京介の果てしないひとりごと


Vol.28 2004 8/7

  世の通信手段は、この10数年で驚くほど発達し、中学生(小学生でもか?)も普通に携帯電話を持っているこの時代。少なくとも、俺が高校生だったたかだか10年前には考えられなかったもんなぁ。「メール」という言葉の世間的な意味が、普通の手紙→PCの電子メール→携帯メール、にあっと言う間に変遷していった。今や携帯メールは、当たり前のコミュニケーションツール。でも、こんな時代だからこそ、手書きの良さってものも忘れちゃいけないよなって思うわけで。

  今の10代の若者で、交換日記してる人って…いるのかな?や、今回のネタのきっかけが、小5か小6の時だったか、交換日記してたの思い出した事なんで。まぁ今ならメールのやりとりで済むような事なんだろうけど…。でも、そんな簡素なものではなく、1日の思いを込めるって感じがすごくいいんじゃないかなって。前回ネタから続くけど「世界の中心〜」でも、サクと亜紀は、お互いテープにメッセージを吹き込んで、それを交換してて。これもある種の交換日記だよね。

  高校2、3年の頃、担任の先生(この人も恩師だ)のある意味趣味(笑)で、日直が自由に記入するノートがあって。みんなほんま好き放題色々書いてたのね。俺も、授業そっちのけで(おい)書いてたりして。で、学年末に先生がベストセレクションとして、自費(!)で印刷・製本してみんなに渡して。いや、実際は先生作の学級日誌総集編なんだけど、3年の時のやつは、日直ノートセレクションの方が全体の2/3くらい占めてて(笑)。見返すと…こいつらほんまに高3か?と思うようなバカオンパレードで(爆)もちろんいい意味でね。おもろいクラスやったなぁって、ほんま思う。

  手書きの方が、個性も出そうな気するしね。別に、メールを否定してるわけじゃないんだけど。そりゃ俺だってやってるしねぇ(笑)。だったら、これも手書きで書いて画像ファイルにしろって話ですわな(爆)。どっちにしても、文に込める思いが一番大事なんだろうし。でもまぁ、そんな時代を生きてきた俺から言えば、若者よ、ペンを握れと(笑)。

  さて、交換日記してたって書いたけど…男4人でです(爆)。しかも「風林火山」ってグループ名まであった(爆)。謎の交換日記ユニット「風林火山」(爆)。たぶん、当時大河ドラマで武田信玄やってたんじゃないかなぁ。もしくはキン肉マンの48の殺人技の1つ(笑)。4人それぞれが、その一文字の名で書いてて。クラスで一番足が速かった”風”(笑)。勝ち気な”火”(笑)。ガタイが良かった”山”(笑)。そして、”静かなる事林の如く”…俺です(笑)。まぁくだらん事ばっか書いてて。だって小学生だもの(笑)。1ヶ月も続かなかった…かな(爆)。たぶん実家の机に今でもノートは眠ってるんじゃないかと思うのだが。で、この「風林火山」の名だけ俺の頭の中で一人歩きして、中学時代

風林火山 1st Album『推参』 Now On Sale!

  …なんてアホな事考えてました(爆)。今考えると、こんなバンド名でこんなアルバムタイトル…80年代だよなぁ(笑)。でももしバンド組んだらどんなバンド名にするかとか、今でも時々考えたりしてる(笑)。曲はないんだけど、曲名だけ考えたりとかね。…俺の思考回路は、中学時代から変わってないのか(苦笑)。

  って、前半けっこうマジメに書いてたのに、こんなオチかい(笑)。てゆーか、最初はこのオチを前面に押し出すつもりやったんですわ。バカネタを書きたかった(笑)。ところが、考えてるうちにけっこうマジな話になってしまった(笑)。高校の話なんて、書き始めてから思い出して付け加えてるし。ま、こういう部分が俺っぽいかなって、強引に納得させてみる(笑)。


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