6月6日

 # 九州上陸 #

4日

バイト後道後温泉、そして56号線をひたすら走り大洲、197号線で八幡浜〜保内〜佐田岬。

松山市内出る時にはすでに日は落ちていて全行程暗中走行。キャノピーはヘッドライト暗い(18w/18w*2)が、照射範囲は広いので真っ暗闇の山道を最高速70キロで下るのも特に不安はない。大洲までは(下りは)楽しいワインディング。車もトラックも少なく気持ちよく走り抜けられる。大洲市内は道がややこしく(8年前自転車で来たときも迷った)今回もやはり迷う。佐田岬入る頃にはもう日が変わるが、それでも走り続け、瀬戸町の道の駅にイイカンジの屋根付ベンチあったので眠る。

深夜のメロディーライン。

5日

4時起床(3時間しか寝てないが、明るくなると自動的に目が覚める)で5時出発。6時過ぎには国道九四フェリー乗り場(三崎町)につくが、始発は7時半で暇をもてあます。荷物満載の久留米ナンバーのバルカンと多摩ナンバーのZZR400も同じ船。船は僅か70分で大分県は佐賀関につく。九州って意外に近いものだ。八幡浜まで高速できてるし、徳島からなら日帰りできそうだ。

早朝のメロディーライン(国道197号)

九四フェリー、ニュー豊予3

佐賀関につき、まずは別府目指す。大分市内を産業道路使ってパス。大分市は工業都市ってかんじだ。思った以上に大きな街。別府市内からは国道500号。いきなりキッツい登りで20キロしか出ない。まず今日最初の温泉ってことで、”鍋山の湯”へ。

明礬温泉。湯の花作るところ。

大分自動車道の橋。東洋一のコンクリアーチ橋だそう。

パソコン積んでるの忘れてダートを爆走(?)

 

明礬温泉から少しダートを走る。ダート終点には俺以上にすさまじい乗り物で来てる人がいた。ダートの終点から少しの山登り。10分らしいが、ビーチサンダルでも5分程度で着いた。

なんと林道でトレーラーヘッド。しかも神戸ナンバー。完敗です。

登りついた先にはこんなワイルドな温泉♪いい湯加減でした。しかし、入ると泥だらけになって入浴前より汚れる(笑)

湯船からの景色。別府市街まで見えます。

沸いてます。これは無理です。

煮えたぎってます。大地の強さを感じずにはいられない。

この景色の中に温泉2つも隠れてます。

帰り。別府市街が美しい。至る所から湯煙が。

2つ目の温泉は湯布院を目指す。鶴見岳と由布岳をはさんで別府とちょうど反対側。アップダウンの激しい500号線と県道を走る。景色はもう四国とは全然違う。なんかすごい雄大。

鶴見岳をバックに。四国から100キロも離れてないのに、こんなに雰囲気違う。

自衛隊の演習場でもある。

由布岳(豊後富士)

ゆふいん駅前で。テレビのロケしてました。

下ん湯。200円混浴。

中はこない感じ。ま〜る見えです。露天のほうは、熱すぎてはいれんかった。

湯布院の町並み。

3つ目の温泉はちょっと南へ直入町の長湯温泉カニ湯。これまた混浴露天丸見え無料温泉。雰囲気は三朝温泉の小さい版みたいな感じ。平日だし誰も入ってないし、観光客も全くいなくてすごく静かでとてもいい。夜になると蛍見ながら入浴という素晴らしい温泉である。そしてしかも、日本一の炭酸泉だそうで、二酸化炭素含有量はバブの7倍という凄さ。入浴感覚も不思議な感じ。

彼方に九重の山並み。

長湯温泉カニ湯。かなりいけてます。

九州入って気づいたのは海沿い以外は台地ってこと。近畿や四国では道は険しい谷底を縫うように走ってるが、九州では台地を乗り越えていく感じで道がある。(今日走った限りでは。)だから、アップダウンが多く、キャノピーは登り20キロ未満、下り70キロを幾度となく繰り返すことになる。

