すべてがFになる
THE PERFECT INSIDER


「ほら、7だけが孤独でしょう?」

「会いたいか、会いたくないか、それが距離を決めるのよ」

「思い出と記憶って、どこが違うか知っている?」

「完全になろうとする不完全さだ・・・・」

「何か冗談でも言おうか?」
「いえ・・・・・聞きたくない」

「人間のプライドです」

「トロイの木馬なのよ」

「死に至る生を恐れているのよ」

「生命なんてバグですものね」

「私には正しい、貴方には正しくない・・・・」

 悲しい・・・・、というには、自分は百年若すぎる


「ただのお醤油じゃないでしょ?これ・・・・」
  
そりゃー、醤油だけじゃないだろうけどねぇ・・・・。純粋培養のお嬢様なのね。

「マカデミアンナッツよりは、ちょっとましかな・・・・」
  
犀川シリーズ初の、意味無しジョークでございました。

「先生・・・・、それはマラカスです」
  
マリンバとマラカス。似ているようで、大きく違う。



あえて、誰のどこのセリフかは書きませんでした。 私の胸を打った言葉だけを、抜粋。下の方は、おもしろかった台詞を。 一応、出てきている順番に書いております。上のセリフに対するコメントは書きませんでした。 そんな、つまらないものはいらないでしょう(笑)読めば、わかります。(偉そう) 「F」の名シーンってのはたくさんあって、どれか一つなんて選べませんが、いくつか選ぶとすれば、四季が出てきている シーン全部でしょうね。萌絵と四季が最初に会話するシーン。犀川先生と四季が会話するシーン。 全部、ものすごく大切。 萌絵が、忘れていた、両親が亡くなった時のこと。 ワンピースを独りで洗う、女の子。 直接的な描写はなかったけれど、一番印象的なエピソードでした。 この話しは、SFっぽいですが、今はもっと科学は進んでますね。あの手の平をプレートにあてて、 ドアを開けるシステムも、今では角膜の照合になってますからねー。そしたら、両手にいっぱい荷物を持っていても、 大丈夫でございます。 ほんとに、科学の進歩はすごい。 これだけどんどんSFみたいなことが実現してくると、本当にはるかな高みの天才がいるんじゃないかって 思ってしまいますね。 森博嗣の天才論はとても興味があります。
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