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 都営地下鉄の車両

 

 5300系

 

都営5300系

浅草線用の車両として在来の5000型と置き換えるために登場しました。浅草線では相互直通運転が活発に行われているため、京急、京成、北総・公団の各社の 広い範囲でこの車両をみる事が出来ます。羽田、成田の両空港を結ぶ「エアポート快特」で運用される姿も見られ、その間合いで京成上野でもこの車両の姿が見られます。

 

 5000系

 

都営5000系

都営地下鉄が初めて開通したときに登場した車両で、浅草線で使用され、京成、京急、北総・公団線にも 乗り入れていました。最後に増備された車両はステンレス製となり、5200型ともいわれます。 現在は5200型8連1本以外全車廃車されています。写真は開業2日目の北総新鎌ヶ谷駅に進入するところです。前面かぶりつき組が多くいるのはそのせいです。



都営5200型

こちらがステンレス車体で製造された、通称5200型です。6連2本が製造されましたが、編成が組み替えられて現在は8連1本のみの在籍です。

 

 6300系

 

都営6300系

三田線用の新型車として登場、東急目黒線への直通に備えて ATOやワンマン運転設備が搭載されています。初期の車両の車内には一部にクロスシートが設置されています。JR東日本209系のように、ステンレス車でありながら外板にはビードが1本もありません。

 

 6000系

 

都営6000系

三田線で使用されていた20m車です。東急目黒線との直通運転にそなえて後継の6300系が増備され、1999年11月に全車引退しました。熊本電気鉄道、秩父鉄道に譲渡されたほか、インドネシアに売却された車両もあります。

 

 10-000系

 

都営10-000系 都営10-000系最終増備車

都営10-000系試作車

新宿線用の車両で、京王線にも直通しています。新宿線は京王線への直通のため珍しい1372mmの軌間を採用しています。新宿線では平日日中には線内で急行の運転をしています。最後に増備された車両は右上写真のようなスタイルに変更されています。下の写真は10系の試作車で、量産車と比べると前面デザインが異なっています。この試作車は当初三田線で運用されていましたが、新宿線開業で新宿線に転属しています。

 

 12-000系

 

都営12-000系1次車 都営12-000系2次車

大江戸線用に登場したリニアモーター式地下鉄です。2本のレールの間に敷かれた
電磁石の力によって走行します。新宿延伸時に増備された車両は
マイナーチェンジされました(右写真)。大江戸線は2000年4月の国立競技場までの延伸まで
暫定的に地下鉄の計画番号「12号線」をそのまま名乗っていました。

 

新京成8000型旧色
大江戸線用12-000系試作車です。大江戸のリニアモーター式地下鉄の試験のために製造され、
軌間が同じ都営浅草線馬込検車区で試運転が行われました。大江戸線開業時に営業運転に投入される
ことなく廃車、現在は豊島区の千早フラワー公園内で集会所等として活用されています。

 

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