四国や近畿にはない風景である。でっかい火山がある影響でしょう。

夕焼けの九重連山。

盆地にある静かな竹田市を抜けしばらく下り、緒方町の”道の駅原尻の滝”でテント張って就寝。

6日

朝6時起床。まず道の駅すぐそばの”原尻の滝”を見に行く。

原尻の滝。東洋のナイアガラ。溶岩地形だからこそでしょう。

502号線→326号線と進み宇目町。そしてついに初めて足を踏み入れる宮崎県。

ととろバス停。いい雰囲気でした。

延岡から10号線。南へ南へ進む。道沿いがだんだん南国になっていくのが分かる。100キロ弱走り続け宮崎市の手前から一ッ葉道路。原付は30円の高速道路みたいな有料道路。路肩にはハイビスカスが咲いてて、分離帯にはやしの木みたいなのが立っててむっちゃ南国。ていうか南国でむっちゃくちゃ暑い!兎に角暑い。日差しがなんか違う暑さ。とりあえづ、日陰で休みたくなったので宮崎市内に入り、文化公園で更新中。

一ッ葉道路。シーガイアの建物が見えてる。

一ッ葉道路。ハイビスカス。

 

6月9日

 

# 泊まったトコが繋がらんトコばかりだったんで・・・。 

7日

道の駅高岡を6時過ぎに出発。西へ進み小林市を目指す。小林市から県道1号。えびの高原へ。標高1200メートルくらいまでひたすら厳しい登り。200円の市営露天風呂へ。

日本一怪しい公園だそうな。どう怪しいのか怪しい。

市営露天風呂。朝早いし平日なんで俺一人だった。景色もいいし、いい湯でしたよ。

霧島の山々。一番高い韓国岳はもうガスの中。

鹿児島県側の道沿いは至る所で煙沸いててすごい。

鹿児島県に入り霧島スカイラインと名前変わった1号線をひたすら下る。下りはキャノピーでもそれなりに走りを楽しめる。ほとんどメーター振り切りっぱなし。国道223に入り、隼人町まで一気に下る。隼人町はなかなか大きい町で、レッドバロンもあるし南海部品もあった。そういや予備のプラグ持ってなかったので買っておく。10号線を少し走り、国分市から220号線。錦江湾を時計回りに南下して行く。そして桜島。大正時代の噴火で埋まって頭だけ出てるという鳥居を見に行く。

桜島。垂水(たるみず)市に入ったあたりから。

埋没鳥居。

鹿屋(かのや)市からは269号線で本土最南端佐多岬を目指す。佐多町からの県道はアップダウンが多くて大変である。岬手前までは有料道路。原付でも400円とちょい高いがその価値もあると感じる南国らしい素晴らしいワインディング。ちょっと昔の(路面悪かった頃の)南阿波サンラインをもっと南国チックにした感じの道。やしの木みたいなのや赤い花が道沿いにひつこいくらい咲いててとてもきれい。アップダウンの多い道なりも(普通のバイクだと多分)楽しい。駐車場に着いたら最後は遊歩道だがこれも100円の有料遊歩道。5分弱歩きついに本土最南端。天気はいいがややガスが多く、開聞岳、桜島くらいは見えるが、種子島は見えてる気がするくらいしか、屋久島は全く見えず。残念。それにしてもラクガキの多いところである。展望台の階段とか隅から隅までラクガキである。

鹿屋は航空自衛隊の基地があるところ。広い!

