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湯郷温泉ツーリング

天気予報によると、今日は一日中晴れらしい。空も確かに雲ひとつない。車載工具をいつもより減らし、空いたスペースに温泉セットを詰め込み、小物入れに財布、デジカメを入れ9時半出発。

2号線灘区脇浜の”すき屋”に9時50分着。朝食に納豆定食370円を食う。キャッチフレーズの”Save Money Save Time”の通り、飯なんて早く安く腹を満たせればそれでいいのだ。10時ちょうどにすき屋を出る。自動車専用道の浜手バイパスを通り、2号線をひたすら西へ。長田のさくら銀行で一万円降ろし、垂水の駅前から山の方へ入り第二神明名谷インターを目指す。今回はいつもの明姫幹線250号線ではなく、第2神明加古川BP姫路BP太子龍野BPで一気に播州を抜けてしまうつもりなのだ。第2神明は順調に流れ、加古川BP(無料)で少し増えるがたいした事ない。エンジンは超快調。5速から軽くひねるだけで200キロ近くまで軽く加速する。姫路BPの料金所に備え減速したら料金所がなくなってる。いつの間にか無料になったようだ。しかし、姫路BPでは工事の大渋滞。別に急ぐわけでもないので渋滞に参加する。バイクはゆっくり走るほうが難しいので練習になるし。しかし、左手が攣りそうになるくらい半クラ連続でしんどかった。太子龍野BPもいつの間にか無料になってた。いい時代になったもんだ。相生まで1時間少々800円で行ける計算だ。太子龍野BP元有料区間では対向車線にスーパーカブが走っててびっくりした。いくら無料とはいえ緑看板の自動車専用道路。すごい勇気のある人である。(俺もいつも浜手BP、DAXで走ってるケド。)太子龍野BP抜けても2号線は相生駅過ぎまで四車線で走りやすい。揖保川町の日石で給油。相生駅過ぎから2車線になってペースが少し落ちる。この頃から晴れ間がなくなり良くも悪くもない天気になる。天気予報の大嘘つき〜って感じ。赤穂市に入り2号線から右折し373号線へ。交通量は全く無くなり、80前後のハイペースで駆け抜ける。智頭急行と並走しながら上郡町上月町を一気に抜ける。上月町の中心から179号線。ココからは4年前の冬、FZR400RRで一度走ったことのある区間。その時は真冬のマイナス1度の中を走っていた。今回は6度でやはり寒い。微妙に道なりを覚えている。万熊峠というちょっとした峠を抜け、岡山県は作東町へ。そして目的の美作町。374号線との分岐にあるサンクスで休憩。女子中学生が集まってるがなまっている。サンクスのお姉さんもなまってる。岡山のイナカーって感じである。1キロほど南下し、湯郷温泉郷へ。観光案内所で共同湯の場所を聞く。4年前来た時とは雰囲気が変っていて全然分からなかった。共同湯の”鷺の湯”も前来た時とは全然違う立派なクアハウスに変身していた。4年前来た時は単なる風呂屋みたいでショックだったのだ。露天風呂からサウナ、ジェットバスまでイタセツクセリでとてもよかった。俺の好きな自然のままの何の施設も無い温泉とは違うが、寒いだけにこういうイタセツクセリの温泉はとてもありがたい。600円という入浴料がとてもオトクに感じられた。

湯郷温泉鷺湯前にて。

入浴料600円。オススメ!

15時半に湯郷温泉を出、国道374号線を備前方面へ南下する。交通量はほとんど無い。順調に英田町吉井町和気町を抜ける。左手には同和片上鉄道の廃線跡が見える。備前市で2号線との交差点からは250号線に変る。表示が無くて分かりにくく、知らん間に2号線に入っていたりする。

 

穏やかな吉井川と国道374号線。

左手に廃線跡。

天気は良くも悪くも無くて寒い。

 

備前市から走行動画を撮るためにわざわざ”岡山ブルーライン”へ。横向きやら後ろ向きやら色々試してみて右前方向きのが一番良く撮れた。

2号線に戻る頃にはもう7時前で真っ暗になってる。日本の大動脈の2号線はトラックトラックトラックばっかりになっている。とにかくトラックばっかり。周りが暗いだけに怖い。必死で流れをリードしていく。一般国道なのに80キロ以上で流れている超ハイペース。相生までは2車線。凄い道だ。373との分岐を超え、行きしなと同じ道を戻る。太子龍野BP姫路BPともに順調。一度も止まることなく別所PAで休憩。身体が芯から冷え切ってる。バイク降りたら一気に身体が震え始める。ミルクセーキやらカレーマンやミンチカツ食べて身体を温める。加古川BP第2神明も順調。垂水区内の台地をアップダウン。遠くに見えだんだん近づいてくる明石大橋や住宅街の明かりの中に120キロで滑り降りる感じ。この時間帯の第2神明はホント美しい。名谷PAで最後の休憩。ホットココアで身体を暖めなおす。もう2号線は走る気になれないので600円払い3号神戸線へ。車は多くなるが流れは順調そのもの。いつも詰んでる京橋摩耶間も全く渋滞なし。深江で降り、8時半下宿無事到着。