東京都交通局(都営地下鉄・都電荒川線)

http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/

営業キロ

地下鉄109.0 km

都電12.2km

軌 間

浅草線・大江戸線 1435mm

三田線 1067 mm

新宿線・荒川線 1372mm

架線電圧
1500 V

創業年
1960(昭和35)年

東京の地下鉄は営団が一括して引き受けていましたが、新線建設が遅れていたこともあって、昭和31年の都市交通審議会で「1日も早く交通緩和を実現するためには営団以外のものに緊密な連係のもとなら(地下鉄を)建設させてもよい」という答申をうけて東京都交通局も地下鉄建設をすることとなりました。
最初に浅草線が開通しましたが、最初の区間は隅田川の下をトンネルで抜けるという区間で、地下鉄工事の経験のない都交通局にできるか危ぶむ声もあったのですが、見事に完成させ、現在、京急、京成、北総、住都公団の4社の多種多様な車両が走る路線となっています。
三田線は、当初東武、東急との直通運転が計画されていましたが実現せず、2000(平成12)年9月から営団南北線と共に東急目黒線との直通運転が始められています。また、新宿線は昭和55年から京王線と直通運転をおこなっています。
大江戸線は第二の山手線ともいうべき環状地下鉄で、2000(平成12)年12月12日に全線が開業。40.7kmという東京の地下鉄で最長の路線を持つ地下鉄となりました。
一方都電は旧王子電軌を都が買収した、早稲田〜三ノ輪橋間の荒川線1路線のみが残っています。この路線が残ったのは、路面を走る区間がすくなかったことが大きな理由です。設備は一新されており、路面電車の見直しの一つのきっかけとなっています。

国立競技場駅の12-000系
4/20開業した国立競技場駅を発車する大江戸線電車

 

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