開聞岳が微妙に見え始め。

本土最南端の灯台。

ラクガキ多すぎ。

トロピカル!佐多岬ロードパークウェイ。

大きなヤシの木下で

来た道を根占町まで戻り、ここから18時発の南海郵船フェリーで薩摩半島の山川まで1時間の船旅。夕暮れ時で海が美しい!開聞岳がどんどん近づいてくる。

南海郵船フェリーおおすみ5。根占〜山川をいったりきたり。

さようなら、大隈半島。

山川から指宿へ。指宿市内には共同浴場たくさんあるが、どれもこれも見つけにくくてやっと見つけた殿様湯へ。久々のちゃんとした蛇口が有って体洗える温泉だ。と思ったら蛇口から出る湯まで温泉(ほとんど塩水。海近いし)で参った。が、島津家の家紋入りの湯船で殿様気分の入浴でした(笑)。

この日は北上し、喜入の石油備蓄基地そばの道の駅喜入で野宿。

8日

まずは池田湖へ。

池田湖と開聞岳。

そして開聞岳登山の日。これだけ目立ってる開聞岳はやはり登っておかないと。地図で見るとコンパスで描いたかのような見事円錐な山だ。登山口そばのコンビニで食料を揃え2合目までキャノピーで登る。2合目からは頂上まで3.5キロ2時間半らしい。8時に入山。頂上までほとんどジャングルみたいな樹林帯の中。時々見える景色から時計回りに1周位して登ってるのがわかる。ノンストップで登り1時間少々で頂上着。標高は922メートルもあるのでけっこう寒い。てっぺんだけガスっててほとんど展望はなく残念だった。

頂上はこんな感じで特に何もなし。

微かに見えた景色。開聞町の町並み。

1時間半かかって下山(下りのほうが何故かよけ時間かかってる。)後、隣の山川町にある開聞温泉へ。お湯は昨日の殿様湯と似た感じ。蛇口からも温泉なのも同じ。それにしても、面白い温泉だった。農鳥小屋を思い出した(わかりにくい?)。温泉の後は開聞岳をぐるりと回る道へ。まさに南国の道って感じで景色もすばらしくよかった。

ヤシと開聞岳。

町の道はどこもこんな感じ。

開聞温泉入り口。

海がキレイ!

南国風景に映えるオレンジキャノピー。

晴れてきてた!悔しすぎ。

国道226に戻り枕崎へ。270号線で加世田串木野と進む。串木野からは3号線。大動脈の1級国道もこのあたりは空いてて走りやすい。川内(せんだい)市から阿久根市へと進む頃には東シナ海に沈む夕日がイイカンジになってくる。阿久根から389号線で天草方面へ。長島の道の駅で沈む夕日を見送る。道の駅からはすぐそばの青少年旅行村がいいかんじのところだったのでここでテント張る。土曜だというのに他のキャンプ客もおらず、波の音だけを聞きながらテント内で更新。(当然AirH"は入らない。)

枕崎方面から開聞岳。どこから見ても同じカタチ。

吹上浜。東シナ海が広い!

黒之瀬戸大橋。

道の駅長島からサンセット。

ここでテント。

9日

長島から天草の牛深市(熊本県)行きフェリーの始発は7時。6時半に出発で十分間に合う。わずか30分で牛深市。”市”だことだし、AirH"入るだろうし更新しようとしたら市の中心でも繋がらなかった。266号、389号で天草下島を縦断する。五和町の鬼池から長崎の口之津までまたフェリー30分。熊本県は午前中だけで通過してしまう。

崎津の天主堂。漁港の中にこんな立派な建物。

崖っぷちに十字架。不気味な・・・。

案内板でした(^^)。十三仏展望台。

ユメール。名前に惹かれました。強烈な温泉ばかり入ってたんで体中が硫黄臭い。

たまには普通のクアハウスに入らないと。

加津佐や千々石、長崎市を抜け橘湾を周るカタチで野母崎へ。長崎は坂の町で有名なのは知ってたが、本当に坂ばっかり。神戸の比じゃないくらい坂ばかりの街。渋滞の原因に何度もなってしまった。途中軍艦島(端島、島全体が炭鉱で、一時期日本一の人口密度で戦前から10数階建の高層アパートがあるほどだったが、廃坑と共に誰も住まなくなり一気に廃墟だけになったという島。詳しくは検索してみてください。)と夕日の組み合わせの写真取る為、2時間くらい昼寝したりした。

