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 大阪市交通局

http://www.kotsu.city.osaka.jp/

日本で2番目の地下鉄として昭和8年開業。開業当初から大阪市の直営となっていました。導入を決定した当時の市長、関一氏は大変な先見の明の持ち主で、開業当初は1両のみの運転だったにもかかわらず、列車が8両になった近年まで、増築を必要としないほどの設備を建設しました。御堂筋線の梅田や淀屋橋駅で見られるドーム型の高い天井は一見の価値あり。

大阪地下鉄21系
20系

阪急と直通運転している堺筋線、リニアモーター地下鉄長堀鶴見緑地線を除く
各線に投入されている新型車両で、初めのころの20系はデザインも異なっていました。
現在は新20系といわれるバージョンが各線に入っています。写真は御堂筋線に
投入されている新20系車両で、21系とも呼ばれます(ちなみに谷町線のが22系、
四つ橋線が23系、中央線が24系、千日前線が25系)が21〜25系の
すべてをひっくるめて20系と局内では呼んでいます。



大阪地下鉄66系
66系

堺筋線は阪急と直通運転するために、他の大阪地下鉄と異なり、架空電車線方式を
とっているため、他線の20系に対してこの66系が投入されています。



大阪地下鉄70系
70系

「花博」に合わせて開業した地下鉄「長堀鶴見緑地線」(開業当初は鶴見緑地線)
用に登場した日本初の鉄車輪式リニアモーター地下鉄車両です。
リニアモーター式のため、車両は他線と比べ小型となっています。



大阪地下鉄10系
10系

路線毎に車両を区別しないで各線に同型の車両を投入する大阪地下鉄にあって
この10系は珍しく御堂筋線にのみ使用されている車両です。18m車体ながら
4扉の車体となっており、御堂筋線の混雑に対応しています。
大阪地下鉄初のチョッパ制御車両で、第三軌条式ながら冷房も搭載。後にVVVF改造も行われた車両も
登場しています。試作車が1本あります。

 

 北大阪急行電鉄

 

1970年の万国博覧会会場へのアクセスとして、万博終了後は千里ニュータウンへの路線として建設された鉄道。御堂筋線江坂から延伸されたような形で路線をもっており、ほぼ全列車が御堂筋線と直通運転しています。

北急8000系
8000系

従来の7000系を置き換えるために登場した新車両で、内装は阪急の影響を受けたのか、
木目模様の化粧板を使用しています。VVVFインバータ制御を採用、御堂筋線と直通運転しています。

 

 京都市交通局

http://www.city.kyoto.jp/kotsu/main.htm

道路事情の悪化に伴い昭和53年に廃止された路面電車に変わって昭和56年、烏丸通の地下に烏丸線が開業しました。路線はその後南北に延伸され、現在は竹田から近鉄京都線と直通運転しています。東西線はワンマン運転で、各駅にホームドアを採用。一部路線の重なる京阪京津線は御陵〜三条間を廃止して、東西線に乗り入れています。

京都地下鉄10系
10系

京都地下鉄開業当初から使用されているチョッパ制御のアルミ製車両。
写真は初期ロットの車両で第10編成からマイナーチェンジされています。烏丸線で使用。
最近開通した東西線は京阪京津線に合わせて小型の50系が使用されています。

 

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