特急「サンダーバード」増発のために製造された交直流特急電車で、６両の基本編成と３両の増結編成があります。増結編成は681系と異なり、両先頭車とも貫通タイプとなっており、増結編成２本を増結して12両での運用もできるようになっています。写真は基本編成の非貫通型先頭車です（写真　河川さん提供）。

「スーパー雷鳥」用の交直流特急車として登場した車両で、のちに北越急行ほくほく線経由の特急「はくたか」にも投入されました。「スーパー雷鳥」はのちにこの車両の愛称「サンダーバード」に列車名が変更されています。683系との併結運用も行われています。写真はほくほく線十日町駅を通過する「はくたか」で、北越急行も色違いの同型車を保有しています。

関空へのアクセス特急、「はるか」に使用される特急型車両です。この列車は関空〜京都を直通するために梅田付近では貨物線を走行します。

紀州への特急「くろしお」に使用される振子式特急車両です。塗色がＪＲ西日本の最近の特急車の塗分けに変更されています。左写真は展望グリーン車の先頭車です。
（左写真　河川さん提供）

山陰線の電化区間延伸に伴い丹後への特急に681系の投入で余剰となった485系をリニューアルし、交流機器を外して183系化して投入しています。これに伴い、「あさしお」などの特急が消滅しました。