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1999年も冬に近づく頃、雑踏を歩く私の目に飛び込んできたのは「パブS」の高級そうに見える看板。その日、少し飲みたい気分もあり、ふらふらとつい店に入ってしまいました。日頃、水系はプロの方々ばかりかと思っていた私の席に着いた子は24歳という昼はOLをやっているという子で、中々いい感じ。日も浅いということもあり、何とも初々しい(私が知らなかっただけで、最近は一般の子が働いているケースも多いようですね)。それなりに会話も弾み楽しいひと時、だけど、ハイそれでおしまい。
でもでも、それなら前から気になっている「フィリピン・パブ」というのはこれのフィリピンもんかな、などと類推し、はやる気持ちが湧いて来たのでありました。
日を改め、蒲田(私の活動範囲)に出た時、狙いを定めた店の前を小心さ故、3往復。行ったり来たりした後、呼び込みの人の言葉に押されるように遂に入ってしまったのでありました。店内はスナックを広くしたぐらいで少し暗め、カラオケの音が座る場所によりややうるさい。そこで、私の席に着いた子は29歳のアクティブな美人。ユニバーシティのケミカルを卒業後、来ているとの事(フィリピンでは仕事がなかなか無いそうですネ)。話も30分ぐらいした頃、突然、付き合って欲しいと言われ唖然。こんな事ってあんまり無いからネ(偶然気に入られたのか、何かの事情が有るのか、はた又、みんなに言っているのか?)、兎に角、予想外の言葉にクラッシュ。何てことだ。そんな訳で、そこからフィリピン日記が始まるのでありました。それでは、はいスタート。
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