京介の果てしないひとりごと


Vol.26 2004 6/21

  あえて、こういうネタに挑んでみる。偉そうに言える立場ではないけれども、いろんなとこで意見を見て、俺なりに思った事をつらつらと。いつものごとく、脱線しまくりの文章になるだろうと思われますが(苦笑)。

  小学6年の女児が、同級生をカッターナイフで斬って殺したという事件。各種報道によると、加害少女は、バトロワファンで、オリバト(自作バトロワ)小説も書いていたそうで…。同じファンとしては、悲しいとこもあるけど、そりゃ、残酷な表現等あるのは認めざるをえない。しかし、そこは有名税というか、もし、それ以上に残酷な表現のある小説等を読んでいたとしても、報道に上がるのは恐らくバトロワなんだろう。そしてバッシングされる。でも、ちゃんとしたファンなら知っている。以前ひとりごとでバトロワをネタにした時にも書いたけど、殺戮を奨励するような話では決してなく、登場人物の青春を描いた作品であることを。

  親の教育が、学校の教育が、なんて話にも当然なりますけど…今の時代、それも難しいんじゃないかと。ある程度の年頃になったら誰だって、心に闇は持ってると思う。俺が子供の頃に比べたら、情報社会は信じられないくらい進歩してしまったわけで、今は子供の頃から得る情報っていうのも、格段に増加しているんじゃないかと思うし、それだけ、心に闇が芽生えるのが早くなっているんじゃないか?って思うんです。親の知らない所で、子供はどんどん情報を吸収してる。早熟…って言い方はちょっと違うかもしれないけど。もちろん、これが全てってわけじゃない。俺には子供はいないけど、もしできたら、出来る限り子供に歩み寄れる親でいたいなと思う。今の社会、親だって大変なんだろうけど…。言えるのは自分達が生きてきた時代と、子供達が生きてきた時代は違うということ。自分達の時代には当たり前じゃなかった事が、今の時代に生きる子供達にとっては当たり前になっている。逆もあるかもしれない。そういう事をちゃんと考えていかないといけないかなと思ったりします。俺は田舎育ちだから、子供の頃にあったのは、山と海だけだったし(笑)。すごくシンプルだった。今は…きっといろんなモノがあふれてて、選ぶ労力が心を削っていくのではないのでしょうか?子供だけに限った話じゃないかもしれないけど。

  世の中にあふれる情報。事実もあれば、虚偽だってある。その中から真実を見極める力が欲しい。俺、そういう能力には乏しいみたいだから(苦笑)。選び取る事。自分の感性だったり、人や情報からの影響だったり。理由は様々だろうけど、それが自分を形成していく。でもなんだかんだ言っても、今まで選んできたものに対する後悔って、ほとんどしてない気がするんだけど(笑)俺の場合、気に入ったものは、たいてい気に入ったまんまで続いてる。飽きっぽくないんだね。信じたものはずっと信じていたい。裏切られても気付いてない(爆)。なんか宗教にのめりこむ感覚ってこういうもんなんかなぁ(笑)。好きなモノは好きと言える気持ち抱きしめてたい(笑)。でも人生に関しては…後悔しっぱなしかな(苦笑)。

  やはり大いに脱線した感はありますが…でも本当に難しい。現代社会への警鐘…ってつもりはサラサラないし、思ってる事書いただけだけど。でも、わざわざここに書くくらいだから、相当考えさせられた事は確か。これからの時代を作っていくのは、若い世代が中心だろうけど、それを育てるのはその上の世代なんだから、結局みんなが頑張っていかないといけないって事、かな。これでちゃんとオチになってるんだろうか…


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