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Otomo Interview 1981

OTOMO KATSUHIRO Interviews

大友克洋インタビュー 1982 (雑誌、単行本)

週刊プレイボーイ 1982年3月23日号

Weekly Playboy 1982/3/23

ラブコメ全盛だった当時のマンガ界で気を吐いていた若手劇画家(と当時は言われていた)3人、大友克洋、谷口ジロー、かわぐちかいじにスポットを当てた小特集。それぞれのインタビューと略歴、単行本紹介などが掲載されています。大友克洋の部分は約1ページ。当時使っていた地下室の仕事場(「気分はもう戦争」終盤に出てくる)でのインタビューで、「気分はもう戦争」について、ラブコメについて、SF マンガや映画についてが語られています。分量は多くないですが、内容は充実。矢作俊彦の原作では中ソ軍の壮絶な戦闘シーン(双葉社版単行本の p248〜253辺りと思われる)が「原稿用紙に戦車の配置が書いてあって、『以下、筆舌に尽くしがたい!』なんて。」(原文ママ)などというものであったことが明かされています。

シナリオ 1982年4月号

Scenario 1982/4

大友克洋の「RUN」(「SOS 大東京探検隊」収録) を原作とした映画、「シャッフル」について、お互いの作品の構成方法、制作手順等について。大友も実写映画「じゆうを我らに」を撮影していたので、映画の手法など、制作に関わる話題が大半を占めます。また、「SO WHAT」の映画を企画していた山川直人氏が同席しており、その話も多少あります。

スーパーフィクション 1982年11月9日号

Super Fiction 1982/11/9

当時制作中だった「幻魔大戦」と、テレビ放送中だった「スペース・コブラ」の両氏の対談。同誌巻頭は両アニメーションをクロスさせたグラビアになっています。対談はお互いの漫画制作のスタイルの違いや漫画家になった頃の昔話を中心に、酒の勢いもあって盛り上がっています。それぞれの投稿時代の話では、ふたりとも「りぼん」が初投稿であること、大友克洋の最初の投稿作品のタイトルは「ママの誕生日」であること、その他「自分をだました女友達をペテンにかけて殺してしまってあーよかった」というブラックな内容の作品を投稿していたことが語られています。また、映画、CG の話も。

Otomo Interview 1983

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