところか。まぁこんなものだろう。高知道南国インターの看板のままに走り32号線へ。少し高知方面へ走り南国インター。対面通行の高速なんで対向車が眩しくて気を使う。車の流れは120前後。たまに有る追い越し区間では140キロで走っても追い抜かれる。ほとんどがトンネルでトンネルの中だけはなんか暖かくて天国に感じる。そして、トンネル外に出ると激しく寒い。高度がどんどん上がってゆくのでどんどん寒くなってゆく。いつの間にか愛媛県に入り馬立PAでたまらず休憩する。なんか道が濡れてて雨降ってたのかなと疑ってみると路肩には雪が積もってる。雪融け水のようだ。気温は1度とからしい。凍り始めたら大変な事になりそうだ。

馬立PAで883。凍えてます。
 

馬立PAから少し行くと山中に大きなジャンクション。徳島道方面に進む。車の量が一気に減る。川之江の山奥。池田まで30キロもまだある。また少しずつ高度が上がってゆき、ムチャクチャ長いトンネルがある。車もないので飛ばしてみる。長さ分からんから200キロ弱で止めておく。徳島道のトンネルは車が少ない為か知らんけど、あまり暖かくない。少しずつ高度が下がってゆき池田町。そして吉野川SAで休憩する。ハイウェイオアシスも併設されてるけど、あまりにも寒いので行く気にもならない。休憩すればするほど外に出るのが辛くなるのでコーヒー飲むだけで出発。車の流れに逆らわず走る。SAの電光板には”土成〜上板間で片側通行”とか出てたけど、別にしてなかった。上板SAで最後の休憩。小指が取れたかのように寒い。寒いというより痛いくらいだった。

上板SAで。俺のはイエローバルブ。距離感が掴みやすい。
 

上板SAから少し走ると徳島平野に降りる。でもやはり寒い。高速を降り11号線へ。そして吉野川大橋。ここがまた風が強い強い。流されまくって怖すぎ。車は多いしで祈るような気持ちだった。徳島市街を抜け、昭和町で883君と別れる。そして9時頃無事実家に到着。

 

走行距離:約360キロ

高速代:2900円