樺島灯台。

夕日と軍艦島。船のように見えますが、島です。

長崎市内の公園で更新中。明日は熊本のほうへ行くか(熊本ほとんど走ってないし)、もう博多まで行って学相とってしまうか考えている。

6月10日

# 福岡学相 #

昨晩は琴海町のパーキングで寝る。206号、202号、35号、3号で佐世保を回って鳥栖、そして福岡県入り。福岡学相もなんか偶然地図見に寄ったコンビニのすぐそばで簡単に見つけれた。

対応も紹介の仕方も神戸とよく似た感じ。しかし、安い!!松山よりもさらに安い!丸一日働いて5000円切ってるのもあって泣きそうに安い!一日7千にもなればかなりイケてるほうにはいるようだ。だいたい時給600円台〜800円くらい。

とりあえづ、これらのなかでもまだマシだった10〜18時6500円を明日から13日までとっておいた。展示場設営の会社の倉庫内作業で、多分神戸でのミワボシと似た感じだろうと思われる。

西海大橋。大村湾唯一の潮の出入り口にかかってる橋。潮の流れがすごいです。渦巻いてる。

武雄温泉。

福岡学相。ビルの一室だ。

”福”もGET!

博多といえば、ラーメンの屋台だが、けっこう巨大なもの。どうやって運んでいるのかというと、、

なんと、ジャイロUPで牽引!

たしかにフラットで低く、そして傾かない荷台がついたコンパクトな車体、そして(原付載せても林道登るという)ジャイロキャノピーと共通の恐ろしく粘り強いエンジンはこういう用途にも最適なのであろう。我がジャイロキャノピー、完敗です。

 

6月14日

# 天神 #

11〜13の3日間、福岡の隣町、粕屋町のサイコー舎でバイト。11、12は倉庫内作業。神戸でミワボシで、ミワボシビル集合ってなってたらたいていのアノ作業である。展示会パネルの皮むき。2日ともひたすら皮むき。なれた作業だし、時間経つのは早いので楽だった。

13は朝6時半集合でどこかに連れて行かれる(車内で寝てたので着いた時日本のドコに俺はいるんだ!?って感触だった。)。建物の中の張り紙とかみて”マリトピア”って結婚式場にいるとわかる。作業はまずタタミひいてパネル組んで布ひいて、、、と東貸(東京貸物社)と全く同じ段取り。16時に終わって6800円だが、往復3時間は寝てただけなんで実働は4時間くらいやから、なかなかよかった。

16時に終わった後、警告灯点きはじめたのでオイル補給。吹けも悪くなり始めたんで、4000キロぶりくらいになるエアクリーナー清掃。その後、天神(福岡の中心)に出かけぶらぶらする。

名物の屋台のラーメンを食いに行く。屋台の大将と話してたらビールからオデンやらおごっていただけた。さすがにラーメンだけで出るのは悪いので焼酎飲んだりしてゆっくり過ごす。雨が降り出してきたし、飲酒運転はまずいんでマンガ喫茶で2時間ほど時間つぶす。22時過ぎに雨も止んだし出発。いろいろお世話になった博多の街を後にし東へ進む。小雨が降りだすがとくに気にならない(あたりまえか。)夜の雨でも車はイイカンジに流れてるようで(80キロ前後?)けっこう怖い。寝るところになるパーキングとか探すが見つからず北九州市内ま(東小倉区)まで来てしまう。朝5時から起きてるし、限界まで眠いので3号線の高架の下で寝た。車少ないし、雨もかからないので以外に快適でよく眠れた。

天神。神戸とは比較にならない大きな街。

御堂筋も真っ青のタクシーの渋滞(中洲)。

こんなところで爆睡してた。

>>NEXT